脂漏性湿疹をいたわりながら洗う時、シャンプーと石鹸のメリットもあわせて解説するので、ママが扱いやすいほうを選びましょう。
2020/12/24
赤ちゃんの頭皮にできた脂漏性湿疹におすすめのシャンプーと石鹸を紹介します。脂漏性湿疹をいたわりながら洗う時、シャンプーと石鹸のメリットもあわせて解説するので、ママが扱いやすいほうを選びましょう。
脂漏性湿疹が頭皮にある時は、通常のシャンプーでは刺激が強い場合があります。低刺激で治癒の邪魔をせずに清潔を保てるシャンプーと石鹸が理想です。
シャンプーのメリットは、なんといっても使いやすさです。泡で出るタイプならすぐにシャンプーができます。
毎日使用するとなると、ボトルタイプで使用しない時もそのまま置いておけると楽です。ただし鮮度を保つために、ある程度の添加物が使用されることもあります。
購入時は成分表示をよくチェックしてください。赤ちゃん用や、敏感肌用のシャンプーなら安心です。
石鹸は泡立ちが悪いという印象もありますが、最近は泡立てネットもあるのでシャンプーよりもきめ細かな泡を作ることができます。しっかり洗いたい時は、ベビーソープや、無添加の低刺激性の石鹸が安心です。
新生児期は、沐浴剤を使用している赤ちゃんもいます。脂漏性湿疹の患部も沐浴剤で洗うことができます。ただ、沐浴剤は皮膚の表面に膜を作って保湿保温を高める効果があるので、汚れを除去する効果を期待するなら、少し物足りなく感じてしまうママも多いようです。
メーカーや商品によって使用されている成分や特徴に違いがあるので、大まかにしか比較はできませんが、沐浴剤は皮膚表面の保湿をする効果が高く、石鹸やシャンプーは皮膚表面の汚れを取りのぞく効果が高いと考えてください。
だから保湿保温効果を出したい腕や足には沐浴剤を使用し、洗い流さなくても大丈夫です。脂漏性湿疹の患部だけは石鹸やシャンプーで洗い流すようにしましょう。
保湿したい場所と、汚れを落とすことに重点を置きたい場所で使い分けるのは、ママのボディソープと洗顔ソープとの使いわけと同じようなものだと考えてください。
和光堂の赤ちゃん向け石鹸は、植物性スクワランが配合された新生児の肌にも優しい石鹸です。
無香料・無着色・防腐剤不使用・アルコール不使用でとことん肌への刺激を抑えています。
実際に使用した時は、ぬるま湯をかけてガーゼで包んで泡立てると、細かい泡ができました。
新生児に使用する石鹸の中では、サッパリ洗い上げるタイプだと思います。脂漏性湿疹のベタベタ感が気になる時におすすめです。値段も手ごろなので、先ずはママが手洗いで試してみると安心です。
丹平製薬株式会社の赤ちゃん用の石鹸は「アトピタ・ベビーソープ」です。ヨモギエキスとワレモコウエキスが配合されています。
無香料・無着色・防腐剤不使用で敏感肌の赤ちゃんから大人まで使用できます。
実際にベビーソープを使用した時は、脂漏性湿疹の患部だけではなく全身を洗いました。匂いは気になりません。泡立ちはスッキリしているので、泡立てネットに入れておくと便利です。
ただ赤ちゃんを支えながら泡立てるのは大変なので、家族で赤ちゃんのお世話をしたい時はポンプタイプの「アトピタ・ベビーシャンプー」が使いやすくおすすめです。
ベビーシャンプーの方は詰め替えも販売されているので、経済的です。
DHCの赤ちゃん用のシャンプーは、無香料・無着色・防腐剤不使用・アルコール不使用・天然成分配合で髪にも頭皮にも優しいタッチのシャンプーです。
脂漏性湿疹が頭皮に広範囲で広がった時、毎日しっかり洗うのでシャンプーで地肌に刺激を受けるのも心配です。
シャンプーで清潔にはしたいけど刺激は受けないように、たっぷり洗いたい時にベビーヘアシャンプーがおすすめです。
実際に手に取った感想は、匂いも気にならないし、ダメージを受けた大人の髪にもよさそうです。産後は抜け毛や髪のやせ細りがでやすいので、もしも気になる時は脂漏性湿疹の患部だけではなく、ママのシャンプーとしても使ってみてください。
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