風しんが流行中

全国的に風しんが流行し始めています。風しんは一度、風しんウイルスに感染すると免疫ができて、次回からは風しんウイルスに抗体がつきます。でも赤ちゃんは風しんに未感染なので接種期間が始まったら早めに予防接種を受けてください。

赤ちゃんの風しん症状

赤ちゃんと風しん風しんの初期症状について紹介します。もしも、風邪のような症状がある時はチェックしてください。ただし、誰にでもこれらの症状が現れるわけではありません。無症状や、症状が軽くて風しんだと気がつかないケースもあります。

・微熱やかるい発熱があった。
・体が疲れて倦怠感がある。
・鼻水や咳きが出る。
・目が赤く充血する。
・淡くて赤い発疹が体全体に広がる。
・首後ろからリンパ節が腫れる。
・食欲がなくミルクも少ない。
・泣き声に元気がない。

はしかと似ているので混同しがちですが、風しんの症状なら発熱と赤い発疹は同時に現れやすいことが特徴です。もしも発熱後、何日かたってからの発疹ならば別の病期も考えられます。

赤ちゃんにとって風しんウイルスは、リンパ節の腫れや発熱など辛いものですが、なにより体力が低下してしまうことが心配です。

顔色が悪かったり、泣き声に元気がない時は急激な体力低下が疑われます。食欲がなく排尿・排便が少なくなったら水分不足で脱水症状も考えられます。

風しんは怖い病気なの?

風しんの怖いところは、治療で特効薬が発見されていないところです。風しんウイルスに感染したら、症状を緩和させる対処療法しかありません。

大人ならば体力や精神力で乗り切ってしまいたいところですが、赤ちゃんはそうもいきません。風しんをきっかけに、もっと体調が悪化することが心配です。

予防接種で風しん対策

風しんの予防接種風しんを防ぐには、予防接種を受けることがおすすめです。赤ちゃんの場合は定期接種の大1回目が、満1歳からです。忘れないように「1歳のお誕生日がきたら風しん予防接種」と考えている家庭が多いようです。

第2期は5~7歳未満の小学校入学前1年間が目安です。幼稚園でいう「年長さん」の年ですね。

現在、風しんウイルスの予防接種は国で定められている定期接種なので費用は公費負担となります。だからママは、接種期間内に受けることができるように努めてください。あまり接種期間から外れてしまうと、自己負担になることもあります。

風しんの流行時は予防接種に訪れる人も増えるので、もうすぐ1歳になる赤ちゃんがいる家庭では、小児科などかかりつけ医に前もって予約を入れるなど相談しておくと安心です。

丸予防接種についてはこちらで詳しく説明しています→

ママができる風しん対策

離乳食ママが赤ちゃんのために実行したい風しん対策を3点、わかりやすく紹介します。

1つ目は、予防接種を受けても人ごみや流行している場所に近づかないことです。根本的な風しん対策として「感染しそうな場所」から離れることをおすすめします。

特に1歳未満で風しんの予防接種が受けることのできない月齢の赤ちゃんは、お出掛け先や出掛ける時間を調節してあげましょう。

2つ目は、家族や周囲も風しんの予防接種を受けて予防に努めることです。風しんの予防接種は、1歳の誕生日をタイミングにする家庭が多いので「赤ちゃんが接種するもの」と思われがちですが、大人も予防接種を受けることができます。

最後に3つ目は規則正しい生活習慣です。もしも、風しんウイルスに感染しても普段から体力がついていれば、赤ちゃん自身も症状に立ち向かうパワーがあります。でも、毎日寝不足や不規則な食生活で栄養が偏ってばかりではパワーが出ません。これは家族全員で頑張ってほしいことです。

そんなに難しいことではないものの。こうした風しん対策を実行して赤ちゃんを守ってあげられるのは、ママや周囲の家族です。今日から、この3点を頭の隅において風しん対策を考えてみてください。

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