モグモグ期の肉、大豆類

離乳食のモグモグ期に食べることのできる肉類と大豆類、控えてほしい肉類と大豆類をくわしく説明します。肉類は鶏ささみからゆっくり挑戦、納豆は冷凍状態で刻むと簡単です。

ゆっくり肉類に挑戦

鶏ささみから解禁

離乳食のモグモグ期からは肉類も、少しずつ挑戦してみましょう。最初は消化がよく脂身のない鶏ささみを選びます。鶏ささみは胃腸への刺激が少ないので、モグモグ期以降の離乳食で活躍します。

同じ鶏肉でも鶏ひき肉は、鶏ささみ慣れてからモグモグ期後半以降に考えます。ひき肉のほうが食べやすそうにも見えますが部位や脂身をチェックする必要があります。鶏むね肉など脂身のない部分をつかったひき肉を選びます。ひき肉に関しては無理にモグモグ期から取り入れなくても大丈夫です。まずは鶏ささみに挑戦してみましょう。

焦らず様子をみながら

モグモグ期にはいっても、急いで肉類に挑戦する必要はありません。赤ちゃんが自分で舌を動かして食材をつぶしてから飲みこむ流れができてからのほうが安心です。

モグモグ期に入ったからといって、舌でつぶす動きができないまま肉を食べるようになると、舌でつぶすことをせずに丸飲みするクセがついてしまうことが心配です。焦らずに、野菜とおかゆで舌の動きを練習してからでも遅くはありません。ゆっくり確実なスタートを目指しましょう。

離乳食で肉類を食べたほうが、より栄養を摂取できるイメージもありますが、まだ母乳やミルクからも栄養をとっているので問題はありません。

繊維に気をつけて

モグモグ期になって鶏ささみに挑戦するときは、繊維を気にして調理します。繊維が残っていると舌でつぶしてもかたまりが残ります。かたまりが残ると食べにくくなって、舌とあごを使わずそのまま飲みこむようになります。

モグモグ期の鶏ささみは冷凍状態ですりおろすか、ゆでてから繊維にそって細くさいて刻みます。大人にしたら噛みごたえのない調理方法ですが、赤ちゃんは繊維を気にせず食べることができます。

加工品はNG

食べやすくアレンジされた加工品は避けてください。鶏ささみをやわらかく煮込んでいるような加工品も塩分や保存のための添加物も心配です。もしも家庭で調理できないときは、赤ちゃんの離乳食向けに作られているベビーフードを使ってください。

豚肉、牛肉は待って

離乳食のモグモグ期にはいっても肉類が全面的に解禁されるのは、もう少し先です。まず挑戦できるのは鶏肉で、豚肉と牛肉は生後9ヶ月頃からが目安のカミカミ期以降になります。

どちらにしても赤ちゃんには、しっかり火を通して中まで加熱調理してください。大人が好むようなレアやミディアムレアは厳禁です。

モグモグ期に食べる大豆類

豆腐

モグモグ期も豆腐は、赤ちゃんの舌でつぶせる食材として活躍します。まずは絹ごし豆腐で食材をつぶしてから飲みこむ練習をします。モグモグ期後半には木綿豆腐も舌でつぶせるようになります。

高野豆腐

ゴックン期後半から少量はOKだった高野豆腐も、慣れたら量を増やしてメニューに加えます。高野豆腐のよいところは栄養価が高く、乾燥状態で保管できるから日持ちすることです。すりおろして使うと便利です。

納豆

納豆は栄養価が高くて、消化もよいのでモグモグ期から少しずつ取りいれてみましょう。でも細胞膜でおおわれているので、そのまま食べると消化しにくい特徴があります。モグモグ期はひきわり納豆を選びましょう。

赤ちゃんが1回に食べる量は12gと考えて、1パックをラップやフリーザーバッグに小分けして冷凍できます。使う前の解凍中にもういちど刻むと、凍っているぶんネバネバが少なく刻みやすいです。

納豆に慣れるまでは加熱してから食べさせます。電子レンジで温めることもできるので、冷ます時間を考えて早めに用意しましょう。

条件付きでモグモグ期に食べる大豆類

おからは、大人からは栄養価が高くヘルシーな食材ですが、赤ちゃんには繊維の多さが胃腸を刺激しすぎることが心配です。離乳食のモグモグ期後半に、少量ずつ食べさせて下痢や腹痛をひきおこさないか確認しながら進めます。

おからは水分を吸うとかなり膨らみます。少量でもかさが増すので、赤ちゃんの食べすぎには注意が必要な食材です。栄養が高い反面、慣れるまでは使いすぎに気をつけたい食材の1つです。

モグモグ期に避けてほしい大豆類

がんもどき

赤ちゃんの噛みやすそうな食感のがんもどきは、油で揚げてあるので消化吸収しにくく離乳食では使わなくてもよい食材です。消化吸収の未発達なモグモグ期は避けてください。

大豆の水煮

大豆の水煮は皮が、モグモグ期の赤ちゃんの舌だけではつぶせず、喉にはりつくことが心配です。皮は消化も悪いのでモグモグ期はまだ控えましょう。