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新生児の外出

外出は朝から夕方前までの明るい時間帯を選んだほうが、赤ちゃんの具合が悪くなった時にすぐ小児科や病院に連れて行くことができます。

ミルクを与えるママ

2020/12/25

新生児の外出はいつから

新生児が外出するのは母親の床上げが済んでからが一般的で、生後1ヶ月健診やお宮参りが外出の始まりになります。新生児は肌も刺激に弱く、授乳間隔も定まっていないので、やはり生後1ヶ月は家でゆっくり育児をした方が母子ともに安心です。

しかし、産院から退院して新生児のお世話をしていると産院や小児科に相談したい症状も出てきます。そんな時は生後日数にこだわらず外出して、きちんと受診しましょう。赤ちゃんに都合が無くて母親の都合や予定での外出は、生後1ヶ月の検診が終わるまでは控えめにします。

新生児の外出しやすい日

母乳をちゃんと飲んでいる

新生児は母乳やミルクをちゃんと飲んでいないと、体力どころか水分不足で脱水をおこしかねません。母乳やミルクをちゃんと飲んでいることは元気な証、お出かけ前の大前提です。

母子ともによく睡眠をとれている

新生児期は、赤ちゃんもママも睡眠で体力回復することが大切です。新生児との外出は赤ちゃんにも周囲にも気を遣うものです。しっかり睡眠をとって体力をつけて出かけましょう。

赤ちゃんの顔色がよく、発熱していない

新生児は自分の体調を訴えることができません。外出前は、赤ちゃんの顔色や体温をチェックしてください。

風が穏やか

新生児はお散歩中もお昼寝してしまうことがほとんどです。風が強いと、呼吸しにくかったりリラックスできません。風の穏やかな日に、心地良くお昼寝させてあげましょう。

晴れて気温が安定している

新生児の肌は大変デリケートです。晴れていても日差しが強い時間帯は、肌への刺激と脱水が心配されます。特に春~夏にかけては、午前中から昼過ぎまでが紫外線が多くあたる時期です。どうしてもの場合を省いて、日差しの強い時間帯は避けましょう。

光化学スモッグ注意報が出ていない

新生児が外出しやすい日は、天気が穏やかな日がベストです。ただ、春~夏にかけては地域によっては光化学スモッグ注意報が出ることがあります。もしも外出する日をずらせるのなら、風の穏やかな天候の良い日を選びましょう。

新生児の外出しにくい日

突風や黄砂など、風の強い日

風の強い日は赤ちゃんの目や鼻に刺激を与えることがあります。粘膜が未発達な新生児は、ママよりも粘膜が傷つきやすいので気をつけてください。

雨や雪で足元が不安定な日

雨や雪の日は足元が不安定です。特に新生児はベビーカーだけではなく抱っこひも等で、母親が抱っこして移動することも多い時期です。天候で足元が危険な日は注意が必要です。

育児の疲れや寝不足を感じる日

疲れが溜まっていると注意力が低下してしまいます。ベビーカーはママの体よりも前を進むので、車の往来や自転車の飛び出しには注意が必要です。疲れていると注意力も低下するので危険です。

光化学スモッグ注意報が出ている日

光化学スモッグ注意報が発令されている日は、赤ちゃんもお散歩を控えたほうが安心です。

新生児の外出しやすい時間帯

買い物は宅配サービスや時間帯を選んだり、パパの休日にまとめ買いをして、人混みに出る時間を減らすように考えます。もしも赤ちゃんと買い物に行くしか方法が無い時は、時間帯をずらして行きます。

例えば、朝の通勤時間に大通りを通ると車の排気も多く、夕方のスーパーには買い物客が多くなりがちです。普段と時間を変えて、あまり車や人の往来が激しくない時間帯を選びましょう。新生児は抵抗力が弱いので必要な場合を除いて、人混みは避けるべきです。

そして、なるべく外出は朝から夕方前までの明るい時間帯を選んだほうが、赤ちゃんの具合が悪くなった時にすぐ小児科や病院に連れて行くことができます。

新生児の外出の注意点

本当に新生児を連れて外出しなければいけないのか考える

新生児を外出させることは、外気浴やお散歩と考えればメリットもありますが、まだ体力も少なく様々な機能が未発達な

急に外出させず、外気浴で慣らすことが必要

病気や怪我でやむをえない場合は仕方ありませんが、急に外出で外の外気に当てることは新生児にとって負担です。検診やお宮参りの前には窓際やベランダ、玄関先で気分転換に外気浴させておきましょう。

外出中は赤ちゃんの様子をこまめにチェック

新生児は未だ泣き声が小さく、なかなか感情が表れにくいので気分が悪くなるとぐったりして泣き声も出さなくなります。外出中に寝ていると思ったら、ぐったりしていたという事を避けるためにも、泣いていなくても常に顔色や体の様子を確認する癖をつけると安心です。

着替えやタオル、健康保険証を携帯する

新生児は胃がひょうたん型なので母乳やミルクが戻りやすい特徴があります。着替えとタオルは突然必要になるので、やむを得ず家から少し離れた場所に出かける時は替えを持参します。

無理なスケジュールをたてない

どんなに気を付けても、新生児にとっての外出は負担が大きいものです。1ヶ月健診前の新生児の外出は毎回、天候や体調に合わせて判断します。母親も、まだ産後の体が完全に回復していないうちは無理は禁物です。やむを得ず外出する日はゆっくり休める時間も合わせて作り、疲れを持ち越さないスケジュールをたてます。

必要以外の遠出は避ける

新生児に限らず乳幼児全般に言えることですが、子どもは元気にしていても急に具合が悪くなりやすいので、必要以上の外出は不要です。特に新生児は体調悪化後の進行が早いので、対応できる場所で生活することが基本です。かかりつけの病院や産院の連絡先、母子手帳や保険証は携帯しましょう。

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