保育園の入園前に準備しておきたいこと、気をつけたいポイントを、わかりやすく説明します。
2020/12/23
保育園の入園前に準備しておきたいこと、入園グッズや通園グッズをそろえる時に気をつけたいポイントを、わかりやすく説明します。
園によっては、着替え袋や上履き入れを手作り指定していることがあります。なかには手作り指定はないけれど、実際は手作りが多くて、子どもが「ママに作ってほしい!」とお願いしてくることもあります。
ただ、仕事をしているママにとっては手作りする時間が無いほど、入園までの期間が短い場合もありますね。手芸店によっては寸法指定して布を購入することで、製作費はかかりますが指定サイズの入園グッズを作ってくれます。
インターネットでも手作り商品を注文することができるので、自信のないママは参考にしてください。
手作りするにも、お願いするにも春の入園者が多い時期などは気に入った生地が売り切れていたり、注文予約が多かったりと間に合わないこともあるようです。早め早めに準備を始めましょう。
保育園では着替えの服だけではなく、下着や靴下に至るまで、家から持っていくものには全て名前記入が基本です。名前記入は意外と時間がかかります。
名前を記入できるものはよいのですが、素材によっては名前シールやワッペンが必要です。特にキャラクターものの名前シールやワッペンは売り切れが出ることもあるので、見つけた時に購入しておいたほうが安心です。
せっかく名前記入しても、目立たなかったり見えにくい場所だと保育士に気付いてもらえないことがあります。名前があっても落としものになってしまいます。大きくはっきり見える場所に記入してください。
例えば、柄物や濃い色の衣類に黒の名前ペンで記入しても目立たないことがあります。その場合は、アイロンなどで張りつける白い名前テープを使ったり、工夫が必要です。
保育園では様々な年齢の子どもがいます。自分のものがわからなくなってしまわないように、しっかり名前記入もします。みんながすぐに読めるように、ひらがな記入にします。
ペンがにじみやすい生地にはアイロンプリントや、刺しゅう糸で名前を縫います。
子どもは目印があったほうが自分の持ち物を判別しやすいようです。決まったアップリケを貼ったり、同じ布で巾着やバッグを作るとわかりやすくなります。
0~1歳児は自分で管理することが大変なので、保育士がすぐにわかる名前記入が鉄則です。2~4歳児は自分専用のマークや絵柄があると、自分で管理する練習ができます。
保育園では汗をかいたり、外遊びで汚れたら、毎回シャワーを浴びるわけではないので服を着替えさせてくれます。そのため、毎日の洗濯物が増えがちです。
常に持っていく着替えも必要なので、入園前には園で着る服を買い足す家庭が多いようです。そのため着替えに関しては、家庭で洗濯しやすい素材が便利です。
ドライで別洗いが必要な生地、色落ちする生地、飾りが多くて手洗いの服などは忙しい時や、着替えが足りない時は厄介です。忙しい家庭では乾燥機が活躍するほどです。
お昼寝布団には名前記入のカバーをかける保育園が多いです。これも、週末に洗濯することが多いので乾かない場合は予備が必要です。
保育園に持参するものは全て、汚れてしまってもよいことが前提です。汚さないように着てほいい服や、壊してほしくないコップなどは家庭で使うほうが安心です。
保育園の生活では外遊びや散歩で汚れたり、昼食でソースが付いてしまうこともあります。活発な子は、汚れても目立たないデザインの服を選ぶようにするようです。
もしも「こんなに汚して!」と思ってしまう服や靴があったら、それは休日用にしましょう。保育園には、汚れること前提で持たせてください。
保育園では靴をはいてお散歩したり外遊びして過ごす日があります。お散歩は天気が良いと毎日できる園もあります。
入園に向けて新しい靴を買ってあげる家庭も多いのですが、履き慣れていないと歩き疲れたり、サイズがあわずに脱げてしまうことが心配です。
入園準備をする時期には、登園用の靴を履きならしておきましょう。保育園入園前から、爪をいつも短く切りそろえる習慣をつけましょう。
髪の長い子どもは、登園前にゴムで結んだり留めて遊びやすい髪形にします。園によってはヘアアクセサリーにも規定があります。過度な飾りや尖ったものは、怪我を防ぐために控えましょう。
男女関係なく、シラミ(虱)など髪を介して流行するトラブルもあります。髪を清潔にしているつもりでも、日中の子どもは汗びっしょりで遊んで、みんなで一緒に昼寝しています。毎日欠かさず髪の清潔を心がけてください。
雨の日の登園は大変です。車で送迎できるとは限りません。子どもと荷物を持って登園するために、前もって雨の日対策を考えてください。
先ず子どもはレインコートが便利です。傘だけではすぐに服が濡れてしまいます。靴は撥水加工のある靴や、長靴が安心です。履き慣れないと転びやすいので、少し前から履いて歩かせてください。
もしも子ども自身がカサを持つ場合は、視界を遮らないデザインを選びます。一部が透明になっているカサは、カサをさしながら前方確認して歩けるので安全です。
荷物が多い日は、ビニールコーティングした生地のバッグが役立ちます。ファスナーなどで口をしっかり閉じるタイプなら、中身が濡れません。