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暖房器具の怪我防止

好奇心旺盛な赤ちゃんの暖房器具でのやけどが心配です。ママが取り入れやすい、暖房器具での怪我防止グッズを紹介します。

おむつを履く赤ちゃん

2020/12/23

赤ちゃんのやけど原因で目立つのが、暖房器具でのやけどです。大人にとっては熱くて触らない場所にまで手を伸ばすのが、好奇心旺盛な赤ちゃんです。ママが取り入れやすい、暖房器具での怪我防止グッズを紹介します。

赤ちゃんは皮膚が薄いので、大人以上に熱さに反応してしまいます。さほど症状が目立たなくても、低温やけどをしている可能性も考えます。

寝返りが始まって床上を移動するようになったり、歩行器やつたい歩きで様々なところに手をつく赤ちゃんは、暖房器具による怪我に要注意です。

ヒーターガード

ヒーターガードは、設置場所が低い暖房器具の周囲や、温風の出る部分に取り付ける怪我防止アイテムです。赤ちゃんが手を伸ばしても暖房器具の温風の吹き出し口に、赤ちゃんの指が入らない距離を作ります。

ヒーターガードには、暖房器具そのものを囲む全体ガードタイプと、温風の吹き出し口や熱くなる場所にだけ設置する部分ガードタイプがあります。

全体ガードタイプは、ヒーターそのものに近づくことができません。赤ちゃんの月齢に関係なく、安全性を高めることができるメリットがあります。商品によっては、上部もフタのようにガードできます。

ただし全体ガードを設置することでヒーターよりも多い面積が必要です。前後左右をガードできる反面、ちょっと場所をとるのがデメリットです。

部分ガードタイプは、温風の吹き出し口にだけ取り付けるので、設置面積をとらないことがメリットです。狭い空間でも取り付けやすいので、全体ガードタイプのデメリットを解消できます。

でも、部分的にしかガードできないので赤ちゃんがヒーターそのものに触れることが可能です。部分ガードは、取り付けても一部しかガードできないことがデメリットです。

ヒーターが全体的に熱くなっているので心配だったり、ボタンで誤作動させることが気になる場合は部分ガードでは安心できません。かといって全体ガードを設置すると場所を取るので、狭い空間では邪魔になります。

ヒーターガードは、暖房器具を使用する部屋によって使い分けることが必要です。ほとんどのヒーターガードが不使用時は折りたたんでコンパクトに収納できるので、使わなくても邪魔にはなりません。大きさによっては、夏も扇風機などを囲んでガードすることができます。

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チャイルドロック機能

暖房器具を購入する際は、チャイルドロック機能もチェックしてください。暖房器具の危ないところは。ボタンやレバー1つで運転が開始されるところです。

赤ちゃんの手の届く場所にスイッチがあると、興味本位で押してしまって高温になったり温風が強く出ることが心配です。ママの見ていない時に、電源が入って運転してしまうことも危険です。

チャイルドロック機能は指定されたボタンの長押しや、ちょっと触れただけでは解除できない設定になっているのでママにとっては安心な機能です。

転倒防止マット

転倒防止マットは、背の高い暖房器具に使用します。暖房器具だけでなく「タワーファン」「タワー送風機」と呼ばれる夏の扇風機や送風機にも使用できるので、季節に関係なく活用してください。

暖房の温風は、部屋の上部にとどまりやすく、なかなか足元まで暖まらないことがあります。タワーファンは、部屋の空気を循環させることができるので冬も活用できます。

暖房の暖かい空気をタワーファンで循環させれば、部屋全体に一定の暖かさを行き渡らせることができます。

ただ、多くのタワーファンは背が高いぶん、ちょっと押しただけでもグラグラします。倒れることはなくても、赤ちゃんの安全を考えたら転倒防止マットを併用することをお勧めします。

薄型のパネルヒーターも、倒れやすいタイプには転倒防止マットを敷きましょう。薄型の暖房器具は、場所を取らないので便利です。転倒防止マットを併用して、お風呂の入り口など赤ちゃんが冷えやすい場所に活用してください。

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