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通勤中のインフルエンザ対策

毎日外で働くパパが、家庭に戻った時にウイルスを持ち込まないように気をつければ、よりインフルエンザウイルスの室内侵入を防ぐことができます。

赤ちゃんを抱っこするママ

2020/12/23

赤ちゃんのインフルエンザ対策では、家族のインフルエンザ予防がとても大切です。特に毎日外で働くパパが、家庭に戻った時にウイルスを持ち込まないように気をつければ、よりインフルエンザウイルスの室内侵入を防ぐことができます。

インフルエンザ対策は、流行している冬季に毎日心がけることが効果的です。毎日、通勤時に心がけても負担にならない対策を考えてみましょう。

通勤はマスクを使用

通勤時の電車やバスでは、マスクを利用します。特に朝晩のラッシュ時は人と密接にならざるを得ないので、飛沫感染が心配です。周囲の人が咳やくしゃみをする際に、手やハンカチで押えてくれるとは限りませんし、なかなか言えないものです。ですから自分のほうがマスクをして予防することが最も確実です。

冬の朝の通勤は、気温が低く湿度も低いので喉が乾燥しがちです。マスクをしていたほうが、喉の乾燥予防が期待できます。喉が乾燥しているとインフルエンザウイルスが繁殖しやすいので、寒くて湿度の低い朝は感染するとウイルスが繁殖しやすいので注意してください。

インフルエンザ対策のマスク使用は朝の通勤だけではありません。帰宅時間が遅くなると、朝と同じように気温が低く空気が乾燥しています。帰宅時もマスクを使用したほうが喉を守ることができます。

疲れが溜まっているので体調を崩すと、インフルエンザウイルスに対する抵抗力が落ちます。疲労がたまると、帰宅時にウイルスに感染しやすいので注意が必要です。通勤時から帰宅時まで、マスクを使用する機会は沢山あるので使い捨てのマスクなどを利用して、負担なく使えるマスクを用意すると便利です。

手洗いうがいの励行

通勤時に会社に着いた後や、会社から帰宅した際は手洗いとうがいをするように心がけます。手についてくる菌は、良い菌はあまり聞きません。石鹸で十分落とせるので、帰宅時だけではなく昼間も行います。特に外出する機会の多いパパは、電車やバスの吊皮や手すりから手に菌が移ります。

うがいは、喉についたウイルスを取り除く目的もありますが、うがいだけですべてのウイルスが撲滅できるわけではないのが実情です。うがいをすることで、喉のウイルスを出すことというよりは、喉をうるおしてウイルスが停滞しにくい環境をつくることを目的にしましょう。

手洗いもうがいも時間的に無理なパパは、携帯用のウエットティッシュでも十分な予防策が期待できます。自分の手や、よく手にするドアノブなどはウエットティッシュでウイルスを除去しましょう。

予防接種を受ける

インフルエンザウイルスの感染予防として最も有力なのが、予防接種です。仕事をしているパパは子どもと一緒に接種しておきます。自分だけではなく、周囲や家族にうつす恐れのある病気は避けたいものです。

インフルエンザの予防接種は、大人は1回で済みます。ただ流行期は病院内が混雑する上に、すでにインフルエンザにかかっている患者さんもいるかもしれません。すいている時間を選んだり、診察時間を予約しておくのも時間に無駄がありません。

基礎体力で免疫力をつける

パパのインフルエンザ予防で最も大切なのは、基礎体力をつけることです。体力が落ちると免疫力が期待できなくなるので、ウイルスに負けてしまいます。これは家族の誰にでも当てはまりますが、パパの場合はインフルエンザにかかってしまうと仕事を休んだりと、家族の不安も募ります。

インフルエンザにかからない努力をしても、感染してしまうこともあります。基本的な基礎体力が付いていればインフルエンザの症状も重症化しない傾向にあります。インフルエンザウイルスに感染して休みを取りにくい状況になると、逆に十分な回復が遅れてしまいます。

健康な時は、ついつい無理をしがちです。普段から、栄養のある食事と十分な休息で体力を落とさない努力も大切です。忙しくなると食事を抜いたり、アルコール摂取だけが増えて食事内容がバラバラになりがちです。

毎日3食を手作りで食べることは理想ですが、会社や外で働くパパにとっては難しいものです。外食の時は、野菜ジュースを足したり、休日や朝食だけでもバランスの良い食事を採って、日ごろの食事内容に気を配る日を作りましょう。

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