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手作りとベビーフードのメリット・デメリット

手作り離乳食のメリットとデメリット、市販のベビーフードのメリットデメリットをわかりやすく説明します。

ミルクを飲む赤ちゃん

2020/12/19

手作り離乳食のメリットとデメリット、市販のベビーフードのメリットデメリットをわかりやすく説明します。手作りはママ自身で食材から選べる安心感、ベビーフードは月齢に合わせたメニューと食べやすいやわらかさになっている安定感があります。

手作り離乳食のメリット

食材にこだわる

手作りの離乳食は、食材の準備から関わるので生産地や農薬の有無などを気にするママには安心感があります。どの食材をどのくらい使うかも決めることができるので、ママ自身も赤ちゃんの栄養素について考えることができます。

赤ちゃんのうんちのかたさに合わせて食物繊維を積極的に取りいれ、健康面を整えることもできます。

味やとろみを調整

手作りの離乳食は、赤ちゃんの体調に合わせて調理しやすいメリットがあります。例えば離乳食で陥りやすい便秘のときは水分を多めにしたり、風邪気味で喉が痛いときはとろみをつけて飲みこみやすくしたり、赤ちゃん個人に合わせた調理ができます。

大人メニューの取り分けができる

離乳食のなかには、味付けの手前までは大人のメニューと同じように調理できる食材もいっぱいあります。例えば、かぼちゃは煮込んだり加熱でやわらかくするまでは大人も離乳食も一緒にできます。

取り分けの王道は鍋料理です。赤ちゃんの食べる野菜や魚を一緒に水炊きすると、1つの鍋で済むので簡単です。

手作り離乳食のデメリット

メニューを考えるのが大変

離乳食は1日1食から、やがて3食になるので栄養バランスの偏りがでないようなメニューを考えると大変です。それに合わせて買い物をするので、ママの知識も必要です。

栄養素やカロリーを細かく追及するママには、手作りが負担になったり育児疲れの原因になることもあります。その月齢で食べることのできる野菜、肉類や魚類を中心に使うなどおおらかな気持ちでメニューを考えてみてください。

買い物が大変

赤ちゃんの離乳食は少量しか使わなくても、食べることのできる食材が限られています。そのため日々の買い物が大変だと感じるママもいます。

大人のメニューを、離乳食にも使える野菜や魚をつかったものにしたり、買い物が大変な時は宅配を利用する手もあります。少量ずつ冷凍してストックをつくると、すべてを買わなくても料理できるようになります。

ベビーフードのメリット

栄養やメニューに悩まない

ベビーフードはそれぞれの月齢にあわせた食べやすいかたさ、1食の栄養バランスや量で作られています。メニューや栄養の偏りに悩むときは助かります。

離乳食の進み具合で、どの程度のかたさにすれば良いのかわからないときもベビーフードを参考にできます。

調理時間が短縮

赤ちゃんを空腹で待たせてストレスを感じるようなら、ベビーフードは調理時間の短縮に役立ちます。手作りの離乳食に加えて、あんかけやソース、ダシだけベビーフードを使うと便利です。

未開封なら長持ち

ほとんどのベビーフードは未開封なら、常温のまま保管できます。ママの体調が悪いとき、買い物に行けないときも簡単に離乳食を用意できます。

保管できるのは未開封に限ります。口をつけていなくても開封したら、すぐに食べてください。

ベビーフードのデメリット

食材によっては割高

離乳食のゴックン期やモグモグ期で1度の食事量が少ない赤ちゃんは、ベビーフードのほうが割高になるケースもあります。その反面、食べるかどうか試したい食材などはベビーフードのほうが便利な時もあるので、食材によって使い分けましょう。

食事が簡易的になる

ベビーフードは瓶容器やレトルトパウチに入っています。そのまま開封して食べさせることも可能ですが、続けるとお皿から食べることを教える機会が減ります。

ベビーフードを容器に移して食べさせると、食事の流れが伝わりやすくなります。外出先で余裕があるときは、使い捨て容器や小分け容器に入れ替えてみましょう。

良いところを使いわけ

離乳食を手作りすると、食べさせたい食材や栄養素、体調に合わせたやわらかさや水分量をママが調節できます。なにを食べているのかママ自身が把握できるので安心感がある反面、毎日のことだからストレスに感じたり悩むこともあります。

そんなときは手作りにこだわらず、市販のベビーフードに頼るのも良いでしょう。手作りやベビーフードにこだわらず、良いメリットはどんどん利用してください。

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