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0歳赤ちゃんの防寒アイテムOK.NG

新生児を含む0歳の赤ちゃんの防寒対策について、おすすめしたいことと、気をつけてほしいことをアイテム別にわかりやすく解説します。

激しくなく赤ちゃん

2020/12/23

新生児を含む0歳の赤ちゃんの防寒対策について、おすすめしたいことと、気をつけてほしいことをアイテム別にわかりやすく解説します。手袋は必要か、湯たんぽは使って良いのか、カイロの使用など。

新生児から手袋は必要?

0歳の赤ちゃんに手袋やミトンはOK。でも、新生児から手袋やミトンは必要とまではいきません。防寒以外にも役立つので、必要に応じて使っていきましょう。

なんでも口に入れてしまう低月齢では、手袋のニットを濡らしたり毛が口に入るので新生児にニットはNG。綿のミトンが手袋代わりになります。

寒い季節は赤ちゃんの手の平や指が、びっくりするくらい冷たくなることがあります。そんな時は手袋やミトンが赤ちゃんの体温低下を予防します。特に指先は、よだれで濡れていると、通常よりもはやく肌表面が冷やされます。

同時に心配なのは、汗っかきな赤ちゃんの手指が手袋やミトンによって蒸した状態になることです。濡れたままの手指が、手袋やミトンによって密閉され続けると、長風呂のあとのように皮膚がふやけてしまうのです。

皮膚がふやけた状態のままでいると、防寒が必要な寒い季節は、しもやけになる可能性があります。しもやけになると皮膚は真っ赤になって痒みや不快感が続きます。

肌を冷やしたり、外出時の寒さを我慢させたくはないけれど、よだれや汗で濡れてしまった肌を、しもやけにもさせたくないのがママの本音です。

防寒対策として手袋やミトンを使用するときは、本当に必要な移動時などに限定して使用してみましょう。暖かい室内にはいったら、手袋を外して湿った手指を乾燥させるのがコツです。

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マフラーは安全?

0歳の赤ちゃんにマフラーはNGです。最近のベビー服はとってもおしゃれだから、0歳から使用できるマフラーもありますが、安全面では100%おすすめできないのでNGとします。

0歳の赤ちゃんは自分で思うようにマフラーを整えることが困難です。いつの間にか、窮屈で首が苦しい巻きかたになってしまったり、ベビーカーなど周囲に引っかかったり、引っ張られることも危険です。

例えば写真を撮るときに、小物として撮影中だけマフラーを巻きたいときは、短時間でもママが絶対に見ていてください。家庭でも、家族のマフラーで遊ばないように気をつけましょう。

湯たんぽは使っていい?

湯たんぽを使ってベビーベッドを温めるのは大丈夫です。でも、赤ちゃんの体にピッタリくっつけるのはNG。あくまでも赤ちゃんの使用するものを温めて、間接的に赤ちゃんの防寒対策に活用します。

カバーをしている湯たんぽや、肌に触れてもヤケドの心配のない湯たんぽがありますが、これは大人向けに作られています。もしも使用するならベビー専用の湯たんぽをおすすめします。ベビー専用の湯たんぽは、ベビー用品を取り扱っている企業からも発売されているので、チェックしてください。

湯たんぽと聞くと古いイメージがあるかもしれませんが、布団を温めることに関しては空気を乾燥させずに徐々に優しく温める効果が魅力的です。

でも布団が温まったら必ず取り出して、長時間使用の低温ヤケドには注意してください。ベビー専用とはいっても熱湯を使用するので注ぎ口のキャップ確認、赤ちゃんが触っておもちゃにしないように気をつけましょう。

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カイロ持たせていい?

カイロは携帯できるし、必要なときから温めることができるので便利ですが、赤ちゃんに持たせるのはNGです。

ホッカイロは本体が急速に発熱するのが特徴です。使い捨てカイロの多くの成分は鉄の粉です。よく聞く発熱の原理は、鉄の成分が酸素に触れたとき(鉄が錆びるとき)の化学反応による発熱効果を利用すると言うものです。ただ、鉄と酸素があれば発熱するわけではありません。

鉄が活性炭(かっせいたん)などのサポートで酸素と結び付くことで、酸化鉄に変化します。このときに発熱効果があるそうです。そう考えると、不織布など成分が直接触れないように袋には入っているものの、赤ちゃんには触らせたくない原材料です。

使い捨てカイロの注意書きを見ると、最高温度も記載されています。高いものだと65~70度など。これは、ちょっと熱めの温泉湯とはわけが違います。実際に触れたら熱湯を触るようなものです。

だから赤ちゃんの肌にカイロをあてるのも心配です。急速に温める必要がある緊急事態をのぞいては、普段の生活では違ったもので温めるようにします。

赤ちゃんの手で持ちやすいので、おもちゃにしないように気をつけてください。先に説明した成分を考えると、使用後の冷たいカイロも、赤ちゃんに持たせることは避けましょう。

充電式のエコカイロは、デザインも色も豊富です。表面も赤ちゃんが触れても表面はアルミや樹脂なので、使い捨てカイロのように粉が出てくることはありません。でも逆に、見た目はプラスティックのおもちゃのようです。

充電式エコカイロはマイコン制御で低温やけどを防いだり、表面が熱くなりすぎない商品が便利です。そうはいっても、赤ちゃんだけで扱うことは避けましょう。

ホットカーペットでお昼寝できる?

ホットカーペットの上で遊ばせて、そのままお昼寝してしまうこともありますが、高温のまま寝かせるのはNG。赤ちゃんが寝てしまったら、カーペットの電源は切ったほうが安心です。

今は温度制御されて低温やけども防ぐことが可能ですが、赤ちゃんの場合は肌の水分が多いので、ホットカーペットによって温められると同時に、肌の水分が失われていきます。

ホットカーペットはカバーがあるので安心だと思いがちですが、赤ちゃんの場合は、ママが感じるよりももう少しホットカーペットの発熱の影響を受けてしまうと考えてください。

もう少し詳しくホットカーペットについて→e-育児「赤ちゃんとホットカーペット」

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