生後4ヶ月では首がすわって、寝返りをしそうな動きを始める赤ちゃんもいます。睡眠時間が定まる反面、昼夜の差をつけたり工夫ある育児が求められます。
2021/01/07
生後4ヶ月赤ちゃんのお世話で困ったこと、気になること、悩みやすい問題をわかりやすく説明します。生後4ヶ月では首がすわって、寝返りをしそうな動きを始める赤ちゃんもいます。睡眠時間が定まる反面、昼夜の差をつけたり工夫ある育児が求められます。
生後4ヶ月になると、周りには夜に5~6時間まとめて眠る赤ちゃんも出てきます。まとまった睡眠時間がとれると、成長を実感するママも多いようです。その反対に、まだ夜の授乳が頻繁な赤ちゃんのママは「うちの子だけ?」と不安になります。
確かに性フォ4ヶ月頃からは、夜まとめて眠るようになる赤ちゃんが増え始めますが、これも個人差があるので必ずしも4ヶ月でクリアする必要はありません。
ただ、「夜にまとまって眠れる=おりこうな赤ちゃん」とイメージしてしまうのも事実です。できないと劣っていると感じるかもしれませんが、暑い季節はのども渇くし、精神的な発達途中で眠りが浅くなることも考えられるので、あまりマイナスに考えないでください。
夜中に何度も目覚めても、抱っこしたり授乳したり愛情を与えることのできる時間が増えるだけで、問題ありません。
ただ食欲がなかったり発熱、尿が出なくなっているなど体調に異変がある時は、つらくて目覚めてしまうのかもしれません。よく様子をみてください。
生後4ヶ月頃には、髪が伸びてくる赤ちゃんがチラホラ出てきます。でも、なぜだか髪がふんわり逆毛になって、モヒカンのように立ってしまうことがあります。
赤ちゃんは大人の髪と比べて、1本が細くてやわらかいので静電気で立ったような髪型になりやすいのです。
気になるかもしれませんが、よく周囲を見ると逆毛の赤ちゃんは珍しくありません。だんだん髪が伸びて落ち着くので、整髪剤やドライヤーは使用しないでください。
この時期はふんわりした赤ちゃんらしい髪形を楽しみましょう。髪が少なかったり、伸びが場所によって違う場合も赤ちゃんはそうゆうものだから、あえて隠したり気にしなくても大丈夫です。
生後4ヶ月になると首がすわり始める赤ちゃんが増えます。首がすわると、自分で左右を向いたり、目線が変わるので赤ちゃんにとっては視界が新鮮です。
今まで横抱っこばかりだった赤ちゃんは首を上に持ち上げて、縦抱っこをして欲しがります。ママにとっては、首がすわったばかりだからグラグラする時もあって心配です。
縦抱っこをやめる必要はありませんが、後頭部に手を添えてサポートしてあげてください。急に後ろにのけ反ることもあり、まだ赤ちゃん1人で首を安定させることは難しいようです。
生後4ヶ月頃からは、予防接種が始まります。赤ちゃんは慣れない空間で、急にやってくる消毒の冷たさや、注射の痛みに今までにない泣きかたをします。
特に予防接種は何度もあるものの、慣れるものでもありません。ママは赤ちゃんが接種中に動いて怪我をしないようにしましょう。そのためにはママが落ち着くことが大前提です。大声で注意したり、泣く赤ちゃんを叱らないで安心させるように心掛けます。
予防接種では、大泣きしたり暴れたから悪い子だとは考えないようにします。沢山泣いたり嫌がったとしても、「頑張ったね」と褒めてあげたいですね。
生後4ヶ月になると授乳にも慣れて、赤ちゃんは短時間で授乳を済ませるように変わっていきます。まだまだ時間がかかることもありますが、30分以上かかっている時は、本当に飲んでいるのかチェックしてください。
遊び飲み(あそびのみ)と言って、ある程度授乳が済んで満足したら、口に含んでいるだけで飲んでいなかったり舌を動かして遊んでいる場合があります。そんな時は、一度授乳を終了させてください。また欲しがったら、授乳をしましょう。
大きめに産まれた赤ちゃんは早々に新生児用オムツを卒業しますが、お腹回りがほっそりしている赤ちゃんや小柄な赤ちゃんは生後3ヶ月頃まで新生児用オムツが使えることもあります。
肌にオムツのゴム跡が目立つようなら、オムツのサイズアップのタイミングかもしれません。他にも、オムツのあたる部分が荒れやすい時も、小さいサイズのオムツが肌にくっつきすぎて蒸れている可能性があります。
オムツはウエストがゴムだから、動き回る月齢までは小さめでも大丈夫に見えるかもしれませんが、赤ちゃんはお腹が苦しいと母乳やミルクを飲むことができなくなってしまいます。
生後4ヶ月では、少しの時間うつぶせになる赤ちゃんもいます。うつぶせになると、顔を真っ赤にして首を持ち上げようとしている姿を見かけます。
これは苦しいというよりも、首がしっかりしてきた証拠です。赤ちゃんにとっては、うつぶせで首をあげてみる視界は新鮮です。
ただ、あまり長い時間うつぶせにさせるのは、まだ避けてください。必ず保護者が目を離さずに付き添ってください。