車内の熱中症に注意

エンジンをきった車内の暑さを知っていますか?赤ちゃんの熱中症で問題視されている車内トラブルについて、保護者に気をつけてほしいポイントと予防対策について。

毎年おこる赤ちゃんの熱中症トラブル

熱中症赤ちゃんが熱中症で重症におちいったり、命の危険にさらされるトラブルが毎年おこっています。ニュースにも取り上げられているのに、どうして、このようなトラブルが毎年おこるのでしょうか?

車内で赤ちゃんが熱中症におちいる理由の多くは、周囲の保護者の不注意です。

赤ちゃんは日射しの強い方向に顔を向けたまま動けないこともあるのです。日当たり、体温調節など全てにおいて保護者がチェックする必要があると考えてください。

夏日の車内温度はどれくらい?

外よりも高温

直射日光のあたる駐車場に置かれた車の中は、外よりも密閉されて高温になっています。

夏の車内温度は、外が30度以上のときは、もっと高温だと考えてください。30度でも外歩くと火照るのに、それ以上ですから大人だって我慢できません。

例えば気温30度以上の日、エアコンを止めた状態の車内温度は、50~60度にまで上がります。そんな室温ではすぐに脱水症状になってしまいます。

エアコン効果は長持ちしない

熱中症

エアコンを強くかけておけば、エンジンを止めてもしばらくは涼しいと思っていませんか?実際は数分で30度近くに上昇する危険があります。窓を空けていても、さほど安全面では変わりません。

エアコンを止めた時点では気にならないかもしれませんが、ダッシュボードはかなり高温です。実はエアコンに左右されずに日射しを浴びているので、エアコンを止めるとダッシュボードからの放熱で車内温度ははやく高温になります。

涼しいのはエアコンをつけているときだけだと考えましょう。車で買い物にでかけることの多い家庭には、ほんちょっとの買い物でも、エンジンを切った車内はすぐに温度上昇があると知ってほしいです。

子どもだけで残さない

内側ロックの危険性

数分の買い物なら、小さなお兄ちゃんお姉ちゃんに赤ちゃんを任せることもあるようです。しかし、車内ではとても危険です。

赤ちゃんにとっては付き添いになりますが、小さな子どもは内側からドアや窓をロックする可能性があります。

実際、車内の子どもが内側からロックしてしまい、保護者では対処できずにロードサービスやJAFを呼んだケースもあります。

ロックしている間にも、車内はどんどん気温が上がります。体温の高い乳幼児だけなら湿度も高くなる可能性大です。

聞きわけのよいお兄ちゃんお姉ちゃんでも、親が話しかけても暑さで元気がなかったり、話が伝わらない、パニックに陥ることも充分考えられるので気をつけてください。

エンジンをつけたままの事故

車のエンジンをかけたままエアコンもつけて車内に残す方法はどうかというと、これも危険です。まず子どもは、親がいないことで不安になって思いもよらない行動を起こす場合があります。ギアを動かしたり、車を作動させる可能性はゼロではありません。

もしも子どもが誤ってギアを入れ替えてしまったら、すぐにハンドル下にもぐってブレーキを踏むのは大変困難なことです。間違って、となりのアクセルを踏んでしまったら更に危険です。運転免許の取得できない年齢の子どもに、このような対処方法を求めることもできません。

また、赤ちゃんが窓からの日射しを浴び続けて不調になることもあります。大人なら移動させたり水分補給など、早急な対応を考えますが、小さな子どもにはなす術がありません。こうした対処方法を子どもに求めることも避けてください。

窓際と直射日光

車内の赤ちゃんや子ども置き去りばかりが、熱中症の原因ではありません。保護者がそばにいても、熱中症の危険が考えられるレベルに達するケースがあります。ポイントは、窓際と直射日光です。

車の窓際は、直射日光が当たりやすくベビーシートで寝ている赤ちゃんには、常に直射日光が当たります。どんなにエアコンで車内が涼しくても、直射日光のあたる場所は高温になるので心配です。

赤ちゃんの顔が火照っていたり、泣き声が聞こえずぐったりしているときは肌を触ってください。直射日光によって脱水症状が進んでいる危険があります。

赤ちゃんは苦しさも限界を超えると、泣いたり表情であらわすことすらできなくなるのです。

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