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小児科の選び方

小児科のこと。赤ちゃんの病院を選ぶ時のチェックポイントと、気をつけておきたいことを紹介します。

うつ伏せの赤ちゃん

2020/12/25

赤ちゃんが産まれたら、小児科選びを考えましょう。小児科では、子どもの病気や体のトラブルだけではなく、予防接種や的検診も行われています。

小児科は、引っ越しをしない限り変更しない家庭もあるほど、先生と赤ちゃん・ママの連携が重要視されています。赤ちゃんの病院を選ぶ時のチェックポイントと、気をつけておきたいことを紹介します。

家から通いやすい距離

赤ちゃんと小児科診療

小児科選びで最初に確認しておきたいことは、家から小児科までの距離や交通ルートです。

赤ちゃんを連れての小児科診療は、通いやすさが1番大切です。バスや電車を乗り継ぐような交通手段や、車で30分以上かかるような距離では通うだけでも大変です。

大雨や天候の崩れた時も、通える範囲が理想です。赤ちゃんの体調は変化しやすいので、病院までの道のりが長すぎると、体調悪化を防ぐことも遅れてしまいます。

ママは1人で赤ちゃんを連れて小児科に行くことを考えてください。赤ちゃんが不機嫌でも、雨が降ってもたどり着ける距離の小児科をチェックしてみましょう。

待合室の清潔感

小児科の待合室では、おもちゃや本を並べて、診察の順番まで子どもが飽きないように配慮されています。

ただ、小児科に来る子どもの多くは、病気が完治しない状態で来ています。おもちゃや本には、くしゃみやよだれでウイルスが付着する可能性もあります。

小児科にいるからといって病気が移らないわけではありません。おもちゃや、ぬいぐるみを介して感染する可能性もあるのです。

病院側がこまめに待合室をチェックして、衛生面を清潔に保っている小児科なら、受診時のウイルス感染も少なく安心です。

空気清浄機や加湿器で、病院内の空気感染を予防している小児科もあります。初めて受診した時には待合室の清潔感もチェックしてみましょう。

納得できる診察

診察では、医師とのコミュニケーションが必要です。保護者に対して納得のいく説明がないと、帰宅後の看病が心配です。

流れ作業のように時間と闘いながらの診療に不安を感じる時は、混雑しない時間帯や予約診療を試してください。

診断結果についても、医師にとってはすぐに解ることも、ママにとっては「どうしてその症状がでているのか」すら解らないことが多々あります。

納得いく説明や、看護の指示がないと小児科に行っても、帰宅後は何をして良いのか解らなくなります。

診察に納得して、帰宅後の看病の仕方を理解できたか振り返ってください。ただ小児科に行っただけでは症状は改善されないことがあります。大切なのは、診察小児科から帰宅した後に始まる看病です。

なんでも相談できる

小児科の選び方

小児科医に対して、短時間の診察中に、色々な質問をすることが苦手なママもいるでしょう。聞きたいことがあったのに、あっという間に診察室から出てしまうこともあります。

小児科医に対して「怖くて聞きにくい」「的外れな質問をして怒られそう」と不安に思うかもしれませんが、ママが小児科医よりも医学に詳しいわけはありません。

的外れでも、質問しないことには帰宅後の看病に自信が持てません。些細なことでも、「この先生なら相談できる」と感じる小児科を見つけることが理想です。

予約診療の有無

忙しい合間に小児科に行くことが予想されるママや、病気の赤ちゃんを長時間待合室で過ごさせたくないママには、予約診療をしている小児科がお勧めです。

電話による予約は、長話はできないので体温や目立つ症状だけ伝える準備をしておきます。インフルエンザなど感染力の強い症状の時は、通常の診療時間外になったり、待合室が変わることもあるので確認しておきましょう。

小児科によっては、電話予約以外にもPCや携帯の専用ページから予約を入れることができます。インターネット予約は、初診だと受け付けられない場合もあるので気をつけてください。

予約をいれたら、時間を守って受診します。赤ちゃんの都合で予約時間に間に合わない時は、必ず小児科に連絡しましょう。

調剤薬局は近い?

おくすり手帳

小児科では赤ちゃんそれぞれに合わせたお薬を処方してもらいます。小児科の受付で調剤してもらえる場合と、処方箋を持って調剤薬局に行く場合があります。

お薬の調剤では、赤ちゃんの体重や現在の症状を確認されることがあります。調剤時間は薬にもよりますが、すぐに手に入ることもあれば、混雑で10分以上待たされる場合もあります。

小児科と調剤薬局が近いと、体調の悪い赤ちゃんに負担をかけません。自宅と近い調剤薬局なら、一度帰宅してから改めて薬を受け取りに行くことも可能です。

どの調剤薬局を選ぶかは自由ですが、赤ちゃん専用のお薬手帳を提示すると、処方の参考になって便利です。特にアレルギー疾患や、特筆すべき症状がある時は、いつも処方されている薬が解ったほうが安心です。

口コミや情報収集は大切

小児科選びでは、同じ育児ママからの口コミや情報が役立ちます。小児科は赤ちゃんにトラブルが無い限り、通うことも限られています。

病気以外でも、乳児健診や予防接種で小児科を受診した時の対応などは、実際に受診した赤ちゃんのママから教えてもらいます。

同じ子育てママから聞く情報は、ママ目線なので知りたいことがよくわかります。口コミはインターネット上でも公開されていることがあるので、気になる小児科があったら検索してみましょう。

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