赤ちゃんの避難グッズ

赤ちゃんの避難グッズは、必ず毎日必要になる生活必需品から優先的に決めていきます。避難が1日で終わらない場合も想定して、朝から就寝時まで必要なものを準備します。

赤ちゃんの不安を和らげるために避難グッズにお気に入りのタオルを加えたり、他では代用の利かないものを加えることはママや家族にしかできない事です。

タオル

・避難時は赤ちゃんの大切な頭部や体を守る。
・赤ちゃんの体にかけたり包んだりすることで安心感を与える。
・赤ちゃんの全身を包んで、急激な温度変化による体温の低下を防ぐ。
・緊急時は引き裂いて包帯代わりや、おむつの代用として利用する。

赤ちゃんの避難グッズとしても、タオルは様々な形で使用できます。汚れや水滴をふき取るのはもちろん、避難時からタオルは他の物の代用にあてられるので重宝されます。

ハンドタオルは通常通り、赤ちゃんの口周りの汚れや汗を拭き取りやすく、汚れても洗いやすい大きさです。

フェイスタオルは赤ちゃんの頭部をぐるっと巻いて守れ、授乳時は折りたたんで枕やクッション代わりにもなります。風の冷たい時は縦長に折って赤ちゃんの首から上半身をマフラーのように被せると上着代わりになります。

バスタオルは赤ちゃんにとっては、服の上から包んで防寒用の上着代わりになる他、布団や毛布の代用にも利用できます。

バスタオルを避難グッズとして準備する時は、洗濯バサミを付けておきます。ママが授乳時に授乳ケープ代わりにもできるからです。余裕があればバスタオルの端よりにポケットを付けておきます。中にハンカチやガーゼを入れておけば便利です。

コンパクトに収納するために水で広がるタイプのハンカチやミニタオルがあります。確かに避難グッズとしてはかさ張らない長所があります。しかし、防災グッズを必要とするような災害時は水道が止まる可能性があります。普通のタオルやハンカチも用意しておきましょう。

オムツ

小分けしたオムツ赤ちゃんに必ず必要なオムツは、災害時は手に入りにくくなることが予想されます。サイズも異なるので、数日分は準備しておくことが理想です。

避難用に準備するオムツは1つずつ小分けビニールで包むと、オムツ交換の際に使用済みのオムツを入れることができます。

小分けしたオムツを丸めて輪ゴムで止めておくとバラバラにならず、水滴や汚れからもオムツを守ることができます。実際にこのオムツを使う時は、災害時です。一緒におしりふきかウエットティッシュを入れると便利です。

どんな場所でオムツ交換ができるかわかりません。ビニール袋はオムツ交換時に赤ちゃんのおしりの下に敷くかもしれません。汚物を捨てる場所が無い時は、ビニールに入れて口を縛っておきます。

災害時はプライベートがない場所でのオムツ交換も考えられます。特に大勢の集まる避難所や施設では赤ちゃんに十分な配慮ができない状況になります。

オムツ交換に匂いなどは普段は許せても、ストレスが溜まると苦情の原因にもなります。赤ちゃんの為にも、匂いや汚れで周囲に迷惑をかけない工夫が求められます。

哺乳瓶

哺乳瓶は新生児や粉ミルクが必要な赤ちゃんにとって、なくてはならないアイテムです。哺乳びん用の保温ポーチに、哺乳瓶とスティックタイプの粉ミルクを入れておきます。

避難時は哺乳瓶として使用できるパックも役立ちます。ただ、何回も使用できる丈夫さは哺乳瓶のほうが上です。一時的な使用として用意しましょう。

粉ミルクはスティックタイプなら量が分かりやすくて便利です。避難グッズとして用意する時は、たまに消費期限を確認して新しいものと入れ替えていくことも忘れないでください。

保温ポーチは、お湯が授乳のタイミングで手に入るか分からないので温度の維持に使います。寒い時は更にタオルで包んで温度低下を防ぎます。

離乳食用ベビーフード

離乳食が始まっていれば、月齢によっては未だ大人と一緒の食事ができません。瓶の入った未開封のベビーフードなど、簡易的な食事も用意しておきましょう。こちらも消費期限のチェックを忘れないようにします。

災害時は粉ミルクが不足して空腹になる赤ちゃんがいるのではないかと心配されますが、離乳食も同じです。

離乳食は大人の料理とは別に手を加えて作るものなので、避難先で調理できない場合は離乳食を与えることが困難になります。温めることや刻むことができない場合、どのようにして離乳食を与えるかを考えなければいけません。

お皿が見つからない場合でも、瓶や容器に入ったベビーフードは重宝します。スプーンと一緒に準備しておけば安心です。用意しておく離乳食は3日分が、1つの目安です。

赤ちゃん用の水

赤ちゃんに、大人の飲むペットボトルのミネラルウォーターは不向きです。スーパーやコンビニで流通しているミネラルウォーターはミネラルが豊富ですが、硬水といって赤ちゃんが消化しきれない難点があります。

赤ちゃんに与える水は軟水です。ペットボトルで備えを用意するなら、赤ちゃん用の水を選びましょう。また、海外輸入の水も、日本と異なる方法で作られています。赤ちゃんが消化できない水は、逆に体調不良につながります。

調乳に水道水を使用する場合も、一度は煮沸させてから与えましょう。

着替え

赤ちゃんは授乳時だけでなく、自分のよだれや汗で頻繁に服が汚れてしまいます。よだれや母乳、ミルクが付着したままだと肌がかぶれてしまうこともあり、大人よりも着替えが必要だと考えておきましょう。

避難グッズとして用意するベビー服は、飾りが無くてシンプルなタイプが好ましいです。季節の変わり目や、成長に合わせて交換していきます。

靴下とミトンもあると重宝します。靴下もミトンも赤ちゃんの防寒対策になります。ハイハイするようになると、避難先で床に手をついて怪我をする可能性があります。普段は使用していなくてもミトンを着用させたほうが安全です。

ごみ袋や新聞紙

ごみ袋や新聞紙は、避難先で座る時に下に敷くと地面からの冷えを緩和できます。

新聞紙は赤ちゃんの汚れたオムツも包めます。避難先では周囲への配慮として、オムツ交換時に新聞紙で壁をつくることもできます。暖房が無い時や灯りが無い時は、燃やして暖をとることもできます。

母子手帳と保険証

災害時は身分証明できるものが足りなくなります。避難時は怪我や体調の変化も考えられ、母子手帳と健康保険証があれば対応もスムーズに運びます。

健康保険証は家族全員分まとめておきます。まとめて保管できない時は、コピーを用意します。