生後4ヶ月は、首座りが完了する時期です。首が座り始めは、未だグラグラ感が多かったものの1ヶ月ほどで、かなりしっかりと首を持ち上げるようになります。
2021/01/07
生後4ヶ月の身長は約62~70cm前後です。この頃から授乳量や体型で、身長差が見られます。大切なポイントは、身長と体重のバランスです。
生後3ヶ月の時点で65cmほどに伸びている赤ちゃんもいれば、生後4ヶ月に60cmの赤ちゃんもいます。あまり平均が気にならない時期に突入したと思ってください。
生後4ヶ月の体重は5.8~9キロが目安です。身長とのバランス、授乳量で健康を確認してください。男の子の方が、少し平均体重が多いようです。女の子は平均よりも少し少なくても範囲内です。
生後4ヶ月になると、体重の増加がゆるやかになります。赤ちゃんも沢山動くようになるので、新生児期ほど体重増加が気にならなくなる頃です。
生後4ヶ月は、首座りが完了する時期です。首が座り始めは、未だグラグラ感が多かったものの1ヶ月ほどで、かなりしっかりと首を持ち上げるようになります。
縦抱っこをすると、赤ちゃん自身が首をしっかり動かすようになります。呼びかけたり、音の鳴るほうを向こうと一生懸命になります。
首が安定した赤ちゃんは、ねんねだけの視界から、ママと同じように顔を向かい合わせることができるようになります。パパママや家族の動きや行動にもっと興味を持ち始めて、自分で首を動かして目で追うようになります。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、お散歩も多くなって人との触れ合いも増え始めます。人見知りをする赤ちゃんもいれば、誰にあっても顔をみて「あー」「ぶー」と話しているような素振りをみせる赤ちゃんもいます。
人見知りをする赤ちゃんは、けっして感情が乏しかったり周囲との関わりができないわけではありません。周囲を見ることができるからこそ、慣れ親しんでいない人がわかったり、初めて会う人を認識できるのです。人見知りは成長過程だと考えてください。
誰にでもニコニコ笑顔の赤ちゃんは、周囲に興味をもっています。誰にでも好印象を与えるので、ママにとっては嬉しいことですが、赤ちゃん同士でも興味をもつので顔を触って泣かせてしまうこともあります。
生後4ヶ月を過ぎると、ちょっと甘えたい時の泣き声と、空腹を訴えている時の泣き声の使いわけが始まります。
これは、まだ話すことのできない赤ちゃんにとっては精一杯のスキンシップです。パパママに自分の気持ちを伝えるための、使いわけなのです。
相手の顔を見ながら、涙を流すというよりも泣き声を出しているような時は「何かしてほしいのかな?」と考えてみましょう。赤ちゃんからスキンシップを求めているサインかもしれません。
生後4ヶ月の授乳間隔は3~4時間で、もう1時間で空腹になることもなくなります。ただし、季節によっては喉が渇いて1時間で水分補給をすることはあります。
赤ちゃんの母乳を飲む力は、さらに強くなります。ママは乳首が切れたり腫れるトラブルに悩まされる頃です。逆に沢山飲んでくれるので、おっぱいの張りが解消するママもいます。
生後4ヶ月では、簡単な離乳食に挑戦する赤ちゃんもいます。まだ離乳食で栄養を取ることが難しい時期なので、沢山飲む母乳が栄養素の中心です。ママは母乳のための食生活を、まだ続けてください。
生後4ヶ月になると、夜中は1度くらいしか起きなくなる赤ちゃんもいます。明け方まで起きない赤ちゃんは、授乳を1回飛ばして6~7時間ほど寝てくれるようになります。
これは授乳が上手になってきた証拠です。たくさん飲むことができれば、空腹になることも減るのでぐっすり眠る時間が増えます。
ただ、お散歩や遊びで知恵のついてきた赤ちゃんは、昼夜逆転や夜泣きが始まります。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、軽い新生児用のガラガラなら自分で持てるようになります。
手の届くものには強い興味を持つので、ガラガラを振って遊ぶだけでなく、なめたり口に入れてみようとします。
何にでも興味を示しはじめるので、大人が思ってもいなかったものを舐めたり口に入れようとします。タバコの吸い殻、小さなものや角のあるものは近くに置いておかないように気をつけてください。
生後4ヶ月になると、ねんねの頃に着ているベビーオールがきつく感じる赤ちゃんもいるようです。動きも活発になるので、手足を伸ばしてもきつく感じないサイズの服が適しています。
寝返りをしようと体をねじる赤ちゃんには、おむつ交換のしやすい服が便利です。
手の届くものを口に入れたがるので、ボタンやスナップはしっかり縫いつけます。飾りやリボンも、赤ちゃんが舐める可能性があります。買ったばかりの服でも縫製はチェックしてから着せてあげましょう。