年末年始の育児

赤ちゃんと過ごす年末年始は、いくつか気を付ける点があります。特に急な病気や事故では、かかりつけの病院が休診だったり、医師と連絡が取れなくなることもあります。早めに対処法を考えて備えましょう。

年末年始は大人にとっては1年間の節目のイベントですが、赤ちゃんにとっては他と同じ毎日です。毎日の生活リズムで過ごすことと、大人の都合で赤ちゃんを振り回さないように気を付けましょう。

年末年始の育児

救急病院の確認

年末年始に1番心配なことは、赤ちゃんの急な病気や怪我です。自宅で処置できない場合、かかりつけの病院に相談することが安心ですが、年末年始は休診が続くことが多いようです。

年末年始でも緊急受付のある病院や、夜間診療を受け付けてくれるところを前もって調べておきましょう。かかりつけの病院と提携している場合もあるので、分からない時は早めに医師に確認します。

救急病院へは自分で行かなければいけません。車で行く場合はルートの確認をしてください。タクシーを呼ぶ場合は年末年始の稼働状況がタクシー会社によって異なるので、いくつかのタクシー会社の番号がわかると安心です。

保険証と母子手帳の準備

年末年始に赤ちゃんが病院を受診する時は、夜間診療や休日診療になる場合があります。初めて受診する期間では保険証が必要です。診察と治療には母子手帳が役立ちます。

お薬手帳を作っている時は、一緒に提出します。服用中の薬がある場合や、アレルギーや持病の薬が決まっている赤ちゃんは申し出る必要があります。お薬手帳は赤ちゃんの治療で処方する薬を決める時に役立ちます。

保険証と母子手帳、あればお薬手帳のセットをまとめて準備しておくと便利です。家族のだれもが分かるように、透明のジップロックに入れたり母子手帳ケースにまとめて入れておきましょう。

生活リズムを壊さない

年末年始は生活リズムが崩れがちです。普段よりものんびりした生活をして、赤ちゃんの就寝時間や起床時間が大きく変わらないように気を付けます。

赤ちゃんの生活リズムが崩れると、睡眠時間が不足したり食事がスムーズに進まなくなりがちです。体力が落ちると風邪など、ウイルスに感染しやすくなります。普段通りの生活リズムを心がけてください。

赤ちゃんの体力を考えたスケジュール

年末は、新年の支度や買い物で外に出る機会も多くなります。お正月は初もうでや新年の挨拶で、お出掛けが増えます。ついつい普段以上に出歩く時間が増えてしまう時は、赤ちゃんの表情や機嫌を見てあげます。

福袋セールやバーゲンは、赤ちゃんにとっては苦痛です。人ごみに入るだけで、ベビーカーは足元のほこりを受けてしまいます。インフルエンザをはじめとしたウイルスに感染しやすいこともあり、わざわざ人ごみに行かないことも大事です。

小児救急医療電話

厚生労働省では、夜間や休日の子どもの急な病気に対して「小児救急医療電話」というダイヤルを設置しています。

赤ちゃんは大人よりも体力が少ないぶん、病気や怪我も悪化するスピードが速いことがよく見られます。病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきか、とっさの判断に迷った時は電話相談によるアドバイスを受けることができます。

年末年始の赤ちゃんが病気になった時、近所の病院や薬局の営業時間が変更されていたり、連休になることがあるので慌てがちです。家庭で迷う時間が長いほど、赤ちゃんへの処置も遅くなります。相談できる機関を知っていると心強いものです。

リンク先にも表示してありますが、地域によって電話受付の時間が異なります。電話相談は対応時間内をよく確認してください。

気を付けてほしいことは、治療行為ではなくアドバイスだと言うことです。的確なアドバイスは迷っている時や不安な時に頼りになりますが、最終的に判断するのは赤ちゃんのママとパパです。電話アドバイスだけに頼らず、急病時にはどうするかを家庭で話し合っておきましょう。

参考:厚生労働省・小児救急医療電話