あせも治療とステロイド

あせも治療に使われる薬

あせもの治療にはステロイド薬、非ステロイド薬、桃の葉等の民間療法があります。あせも治療に使われる薬は、最も改善したい症状によって異なります。

市販の薬も多く見られますが、赤ちゃんは皮膚が薄く、肌も敏感なので薬の処方には医師の診断が必要です。

あせも治療とステロイド

あせも治療では、ステロイドの入った軟膏を処方されることがあります。痒みが強くて不快症状があり、早急に痒みを改善したい時はステロイド薬の即効性が適していると判断されることがあります。

赤ちゃんの治療にステロイドを使用することに抵抗や不安を感じるママは、少なくありません。多くのママは、ステロイドの効果を理解しつつも副作用が心配になってしまいます。

ステロイドは症状の緩和と治療を短期間で行いたい場合にも使用します。早く治すことができれば、その分、あせもが悪化することもなくなります。つまり、あせもが悪化する恐れのある時や悪化し始めている時はステロイドで進行をくい止めるのです。

ステロイドの副作用としては、長期投与で高血圧や筋肉痛、大量投与で肥満の恐れがあると考えられています。

赤ちゃんのあせも治療では大量のステロイドを使用し続けることは、ほぼ無いので副作用の確率は低く考えられているようです。しかし絶対に副作用がないとは言いきれないので、ステロイドの使用に関しては納得いくまで医師に相談することが大切です。

あせも治療とリンデロン

ステロイドのあせも治療薬のなかで、よく耳にするのはリンデロンです。「リンデロンVG」という薬は、あせも対応として有名です。チューブに入って軟膏として処方されたりします。

リンデロンVGは、皮膚の炎症をしずめて痒みをおさえます。ステロイドの中では、有名な外用薬なのでママもつかったことがあるかもしれません。皮膚科でもよく耳にします。

あせも等の炎症に効果を出すのはベタメタゾンという成分です。炎症や痒みによる不快感や、かき壊して更に症状が悪化するのをくい止める目的があります。でも、使用時は皮膚の免疫が弱まるおそれがあります。

免疫低下を防ぐためにゲンタマイシンという抗生物質を使います。リンデロンVGは、ベタメタゾンとゲンタマイシン双方を含むのでステロイドによるあせも治療をスムースにすることができます。

赤ちゃんは皮膚が弱いので、使用には注意が必要です。もしも家庭に家族が処方されたリンデロンVGがあったとしても、勝手に赤ちゃんに塗ることは控えます。必ず医師の指示に従ってください。

あせも治療にはリンデロンVGが使用されることがありますが、全ての皮膚症状に効果的というわけではありません。カンジタなど真菌やウイルスが原因の皮膚症状では、ステロイドが逆に症状を悪化させることがあるので気を付けてください。

ステロイドは「処方された分を使いきる」ように指示される時と、「症状悪化を食い止めたらもう使用しないで良い」と指示される場合があります。赤ちゃんに処方される時は、様子を見ながら指示された期間だけ使用します。

リンデロンVGを虫刺されにも使うという話を聞きますが、虫刺され自体を完治させる万能薬ではありません。虫刺されによる肌の化膿をくい止める目的に使用すると考えましょう。赤ちゃんの虫刺されに使用したい時は、再び医師に相談します。

あせも治療と非ステロイド

あせも治療とステロイドあせも治療に、必ずステロイドを使用するわけではありません。非ステロイドの軟膏を処方されて完治させることもあります。

非ステロイドとは、ステロイドが含まれない薬です。非ステロイドの外用薬は、ステロイドの外用薬よりも刺激がない分、赤ちゃんに使用しやすい特徴があります。

肌の弱い赤ちゃんやアトピーやアレルギー反応のある肌には、痒みや炎症を抑える目的で非ステロイドの薬を使います。

非ステロイドにするか、一時的にステロイド薬を使用するかは症状や体質、年齢にもよるので人それぞれです。

赤ちゃんのあせも治療に関しては、ステロイドの効能と同時に副作用が心配なママもいます。医師に相談して非ステロイドの治療薬を選ぶケースもあります。

ただし、ステロイドと非ステロイドの治療薬には症状に合わせた治療があります。非ステロイドで十分に治療できる時もあれば、最初だけステロイドを利用して悪化を防いでから非ステロイドや他の治療方法に切り替えることもあります。

赤ちゃんのあせも治療で薬を使用する時は、医師の選んだ処方薬について知ることが大切です。何のためにステロイドを使用するのか、非ステロイドを使用するのかを理解すれば薬に対する心配も減ります。