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赤ちゃんの看病疲れ

赤ちゃんの発熱中。看病中のママはいつも以上に神経を使うので必要以上に疲れてしまうでしょう。

外出で抱っこされる赤ちゃん

2020/12/21

解決しにくい看病中の疲労

脱水が怖い

子どもの発熱

赤ちゃんの発熱で最も危険なのは、脱水症状です。脱水症状が進むと、病気が快方にむかっても赤ちゃんの体調は悪化してしまいます。

脱水の初期症状では、唇の色が薄く乾燥していること、おむつ交換の回数が減って尿が少なく濃くなることがわかりやすいです。

脱水初期症状を見つけたら、適切な水分補給と病院で診断を受けてください。初期段階で対応できれば、赤ちゃんも脱水症状で苦しい思いをしにくくなります。

発熱中は、脱水症状を予防するために、ママが赤ちゃんから目を離せなくなることも多いです。看病中のママはいつも以上に目を配るので、必要以上に疲れてしまいます。

低月齢の赤ちゃんは授乳が水分補給にもなります。授乳間隔に関係なく、欲しがる時は飲ませて水分補給をしてください。

熱が上がったらどうしよう

発熱中の赤ちゃんを看病するママにとっては、看病中にさらに悪化することが心配です。

家庭できる処置は限られているので、赤ちゃんの体調悪化の原因がママにのしかかってしまい悩むこともあります。

実際はママは薬を処方できるわけでもないので、熱が上がりきるまで赤ちゃんに他症状が併発しないか、発熱による不快感を緩和させてあげるしかないのがツライところです。

夜間救急に連れていくべきか

赤ちゃんの病院

夜間や休日は、かかりつけの小児科が休診の場合も多く、休み明けまで待ってかかりつけ医を受診するか、それとも緊急で夜間・休日診療に連れていくべきか悩みます。

特に夜間・休日診療を利用したことがない場合は、近所にない場合も多いのでどこに連れていくべきか考えなければいけません。

体調の悪い赤ちゃんを移動させてまで受診するべきか、でも受診が遅れることでさらに発熱や脱水症状がおこったら意味がありません。この判断がとても難しいです。

どうしても判断しかねるときは、先に電話で相談することをおすすめします。また喘息やひきつけ経験のある赤ちゃんは、症状が悪化しやすいので夜間・休日の対処方法をかかりつけ医に相談しておきましょう。

抱っこばかり

発熱中の赤ちゃんは疲れやすく眠ってばかりの時もあれば、熱にも関わらずとっても元気に遊んでいたり、不快感からイライラして不機嫌になることもあります。

なかには、普段はベビーベッドにおろせば徐々に眠っていた赤ちゃんが、ママの抱っこじゃないと眠れずベッドにおろすと泣きはじめることもあります。

普段以上にママに抱っこをせがむときは、赤ちゃんが体に違和感を感じているからです。不安やつらい気持ちを、ママに抱っこしてもらうことで落ち着かせています。

ママは腕が疲れてしまうので、授乳クッションや枕を使って少しでも筋肉を休ませるようにしましょう。

睡眠不足が続いている

赤ちゃんの発熱が治まるまでは、睡眠不足になるママがほとんどです。

ママが心配なのは、睡眠不足になって赤ちゃんの看病がしっかりできなくなることです。睡眠不足は注意力を低下させるので、

赤ちゃんの状態が不安で、ついつい睡眠時間を削りがちです。パパにお願いできるときは家事を後回しにして、短時間でもしっかり眠ってください。

予定通りにはいかない

発熱中の赤ちゃんは、授乳時間や離乳食の時間、量も予定通りにはいかないと考えてください。

赤ちゃんが欲しがるだけ水分を与えて、離乳食は嘔吐がなければ消化のよいものや水分の豊富なものを中心に選びます。このときは、栄養バランスよりものどごしの良い食材を選ぶと喜ばれます。

ただし、熱っぽいからといって冷たいものばかり与えないように気をつけましょう。胃腸が荒れる原因になります。

ママの食事はしっかり

赤ちゃんの発熱中に、ママにウイルスなど病気がうつる可能性があります。一緒にいる時間の長いママこそ、体調管理に気をつけてほしいです。

ママも好きな食品を使ったり「気がついたら食事ができていなかった」とならないように気をつけてください。赤ちゃんの看病にも、ママも免疫力を維持するためにも体力は必要です。

時間がないときは、おにぎりやサンドウィッチのように調理も片付けも簡単なものがおすすめです。

30分でも眠ること

いつも規則正しく生活していると、日中は赤ちゃんが眠ってもママは家事をしがちです。でも、看病中は昼夜のこだわりを緩くしましょう。

夜ではなくても眠れるときは眠ってしまいましょう。30分でも睡眠がとれると、かなり違います。

長引くときは、ベビーベッドの横にママの枕や毛布を準備しておきます。赤ちゃんが眠ったら、ママも横になりましょう。

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