ク-イング

ク-イングとは、赤ちゃんの発声の中でも、「あー」「うーうー」など動物の鳴き声に似た叫び声。一般的に泣き声の次に発する、泣き声以外の発声がク-イングです。機嫌のよい時は1人で高い声や喉を鳴らした声を発します。だんだん機嫌の良し悪しで、発声に差が出るようになります。

ク-イングの出る時期

生後1~3ヶ月頃から耳にし始めます。個人差はありますが、鳴き声の延長で発声し始めます。1人でベビーベッドに寝ている時も、機嫌良く発していたりします。相手がいない時に集中して発声している赤ちゃんもいます。これは発声が遊びの1つだからです。

おしゃべり好きな赤ちゃんなら、ク-イングで会話しようとすることも。逆にク-イングがあまり聞こえなくても、元気に成長していれば問題ありません。単に言葉や発声に対する興味よりも、自分の体を動かす興味の方が強いのかもしれません。赤ちゃんはしっかり泣いて気持ちを表現しているので、ク-イングが少なくても大丈夫です。

ク-イングへの対応

ク-イングは自分の喉を使って声を出す、確認作業も兼ねています。赤ちゃんにとっては自分の発声する声でさえ興味の対象です。ですから1人でも、どんな場所でもク-イングします。

ク-イング会話への第1歩です。積極的に発声するように、周囲も笑顔で反応します。泣き声しか聞かなかった赤ちゃんのク-イングを聞くと、成長に微笑むでしょう。そしてク-イングの真似でも良いので、その場で返事をしてみます。内容よりも同じことをして楽しむことがコミュニケーションになります。

会話ごっこでコミュニケーションをとって、赤ちゃんに良い刺激を与えてみましょう。例えば「アー」と言えば、意味など関係なく「アーなのね」と返せば良いのです。笑ってク-イングしたら、「楽しいね」と微笑み返しても。会話的には内容が繋がっていなくても大丈夫です。声を出すことを楽しみましょう。

こうして赤ちゃんに同調してあげることで、コミュニケーションを取ります。「声を出したら、お母さんも声を出した」と思えば会話に興味も出てきます。ク-イングがそのきっかけの1つになるのです。

この時、赤ちゃんの集中を削がないよう、なるべく雑音は省きましょう。テレビや音楽は消音にして接してみましょう。そして、目と目を合わせて会話をするように心掛けると更に効果的です。

ク-イングは次第に喃語に発達します。ク-イングは喉を使う確認、そして喃語で舌を動かして色々言葉になります。

その為にもク-イングは大切な作業です、声の大きさもここで学びます。突然大きな声で「あー」と言うのも、自分の声の大きさを聞いています。急に大声で発声するので驚くかもしれませんが、赤ちゃんにとっては自分の声も不思議なものかもしれません。

最初は大きな声や、理解できない発声に戸惑うかもしれません。でも、これがお喋りの第1歩。気楽に構えてサポートしてあげましょう。バスや電車などの公共の場所で大声を出すと気になる時は、途中で声を出せる場所で休憩して沢山相手をしてあげるのも良いでしょう。赤ちゃんに静かにしなさいといってもうまく伝わらないものです。

ク-イングを続けることは、身近な母親をより認識させることにもなります。付き合える時は時間を作って赤ちゃん特有の会話を楽しんであげましょう。