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赤ちゃんとフラッシュ撮影

赤ちゃんにフラッシュ撮影は、頻繁でなければ大丈夫です。なかでも歩き始めるまでは、はいはいやお座りができる度に撮影ポーズも変わって新鮮です。

赤ちゃんを抱っこしながら寝るママ

2020/12/25

新生児から生後1年までの赤ちゃんは、沢山の写真を撮る機会があります。なかでも歩き始めるまでは、はいはいやお座りができる度に撮影ポーズも変わって新鮮です。でも、カメラのフラッシュが気になるママも多いようです。

カメラのフラッシュは、近くで見ると大人でも残像が残るような経験があります。産まれたばかりの新生児や、生後1年足らずの赤ちゃんにとってフラッシュ撮影は悪影響を及ぼすのでしょうか?

赤ちゃんにフラッシュは大丈夫?

赤ちゃんにフラッシュ撮影は、頻繁でなければ大丈夫です。とはいえ、状況や赤ちゃんの体調によっては気分が悪くなったり、泣きだすことも考えられます。

もちろんフラッシュ撮影を連続で毎日続ければ、悪影響がないとは言い切れません。

カメラのフラッシュに対しては、様々な意見があります。もしも心配な時は、赤ちゃん個人の健康や状況、ママやパパの撮影の仕方を眼科や小児科で相談してください。

フラッシュに否定的な意見では、「赤ちゃんの綺麗な網膜に悪影響」「目のストレスが脳に伝達される」「突然のフラッシュ閃光が恐怖心をつくる」等です。ちょっと頭の片隅に覚えて、嫌がる赤ちゃんがいたら思い出してください。

何らかの影響や、フラッシュ撮影を嫌がる時は無理に撮影しないことが鉄則です。赤ちゃんが嫌がることをしたら意味がありません。

ちょっとした心遣いで、赤ちゃんへの影響も減ります。例えば太陽光や明るい場所でフラッシュに頼らない撮影を心がけたり、フラッシュを使う時は目線が合わないようにするなど・・研究してみましょう。

フラッシュの残像

赤ちゃんにフラッシュは大丈夫?

至近距離で撮影された時、目に残像が残ることがあります。撮影後も目の前にチカチカする点が見えたり、光が残ります。これはカメラのフラッシュ撮影の影響です。

フラッシュをたいた時のストロボ光の残りなので、残像が目に残ることは異常ではありませんが、赤ちゃんの場合は目の膜も未発達なのでちょっと心配です。

常識の範囲で1~2度フラッシュ撮影をすることに問題はありません。でも、赤ちゃんを撮影する時は可愛いあまりシャッターを押す回数も増えてしまうものです。やたらフラッシュ撮影を続けると、赤ちゃんは目がチカチカしてしまうかもしれません。

視力とフラッシュ撮影

フラッシュ撮影が視力の低下につながると、心配することもありますが、1度のフラッシュ撮影で視力に影響が出ることは、あまり考えられません。

赤ちゃんは、最初は視力もないのではっきりと視界が見えているわけではありません。でも、明るさには反応しているので明暗の変化は感じ取れます。

例えば、太陽光はカメラのフラッシュ光よりもはるかに強い光線です。太陽光をみてしまうと、一瞬だけでも視界が暗くなることがあります。これは、網膜が火傷しているような状態に陥るからです。

フラッシュ光はそこまで、はっきりとした影響を与えませんが、何度も続ければ網膜に影響を及ぼす可能性もゼロではありません。

特に新生児を、至近距離で目線を合わせてフラッシュ撮影することは、光を直視するのでお勧めできません。

フラッシュ撮影によるストレス

フラッシュ撮影による目のストレスは、赤ちゃんだけでなく大人も気をつけてください。誰でも、顔の近くや正面から、突然フラッシュを浴びたらストレスが溜まりやすくなります。

大人でもフラッシュ撮影が長引くと、目が疲れてしまいます。赤ちゃんにとっても、ストロボ光の残像はストレスです。あまり続けて至近距離でフラッシュをたいたり、目線に合わせてフラッシュ撮影を続けるのは控えてあげます。

赤ちゃんは、フラッシュのストロボ光が写真撮影のためだからとは理解できません。とにかく急に、眼の前に閃光が出たり、光のぼんやりとした粒が視界に残るだけです。

なるべく日中、太陽光や室内照明を活用してフラッシュに頼らない写真撮影も研究してみましょう。

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