小児科での受診マナー

小児科に行くと、病気でぐったりしている赤ちゃんや、高熱があってもニコニコ遊んでいる赤ちゃんなど様々です。

小児科では具合が悪くて横になってしまう子や、熱でぐったりしている赤ちゃんもいます。児童館や公園とは違う、元気な子だけではない小児科での待合室の過ごし方を、もう一度見直してみましょう。

診察券と保険証の準備

小児科

小児科では、受診前に診察券や保険証を提出しますが、体調の悪い赤ちゃんを抱えて診察券をだすのはひと苦労です。先に出しやすいように準備しておいてください。

保険証は、初診のとき以外でも、月をまたいだ診療時にも提出します。乳児医療証がある家庭では一緒に提出してください。母子手帳とセットにしておくと便利です。

保険証や乳児医療証を忘れると、控除前の全額を支払うことになります。その際は、あとから届け出て返還してもらいますが時間がかかるようです。小児科に行く前に忘れていないかチェックしましょう。

待合室はみんなのもの

大声は控える

待合室は、赤ちゃんや子どもであふれかえっていることもあります。でも、子どもが多くても児童館や公園ではありません。中には元気に見えても体力の落ちている赤ちゃんもいます。

小児科の待合室では大きな声や、周囲を巻き込む遊び方を控えるように気を付けましょう。おもちゃや絵本も皆のものです。

小児科の待合室で静かにするのは子どもだけではありません。子どもが騒いでしまった時、ママは静かにするように注意しますが、ここで大声で怒鳴ったり叱りつけることも気をつけてください。

他の子どものママであっても、怒った声を聞いた小さな赤ちゃんはびっくりして泣きだすかもしれません。

マスクやタオルを活用

咳きやくしゃみ症状のある子どもは、可能ならマスクを付けましょう。マスクのできない赤ちゃんや、鼻水を拭きとる必要のある子どもはママがこまめにチェックしてあげます。くしゃみや鼻水を放っておくと、不衛生に感じる人もいます。

寒気を感じるときや、熱の下がらない時はバスタオルで包んで待ちましょう。上着やコートをかけることもできますが、体調が急変して吐くこともあります。汚れても洗えるバスタオルが便利です。

持ちものには記名

小児科での受診マナー小児科は病院内にも、みんなが使える絵本やおもちゃを用意しています。小児科の待合室に本やおもちゃを持って行く時は、他の患者さんに勘違いされないよう記名をした方が安心です。

でも、待合室には様々な病気の赤ちゃんも集まっています。帰宅後はおもちゃを洗ったり拭き取って清潔を心がけてください。そのため、むやみに小児科におもちゃを持っていくことはお勧めしません。

待合室で靴下を脱いでしまった時は、ママが管理してあげます。他にも子どものハンカチやタオルは間違えやすいので、記名のあるものを使用してください。

授乳は別室で

小児科の待合室での授乳は、他のママや子どもへの配慮が必要です。小児科によっては、待合室では飲食を禁止している病院もあります。

受付や看護婦さんに、授乳をしたいと伝えて授乳室がある場合は移動してください。その際は、移動することを受付に一言伝えます。伝えずに移動すると、順番がきたときに不在だと思われてしまいます。

赤ちゃんの授乳間隔が定まっている場合は、授乳後に小児科に行きます。もしも体調が悪くて母乳やミルクを飲みたがらない時は、その後の診察で医師に相談してください。

おむつ交換は指定場所で

おむつ交換が必要な時は、トイレや洗面台付近におむつ交換のベッドがあるか確認してください。

小児科によっては使用していない別室で、おむつ交換するように指示されます。何も聞かずに、待合室でおむつ交換をすることは、衛生面でも快く思われません。

特に下痢症状や便の様子が違う時は、他の患者さんのいるところでは交換しません。赤ちゃんの便を介して伝染してしまう病気もあるので、注意してください。

便や尿の状態が普段と違う時は、その後の診察で必ず伝えます。赤ちゃんの病気は、便や尿の状態で診断内容が変わります。

泣きやまない時は移動する

小児科の待合室では、体調が悪く不機嫌な赤ちゃんも多くいます。1人が泣きだすと連鎖で泣きだすのも、赤ちゃんの不思議な習性です。

小児科の待合室は、赤ちゃんの看病で疲れているママが沢山います。疲れが溜まってしまい、泣きやまない赤ちゃんを見ても心を広く持てないこともあります。

赤ちゃんが泣きやまない時は、抱き方を変えたり立ち上がって動いてあげます。窓辺で外の景色を見せると、気がまぎれる赤ちゃんもいます。

理由がわからないまま赤ちゃんが泣きやまない時は一度、廊下や病院の外まで出てあげます。その際は診察の順番を飛ばされる可能性もあるので、受付に一言伝えます。

診察後は速やかに帰宅

小児科の診察後は、支払いを済ませたら速やかに帰宅します。処方箋がある場合は調剤薬局に移動します。

診察後も待合室で子どもを遊ばせたり、赤ちゃんを寝かせることは理由の無い限り避けてください。待合室で、他の病気に感染したり、その逆に周囲にうつしてしまうことを防ぎましょう。