1歳直前の生後1ヶ月は離乳食の進み具合や、運動、遊びかたに個性が出ます。
2021/01/07
生後11ヶ月赤ちゃんのお世話で困ったこと、気になること、悩みやすい問題をわかりやすく説明します。1歳直前の生後1ヶ月は離乳食の進み具合や、運動、遊びかたに個性が出ます。得意なこと、苦手なこともあるので周囲と比べて焦らないようにしたいです。
生後11ヶ月頃は、体重も身長もわずかな増加になることが多く、低月齢のように一気に身長が伸びることも少なくなっていきます。これは特に問題ありません。
赤ちゃんの場合は1ヶ月ごとの変化が気になりますが、1年間でどれだけ体重が増えて身長が伸びたかを確認してみましょう。大人ではありえないほど、1年で大きくなっているのがわかります。
離乳食が進んで、元気に遊んでいるようならまた身長が伸び始めるので、今はしっかり栄養摂取に努めてください。
生後11ヶ月になった赤ちゃんは、いろんな動きをマスターして活発に移動します。時には離乳食の途中、オムツ交換中、着替えの最中でも高速ハイハイで動いてしまいます。
じっとできない赤ちゃんを見ていると、落ち着きのない子だと思うかもしれませんが、まだ生後11ヶ月の赤ちゃんにマイナスイメージを持つのは避けたいですね。
自分で移動できるようになった赤ちゃんは、視界が変わって周囲に興味津々です。次から次へと視界にはいってくるものに興味を示します。活動的な赤ちゃんなら、じっとしている時のほうが少ないかもしれません。
逆に、集中して欲しいことに興味を向けるようにすれば、他のことをしたり移動することを少し止めることもできます。
食事中は動くこと以外に集中できるように、いつも椅子に座らせたり、赤ちゃんの手でも食べやすいように調理します。オムツ交換中も寝返りを始めないように手におもちゃや、お気に入りのグッズを持たせてみましょう。ママが話しかけたり、歌を歌ったり興味を反らすのも効果的です。
生後11ヶ月の赤ちゃんが、必ず1人で立てるわけではありません。つかまり立ち→つたい歩き→1人歩きの過程が速いほど優秀だと思われがちですが、これは赤ちゃんの立場ではない意見です。
無理に立たせたり、手を離さないようにしましょう。未発達の筋肉や骨に負担がかかったり、バランスを崩して転倒することが心配です。
赤ちゃんが1人で立たないのは、ちょっとしたコツをつかめていなかったり、手を離すことが怖いのかもしれません。
ただ、1歳を前に歩けたかどうかを気にする人もいるようです。もっと赤ちゃんが大きくなったら数ヶ月の違いはたいして気になりません。焦らずゆったり見守ってあげたいところです。
生後11ヶ月になると、ある程度まとまった睡眠がとれるようになります。それでも夜中に何度か目覚めるようになってしまうことがあります。月齢が高くなってから、夜中に目覚めることが増えると困ってしまいます。
原因はそれぞれ違うので、1日を通して生活リズムを見直します。生後11ヶ月になればお散歩や外出も増えるので、長時間だと赤ちゃんが興奮して浅い眠りになることがあります。ただ疲れてもいるので、夜中に目覚めて泣いてしまいます。
お昼寝を沢山しすぎても、夜中の睡眠に影響します。たまたま昼寝時間が長いと、その日の夜は遅くまで起きていたりします。これが毎日続くと、昼夜逆転になります。昼寝時間を離乳食前にして空腹で目覚めるようにしたり、昼寝のタイミングを決めるのも難しいものです。
生活リズムだけでなく、授乳から離乳食に移行する時期は、クセで夜中に授乳したがることもあるようです。授乳でなくても白湯やお茶でのどを潤したり、精神的に安心するようママが抱っこすると落ち着きます。
そろそろ外でも歩く練習や、つかまり立ちの練習を短時間ずつ始める頃です。でも、室内では活発なのに、靴をはかせて外でつかまり立ちすると、すぐにベビーカーに座りたがる赤ちゃんもいます。
でも、最初は靴が邪魔でぬぎたがったり、眠くなるとベビーカーでも靴を履きたがらない赤ちゃんもいます。やる気がないように見えてしまいますが、なかにはベビーシューズに慣れなくて違和感がある赤ちゃんもいるのです。
もちろん靴に慣れてしまえば、どんな場所でも歩いたり立ったりできるので楽しくなります。逆に靴をはくのが楽しくて、室内でも履きたがる赤ちゃんもいます。
もう1つ確認したいのが、機能的に赤ちゃんの足に合っているのかどうかです。サイズが小さすぎれば窮屈だし足指が痛くなります。大きすぎると、足が靴内で安定できなくて歩きにくくなります。その時にあったサイズを履かせるようにしたいです。