小児科診察、こんなときどうする?

小児科で診察をうけるときのトラブルと、対処方法をわかりやすく説明します。小児科には沢山の赤ちゃんが来ているので、1人がなくと大合唱になることもあります。素早い判断で上手にトラブル対応するのが理想です。

急に症状が変わってしまった

赤ちゃんは症状の急変が、大人よりも速いのが特徴です。

例えば「小児科の受付時は鼻水と咳だけでしたが、待合室で待っている間に発熱。おでこが熱くて元気がなくなってきた」というときは、診察の順番まで待って、改めて診察室で医師に伝えるか、今すぐに受付に報告するのか迷います。

迷ったときや、赤ちゃんの症状変化に心配を感じたときは、まず受付に相談しましょう。発熱の場合は検温させてもらいます。そのうえで、受付の判断してもらいます。

ぐったりしているときは、迷わず緊急で受付に報告してください。脱水症状などもともとの病気以外のトラブルをひきおこしている可能性があります。

赤ちゃんがぐっすり眠ってしまった

赤ちゃん小児科では待っている間に赤ちゃんが眠り始めることもあります。

「もうすぐ診察なのに赤ちゃんが眠ってしまった」という時は、起こすべきか、起こさず診察室に連れていくか迷います。

まずは赤ちゃんが目覚めていなくてもできる診察があります。寝かせたまま診察室に入りましょう。診察中に肌着を触ったり、聴診器をあてることで赤ちゃんがビックリして目覚めることもあります。

眠ってしまった赤ちゃんがママの体から離れない時も、順番がきたら抱っこした状態で診察を受けます。もしも赤ちゃんが目覚めていないと不可能な診察や治療がある場合は、医師の指示に従って再度お願いします。

ぐっすり眠っているほうが、スムーズに診察が進むケースもあるので無理矢理起こすことは不要だと考えてください。

赤ちゃんが小児科医に大泣き

小児科医だからといって、初対面で赤ちゃんがなつくとは限りません。

赤ちゃんは「知っている人」「知らない人」を見分ける知能もあるので、滅多に会わない先生に警戒します。

普段パパやママが来ていない白衣にもびっくりします。こうした普段の家や家族との違いを察して、赤ちゃんが大泣きしてしまうことがあります。

だからといって、赤ちゃんが先生を嫌いなのではありません。また、小児科医は様々なケースに対応しながら診療してくれます。赤ちゃんが嫌がったり泣いただけで怒ることはありません。

赤ちゃんが泣いても、落ち着いて素早く診察を始めてくれます。ママは赤ちゃんを叱らないでください。

ママがすべきことは赤ちゃんの体が動かないように抑えつつ、安心させるように話しかけてください。診察がスムースに進むように興奮させないことがポイントです。

順番直前でおむつが臭い

小児科の待合室で、そろそろ自分のわが子の順番だという時に、おむつが臭くなることもあります。

赤ちゃんの症状によりますが、おむつを外して診察することもあります。一度、受付に相談してみましょう。

待合室で嘔吐

待合室で嘔吐した場合は、ウイルス性の症状かもしれないので受付に報告してください。

赤ちゃんは嘔吐してパニックなっています。ママも「どうしよう!」とパニックなるかもしれませんが、体調が悪いから小児科に来ているのです。たまたま出てしまった症状が嘔吐だったということで、赤ちゃんを大声で叱ったり怖がらせないように心がけてください。

看護婦さんの指示にしたがって片付けをして、赤ちゃんを落ち着かせてあげましょう。

こんなトラブルもあるかもしれないので、体調の悪いときはタオルや着替えを持参すると安心です。

ずっと泣いていて周囲が嫌がっている

泣く赤ちゃん待合室で順番を待たなければいけないのに、普段と違う雰囲気や体調の悪さで赤ちゃんが不機嫌になることもあります。

周囲が嫌な顔をするほどに泣き続けるときは、ママのほうが居ずらくなってしまいます。

まずは受付に相談して、わが子の順番があと何分くらいかかるのか聞いてみましょう。

もしも、もう少し待たなければいけない時は、ちょっと外にでて気分転換します。このとき、必ず待合室から離れることを受付に伝えてください。伝えておかないとキャンセルや帰宅したと思われてしまいます。

泣いてのどがカラカラになっている場合もあります。水分補給など、何か欲しがっていないか考えてみましょう。

単に飽きている場合は気分転換に外に出れば、ご機嫌が戻ることもあります。

どうにもならない時はどうする?

トラブルに対してどうにもならない時もあります。症状が悪化しているときは、診察を必ず受けることをおすすめします。

でも予防接種や定期健診など、病気とは違った目的で通院した場合は、改めて診察時間や診察日を予約することも考えましょう。

特に、「定期健診で小児科にいってみたら、感染力の強いインフルエンザが流行していると知った」というときは、無理にその日にこだわらないで、患者が少ない時を狙います。せっかく検診にきても待合室でウイルス感染してしまったら意味がありません。