0～1歳頃の赤ちゃんとパパに読んでほしい読み聞かせ絵本を紹介します。絵本を通じて、もっと父子の仲を深めてください。
2020/12/19
赤ちゃんのおむつ交換や入浴ができて、お世話の仕方はとても上手だけど、赤ちゃんとふたりきりになると時間の過ごし方がわからないパパもいるようです。
赤ちゃんと2人っきり、おもちゃで遊んで、お腹もいっぱいになったら次は絵本も読んでみてください。絵本は優しく読むだけではありません。遊びを取り入れて、ダイナミックに読んでパパらしい読み聞かせを楽しみましょう。0～1歳頃の赤ちゃんとパパに読んでほしい読み聞かせ絵本を紹介します。絵本を通じて、もっと父子の仲を深めてください。
大人になると、男性は絵本と無縁の生活を送りがちです。絵本は大人にもシンプルに訴えかけ、温かい気持ちを芽生えさせてくれます。時にはパパも、絵本を読んでホッと温まる気分を味わってください。
短いページで区切れる・・途中で気がそれることは日常茶飯事です。無理に最後まで読まなくても、2ページごとに区切れる絵本などは、パパも中断のストレスが少なくておすすめ。
絵がわかりやすい・・読み聞かせはイラストを見ながら感想を言ったり説明を入れると、赤ちゃんも興味を持ちます。ラインがハッキリとして、鮮やかな色に興味を持ちやすいようです。
赤ちゃんの希望通りに・・絵本を見たがったら開いてあげましょう。ページを飛ばしたがったら飛ばしてあげましょう。赤ちゃんには内容を理解させる前に、絵本を好きになってほしいからです。
身振り手振りや声色を変えて・・赤ちゃんは絵本そのものを楽しむと同時に、その時間を楽しみます。読む時の声色を変えて、ちょっと大げさにしてみたり、登場人物によって読み方を変える読み聞かせは幅広い年齢の子どもに喜ばれます。
かがくいひろしさんの「だるまさん」シリーズは、泣いている赤ちゃんも笑い転げるような絵本だと人気です。
「だるまさんの」は、体のパーツを使ったお話なので絵本に慣れないパパでも読みやすく、赤ちゃんにも楽しさが伝わりやすい1冊です。
「だるまさんの・・」とページをめくったら、だるまさんが指している体のパーツが出てきます。パパや赤ちゃんの同じ個所を指してあげましょう。
(楽天)
かがくいひろし だるまさんの
(Amazon)
かがくいひろし だるまさんの
赤ちゃんと遊ぶ時は沢山触れ合いたいと考えているパパには、三浦太郎さんの「くっついた」がおすすめです。
ページをめくるたびに、いろんな生きものの「くっついた」がリズムよく続いています。作者の三浦太郎さんも子育ての経験から、「くっついた」を制作したそうです。
シンプルな象や金魚など、わかりやすいイラストが月齢の低い赤ちゃんも楽しめます。絵本の中央をちょっと動かすと、ほっぺのくっつき方が変わるところが面白いです。
「くっついた」の最後は、赤ちゃんの顔を挟んで左右のパパとママが頬を寄せます。絵本と同じように、赤ちゃんとくっついて楽しく読んでください。
(楽天)
三浦太郎 くっついた
(Amazon)
三浦太郎 くっついた
パパならではの色んな表情を見て、感情豊かに育ってほしいと考えているパパには、柳原良平さんの「かおかおどんなかお」がおすすめです。
「かおかおどんなかお」は、1ページに使われている色も少ないかなりシンプルなイラストですが、これが逆に視力の発達途中の赤ちゃんには分かりやすく伝わります。
絵本を開くたびに、たくさんの表情が出てきます。怒った顔や、泣いた顔、眠っている顔や笑った顔がとてもシンプルな表情で表現されています。
パパは、そのページに合わせて同じ顔をして見せてあげましょう。赤ちゃんと向かい合って、目を合わせるのでコミュニケーションの取りやすい絵本です。
パパは楽しい顔や、悲しい顔で声色を変えて、赤ちゃんに百面相を見ている気分を味わってもらいます。月齢が上がると、赤ちゃんも同じ顔を真似して遊ぶことができるのでシンプルながらも長く読める1冊です。
(楽天)
柳原良平 かおかおどんなかお
(Amazon)
柳原良平 かおかおどんなかお
赤ちゃんに話しかけながら絵本を読みたいパパには、なかやまみわさんの「だれかな？だれかな？」がおすすめです。
この絵本は、作者のなかやみわさんの甥が絵本に夢中になって耳から覚えて読んでいる姿をみて、自分の作った絵本を見た彼がどんな反応をするのかと試行錯誤して出来上がった1冊だそうです。だから、この絵本には赤ちゃんを楽しませたい気持ちが溢れています。
「だれかなー？」と一緒にページをめくって、一緒に答えにびっくりして読み進めることができます。顔を隠してはいませんが、「いないいないばあ遊び」ができる絵本です。
(楽天)
なかやみわ だれかな？だれかな？
(Amazon)
なかやみわ だれかな？だれかな？
