予防接種Q&A(準備編)

予防接種では、赤ちゃんにとって初めてのワクチンや集団接種を経験します。予防接種はママが納得して、安心して申し込んでください。

予防接種は、乳幼児期に集中しているので、ママも自分の経験を思い出せないものです。そのため、赤ちゃんの予防接種に関しては「無知の状態」からスタートする家庭がほとんどです。

予防接種についてママが疑問に思うことを、予防接種を計画している準備段階からわかりやすく紹介します。

集団接種と個別接種の違いは?

予防接種によっては地域での集団接種と、各自で定められた病院にいって接種する個別接種があります。

集団接種は、地域全体で予防すべき病気のワクチンに対して、決められた時期に皆で接種する目的があります。

予防接種を希望する人数が多いワクチンだから集団接種にするという考え方もありますが、もう1つは地域全体での予防が病気の流行を抑制する効果があると言われています。

集団接種の場合は、日時や場所が決まっているので早めにスケジュールを空けましょう。

個別接種は、任意接種(にんいせっしゅ)のように、個人で接種するしないを決める予防接種にも適用されています。個別接種は、予防接種を扱っている病院に問い合わせて予約をとってください。病院の中には、予防接種を受ける曜日や時間を決めている場合もあります。

最初はどの予防接種を受けるの?

最初に受ける予防接種

赤ちゃんが最初に受ける予防接種は、必ずという決まりはありませんが、最初にBCG、次にポリオの経口ワクチン(けいこうわくちん)が多いようです。

他にもDTP(ジフテリア・百日咳・破傷風)の一期が生後3ヶ月から接種できるので、BCGとポリオに組み合わせます。DTPは生後3ヶ月~1歳までに間隔を空けて3回接種するので、組み合わせの予定を考えてください。解らない時は小児科や乳児健診で相談しましょう。

日本ではあまり聞かないジフテリアや破傷風は海外のほうが流行しやすいようです。海外に渡航予定のある赤ちゃんは、早めに接種を始めてください。

ポリオは集団接種なので、案内が届いたら必ず目を通してください。アレルギーの疑いのある赤ちゃんは、接種前に申告しましょう。

BCG、ポリオ、DPTともに余裕のある予定を組んでください。急な発熱や体調不良で、予防接種が先延ばしになることも多々あります。働くママは、予備日を忘れずに。

前日のお風呂は?

予防接種前日のお風呂は、接種前の清潔を保つためにも必要です。特に腕に注射する時は、腕をしっかり洗い流してあげましょう。

予防接種で肌に注射する際、肌が不衛生だと注射跡に細菌が侵入して化膿したり、発熱する可能性があります。

もしも、季節的に朝から汗をかいている場合は、予防接種に行く前に腕だけでも洗い流してあげます。

予防接種の後は、たいていシャワー程度の入浴で許可がおります。予防接種当日は、あまり長湯させません。ゆっくり湯船で温まることは、前日に済ませておきましょう。

前日に薬を飲ませて良い?

予防接種前日に、赤ちゃんに薬を飲ませた場合は必ず問診票に記入、医師にも報告してください。前日に飲んだ薬や処方箋がある場合は、持参してください。

予防接種のワクチンによっては、服用している薬との兼ね合いで接種を見送ることもあります。特に持病やアトピーで継続している薬がある場合は、持参してどの程度の服用を続けているか申告します。

薬の服用に関しては、医師の指示に従ってください。予防接種の予定が近い時は、処方してもらう時に確認しておきましょう。

予防接種前に気をつけることは?

授乳をすませる・たっぷり睡眠をとる。
・授乳をすませる。
・体温の確認。
・便の状態(下痢をしていないか)。

予防接種前は、睡眠時間を作ります。睡眠不足の状態で予防接種に行くと、慣れない場所と睡眠不足によって不機嫌になりがちです。スムーズに進めるためにも、前日の夜から睡眠を充分とりましょう。

予防接種前には授乳も済ませておきます。混雑が予想され、授乳する時間や場所も確保できない場合があります。

予防接種時も、授乳後すぐよりも30分程度後の方が良いでしょう。特にポリオなど経口接種の場合は、ワクチンがゲップと一緒に出てしまう恐れがあります。

体温は、問診票でも記入します。赤ちゃんが予防接種を安全にうけることができるように、ママが把握しておきます。体温は、前日と当日にはかってあげましょう。

便の状態が普段と違う時は、予防接種時に必ず申告してください。万が一、何かのウイルスに感染している場合や消化器官が弱っている場合、ワクチンの効果が不十分だったり、赤ちゃんの体に負担をかける心配があるからです。