赤ちゃんの熱中症

熱中症になりやすい環境にいませんか?赤ちゃんが熱中症になりやすい条件を説明します。熱中症は日射しの強さだけが原因ではありません。温度や湿度、不快環境が増えると熱中症になる可能性が高くなります。

当てはまる項目が多いときは要注意です。赤ちゃんが快適に過ごせているのか、再確認しましょう。

熱中症の原因

食事・水分補給が足りない

赤ちゃん水分不足や食事量の少なさでは、大人がなんとか我慢できる状態でも、赤ちゃんはすでに危険状態だと考えてください。

赤ちゃんは体の80%近くが水分です。つまり、水分が足りなくなると、急速に体力が衰えてしまいます。

顔色や唇の色が悪くなったら、体調悪化のサインです。体温を確認してください。唇がカサカサ乾いてきたら水分不足が目立っています。放置すると熱中症になることが心配です。

ぐったり、声がでない、泣き声が聞こえないときは脱水症状がすすんでいるので早急に受診してください。

不規則な睡眠、お昼寝をしていない

赤ちゃんが、夏の高温高湿で眠りにくくなると、睡眠時間が減少することがあります。忙しく外出を繰り返していると、疲労がたまるので睡眠不足が解消されにくくなります。

暑くてお昼寝も短時間で目覚めてしまい、疲労回復が解消されにくくなるケースもあります。

普段よりも睡眠時間が少なく、眠ってもすぐに不機嫌で起きてしまうときは、熱中症になりやすい不快環境の可能性があります。

寝不足や浅い眠りで不機嫌なうちは、まだ軽度です。本当に重症になると、泣き声や表情にも表わせないほどグッタリします。

環境

直射日光のあたる場所

熱中症直射日光のあたる場所は、その部分だけ高温になりがちです。例えば、エアコンで涼しい部屋でも、直射日光のあたる窓辺だけは温度が高めになりがちです。

同じように、明るい場所で日向ぼっこのつもりで、赤ちゃんを直射日光のあたる場所に座らせたり寝かせていると、太陽光で赤ちゃんの体は暑くなってしまいます。

赤ちゃんは自分で体温調節をしたり、服を着脱して調節することができません。

ベビーカーも要注意です。日射しがあたり続けると、顔をそむけてお昼寝をしているのか、暑さでぐったりしているのか判断しにくいこともあります。

こまめに赤ちゃんの表情や腕・足を触って変化がないかチェックする必要があります。

風が弱く換気していない

熱中症になりやすい環境の1つに、空気の流れの悪さが挙げられます。

室内・外に関わらず風の弱い日は、体温調節が難しくなります。

さらに換気をしていない場所では、熱くなった空気がこもってしまい室内全体が高温になります。わかりやすい例では、車に乗っているときにエアコンを効かせるために窓を閉めますね。でも、エアコンをきったら冷気が継続するのかというと、そうでもありません。

車内でエアコンを切って、窓を閉めた状態にし続けていると、日射しによって蒸し風呂のように急激に車内が暑くなっていきます。エアコンで作っていた風邪の流れが止まり、窓もしめているので空気が循環されないことが原因の1つです。

湿度が高い

熱中症と聞くと、温度ばかりが気になりますが湿度も大切なポイントです。湿度が高いと熱中症になりやすい環境になってしまうのです。

湿度の高さは、密閉状態や直射日光の有無にも影響されます。つまり、他の気をつけたいポイントが解消されないと湿度が高くなる可能性があるのです。

湿度がたかく不快症状を感じたら、熱中症になりやすい環境が改善されていないと考えてください。

気象条件

急に高温になった

急に高温になった日や、涼しいところに長居してから日射しの強い場所に移動したときは熱中症に気をつけてください。

赤ちゃんは体温調節が上手にできません。気温があがれば体温も上がりがちです。前日が涼しい気温だったり、涼しい室内でずっと過ごしていた場合、赤ちゃんは急な気温変化に体力を消耗します。

急に暑い場所に移動したときは、一気に水分が失われやすいので注意が必要です。その変化が急激だと体がついていけずに、水分補給が間に合わなかったり、元気がなくなってしまいます。

熱帯夜

熱帯夜は保護者や、赤ちゃんの周囲の人に気をつけてほしい状況です。大人でも寝苦しくなったり、のどが渇いて夜中に目覚めてしまうのが熱帯夜です。

赤ちゃんも同じように不快感から眠りが浅くなったり、水分補給を必要としています。高温や湿度が追い打ちをかけて、体力も消耗します。深夜に赤ちゃんが1人で苦しまないように注意してください。

基本的に熱帯夜と呼ばれるのは、夕方から翌朝までの最低気温が25度以上のときを指します。最高気温ではなく、最低気温が25度ですから、最高気温が30度を超える寝苦しい夜もあります。

セットで気をつけたいのは、赤ちゃんは汗っかきという特徴です。赤ちゃんは熱帯夜に、背中や首まわりに大量の汗をかいて体温調節をします。しかし、濡れた状態で放っておくと今度は、明け方の気温が下がる時間帯に体を冷やしすぎます。翌日はこのような変化で、体力を失っている恐れがあります。

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