パパの育児参加がスムーズに進むように、ママができるサポートを実践しやすいように説明します。
2020/12/23
パパに赤ちゃんのお世話をお願するときや一緒に育児をしていくとき、粉ミルクの調乳やおむつ交換、病気の対応などパパの育児参加がスムーズに進むように、ママができるサポートを実践しやすいように説明します。
パパが粉ミルクを作ったり、哺乳瓶の消毒をすることは慣れるまでは未知の世界です。
調乳と授乳を任せることができれば、イクメンとして赤ちゃんのお世話にも余裕ができます。長時間パパと赤ちゃんだけで過ごすことも可能です。
粉ミルクのよいところは、ママ以外の人が飲ませることでコミュニケーションをとったり信頼関係を築けるところです。ママがいる時から、パパに挑戦してもらいましょう。
パパが無理なく挑戦できるように、最初は飲ませることだけをお願いします。慣れたら調乳から覚えてもらいましょう。
調乳セットはまとめて、調乳ポットの隣にスタンバイしておきましょう。順番を簡潔にかいた紙があると迷いません。
調乳に慣れないパパは、小さな哺乳瓶の口に湯を注ぐのも大変かもしれません。タオルを添えておきましょう。
授乳後のパパは、ゲップやおむつ交換、寝かしつけなど忙しいので哺乳瓶の消毒までは手が回りません。
哺乳瓶をこまめに消毒しなくても済むように、多めに準備しておきましょう。調乳ポットのお湯もたっぷり用意しておくと安心です。
おむつ交換は、育児参加するパパが最初に挑戦しやすいお世話項目です。コツがつかめれば簡単にできるので、何度も挑戦してもらうことがカギです。
おむつ交換やミルクを飲ませる時間は、パパと赤ちゃんが向き合うことのできるコミュニケーションの時間です。パパに任せて赤ちゃんとの信頼関係を築けるようにサポートしてください。
もしも、おむつ交換が苦手というパパがいたら、最初はおむつ交換セットを持ってきてもらうことから始めましょう。
パパが赤ちゃんと一緒にお散歩に出かけやすいように準備しましょう。ベビーカーを使ってもらえるように玄関に出しておいたり、よく行くお散歩ルートや公園を教えて、パパが行く場所に困らないようにします。
ベビーカーに持ち物を用意しておきましょう。
日ざしの気になる季節には帽子と水分補給用の白湯も用意してあげます。もしもママが長時間出かける時は、赤ちゃん用のペットボトル飲料と哺乳瓶やマグを用意します。パパに余裕がでてきたら、白湯を用意してもらいましょう。
バスタオルは膝掛け代わりにしたり、汗拭きや遊んで汚れた時にも使えるので荷物を最小限にしたいときは便利です。
赤ちゃんの体調が悪いとき、パパだけでも対応できるように準備しておきましょう。
赤ちゃんの持病や、定期的に服用している薬がある場合は、ぱっと見てわかるように薬袋にマジックなどで大きく注意書きを加えてください。
例えば「1日3回食後、4時間以上あける」「38度以上で飲ませる」など、簡潔に書きます。
誤飲が心配な薬は、口頭で伝えるだけでは勘違いを招きやすいのと、薬の説明書きはわかりにくいこともあるからです。
母子手帳と保険証類はセットにしておきましょう。かかりつけの小児科が決まっている場合は、診察券も一緒にしておくとわかりやすいです。
母子手帳ケースに全部まとめて、わかりやすい固定位置にしまいます。なにかあったら、誰でも母子手帳ケースだけを持っていけば済むようにするのです。
母子手帳ケースには緊急時の連絡先をまとめたメモと、すぐに病院に直行できるように交通費や診療費をいれておくと便利です。
赤ちゃんの普段の平熱を知っていますか?平熱は個人差があるので、家庭で調べる必要があります。
家族で赤ちゃんの平熱を知っているほうが、発熱時の対処しやすいです。でも家族が母子手帳を急に開いても、すぐに平熱がわからないこともあります。
誰でもわかるように、体温計のケースに平熱を書いたシールや紙を貼っておくと便利です。
パパにとっての育児は、時間がかかったり、試行錯誤の繰り返しで覚えていくことだってあります。パパに育児参加してもらうときは、以下のことを心がけましょう。