あせもに強くなるポイント

夏のあせも(汗疹)に悩む赤ちゃんとママが実践できる、毎日のあせも対策を紹介します。あせも対策の重要ポイントは継続することと、あせもが発生しやすい場所を把握することです。

あせもの発生場所を知る

赤ちゃんの肌をよく見てください。あせもの発生する場所には、わかりやすい特徴があります。

シワのよりやすい場所

赤ちゃんの足

赤ちゃんは肌が柔らかくてプニプニしているので、柔らかいほどシワができます。これは肥満だからではなく赤ちゃん特有の可愛さの象徴でもあります。しかし、このシワに汗が入り込んでしまうのです。

赤ちゃんの肌のシワに入り込んだ汗は、シワを伸ばさない限り停滞します。さらにシワが深かったり睡眠中で動かすことがないと蒸れてしまいます。

赤ちゃんのあせもが心配なシワのよりやすい場所は首・肘・手首・お腹・太もものつけね・ひざ裏・足首など沢山あります。実際に赤ちゃんの肌のどこにシワができているか、お世話しながら確認してみましょう。

汗をかきやすい場所

あせもと言えば、汗をかきやすい場所です。でも、汗をかく場所は全身。目に見える部分だけではありません。たとえば頭皮も汗をかいて放置すればあせもができます。

赤ちゃんのことを抱っこしていると、正面の首のシワばかり見えますが首の後ろも、沢山の汗をかいていることを忘れないでください。同じように抱っこしているときや授乳中、睡眠中の背中も汗でびっしょりなことが多いです。

意外なところでは手のひらと、足の裏が要注意です。足裏はママがこまめに見ないと汗でホコリがべったり付着していることも。手のひらは汗とよだれでベタベタになりがちです。特に低月齢の赤ちゃんは手をグーにしていることも多いので、汗をかいている肌が密閉されてしまいます。

風通しのよい肌環境

あせもは密閉空間が作られると、急速に発生します。先に説明した赤ちゃんの肌にできるシワは皮膚と皮膚が壁のようにかさなりあって密閉空間をつくります。汗をかく季節には、シワを広げながら汗をふいたり洗い流す習慣をつけましょう。

ベビーカーやねんねの多い赤ちゃんは背中が塞がれています。ここでも密閉空間ができてしまいます。たまに肌着と肌の間の蒸れた空気を排出することが理想です。でも、ねんねの赤ちゃんをおこすのもかわいそうなので、汗とりガーゼを背中に入れて寝かせます。汗をかいたら汗とりガーゼをひっぱりだせば、ベタベタな肌を1回リセットできます。

ベビーカーの場合は、背中にあたる部分のシートに夏用の通気性や吸湿性の高いシートを利用してみましょう。使用するタイミングは寝具に夏用のシーツを使うときと同じです、ベビーカーでは多くの赤ちゃんがお昼寝をしたりねんねの状態で移動しています。夏用寝具を使うときに、ベビーカーの背当てシートも交換してあげましょう。

汗をかいたら拭く・洗い流す習慣

赤ちゃんが汗をかいたら「今日はお風呂でしっかり洗おう」と思うものですが、その場で対応するように心がけてください。

汗は肌に放置されるほど、あせもの原因になります。その場で汗を拭き取ったり、軽く洗い流すことができればあせもの発生源を減らすことができるうえに、赤ちゃんも気持ちよく過ごせます。

汗に強い生地選び

赤ちゃんのあせもは肌着や衣類、寝具の選び方でも予防できます。あせもを作らせないためには、汗に強い生地を選びましょう。

綿はベビーウェアや寝具にも多く使用されている記事です。汗をしっかり吸収するので、肌に残る汗を吸いとってくれます。ガーゼも同じように使うほどに吸水性を実感できます。綿もガーゼも肌触りが優しいので安心できる素材です。

気をつけたいのは吸水性の良さからくる「冷え」です。肌から汗を吸水した生地は、だんだん赤ちゃんの肌を冷してしまいます。

汗を吸い取ったからといって放置は禁物です。すぐに着替えましょう。幸い、綿もガーゼも洗いやすく乾きやすいので毎日の洗い替えにも最適です。

おむつ交換・お風呂上がりも一工夫

シャワー

おむつは蒸れたおしりを密閉するので、こまめな交換が望ましいのですが、同時におむつのギャザー部分にあたる太もものつけ根の汗を肌に密着させてしまうデメリットがあります。ただギャザー部分がしっかりしているから漏れを防ぐことができるので、ギャザーはサイズに合ったものを選んでください。

あせもが心配な季節は、オムツ交換時に太もものつけ根も触ってみましょう。ベタベタしていたらおしりふきで拭きとったり、ぬるま湯をスプレーでふきつけて汗を流してください。

お風呂上がりも、赤ちゃんはすぐに汗をかいてしまいます。ポカポカしているままベビーウェアを着て暑がって汗をかくこともあります。お風呂上がりは肌の火照りがさめてからベビーウェアを着せましょう。

おむつをすぐに付けないと汚してしまうと心配なときは、おしりの下におむつを敷いてください。さらに防水シートやビニール製のシートを敷いた場所で交換すれば安心です。

お風呂上がりに、汗がひくのを待っていたら風邪をひくのではと心配なときは、バスタオルをおくるみのように使ったり、薄手の湯あがりポンチョを活用してください。

ベビーパウダーは使いかた次第!

ベビーパウダーを肌にのせればサラサラになって、あせもを予防できると考えていませんか?もちろん、あせもは予防できます。でも濡れた肌や汗ののこっている火照った肌にベビーパウダーをのせることは逆効果です。

濡れた肌にのせたベビーパウダーは、水分を吸収して毛穴に詰まりやすくなります。必ず汗や火照りがおさまってから使用してください。