赤ちゃんと外出中の地震

赤ちゃんと外出中に地震がおこったら

・ブロック塀やタイルは揺れが大きいと崩れる恐れがある。
・塀の上やベランダの植木鉢や装飾の真下は危険。
・交差点では道路すれすれのところに立たないように。
・人混みではベビーカーから抱っこに切り替える。
・赤ちゃんの頭部をタオルや上着でガード。

外出中の地震赤ちゃんと一緒に外出中に地震がおきた時は、まず安全な場所を探します。自分の周囲を見渡して、落ちてきそうなものや壁を確認してください。特にブロック塀は揺れによっては崩れる危険があります。

横だけではなく上も確認します。特に飾りで置いているガーデニンググッズや植木鉢は、地震の揺れでバランスを崩しがちです。どちらも硬い素材が多いので真下にいる時は移動してください。

周囲の落下物から離れることが困難だと判断したら、赤ちゃんを抱き抱えてベビーカーを盾にしましょう。クッション部分でママと赤ちゃんのあたまをガードして、タイヤ部分で落下物を受けるように使用します。

特に新生児から使用できるA型ベビーカーや兼用ベビーカーは、しっかりとした作りなので赤ちゃんを落下物から守ってくれます。ロックをしてたためないようにしておけば、衝撃によってベビーカーが閉じることも防げます。

急いで安全な場所に移動することに夢中になると、周囲の信号や車に目がいかなくなる場合があります。緊急事態といえども信号を無視して、むやみに道路を渡ることは避けてください。

道路を走っている車も、震度によってはハンドルを誤る恐れがあります。交差点や横断歩道で、渡るために道路すれすれで待機していると危険です。少し道路から距離をとったりガードレールのある方へ、可能な限り移動します。

赤ちゃんがベビーカーに乗っている時、早く歩くためにはベビーカーの方が適していますが人混みでは左右前後から退避する人がきます。

地震の後で人が多い場所では、ベビーカーを道の端に移動させます。万が一、ベビーカーが押されて倒れたり、大人の足が赤ちゃんがぶつかると危険です。流れがバラバラな人混みでは必ず、赤ちゃんを抱きかかえて避難しましょう。

地震の際の外出先での避難では、将棋倒しになる危険があります。そうなったら被害をこうむるのは非力な赤ちゃんです。危険を感じたら大きい声で、赤ちゃんがいることを伝えましょう。

公園で地震がおきたら

公園で地震がおきた時は、遊具から離れます。ブランコやロープ類、止めてある自転車は特に危険です。

赤ちゃんが三輪車などの子ども用の乗り物に乗っている時は、速やかに降ろしてあげます。そのままにしておくと乗り物が動いて赤ちゃんも追いがちです。赤ちゃんを降ろしたら邪魔にならない場所で横に倒します。

周囲の子どもも、バランスを崩して小さな子どもにぶつかる危険があるので、揺れが大きい時は声をかけます。

公園内の平らで広い場所で赤ちゃんを抱くか、ベビーカーに覆いかぶさって揺れがおさまるのを待ちましょう。ママが立っているとフラフラする時は膝をついて、柱やベンチにつかまる等、バランスのとりやすい体勢になります。

広い公園の場合は広域避難場所、近所の公園も一時的な避難場所に利用できるようになっています。日頃から公園の場所や家からの経路の確認をしておくと安全です。

買い物中に地震がおきたら

赤ちゃんと買い物中に地震がおきた時は、商品棚や鏡から離れます。ショーウィンドーのガラスも危険です。

地震の際、マネキンは腕やパーツで分解される作りもあるので、つかまるには不安定です。同じように買い物用のカートも揺れで動きます。カートの進む方向にいるとぶつかる恐れがあります。

建物内でエレベーターやエスカレーターを使用している時は、速やかに離れます。エレベーターは緊急停止する場合があります。落ち着いて指示を待ちましょう。ベビーカーの赤ちゃんは抱いて安心させます。

建物内での避難は指示に従って移動します。混乱が生じた場合、焦って階段に走ると赤ちゃんが危険です。避難する時は赤ちゃんの頭を上着やタオルでガードして移動します。

駅で地震がおきたら

駅で地震が起きた際は、ホームの内側に移動します。線路側に立つと、押されて線路内に落ちる危険があります。ベビーカーごと壁際に沿って移動します。赤ちゃんはママが抱きかかえた方が安全です。

ホームから改札までが平坦で無い場合の避難は、エレベーターは使用しません。余震で止まる可能性も高いので、地震後はエレベーターに乗らないようにします。

階段で下りるので、混乱が生じた時はベビーカーをホームに置いてママと赤ちゃんだけで一時避難する必要もあります。ただ移動経路が長い場合は抱っこよりもベビーカーが適しています。

地震の揺れがおさまり次第、駅員の指示に従って誘導される避難場所まで移動します。最寄りの駅の避難場所を知っておくと安心です。そのまま自宅に避難する際は、余震に十分気をつけましょう。

液状化現象

地震による液状化現象とは、地震によって地面に水が湧きあがる現象です。普段は地面のしたにある下水管や水分が、地盤の変化によって上に持ち上がります。重たいコンクリートなどが沈んで、軽い水分が浮き上がるのです。

もっと細かく説明すると、様々な要因が重なっておこる現象ですが、大きな地震によってマンホールが浮き上がると、その周囲のコンクリートが割れて建物や木も傾くことがあります。

特に普段から水が湧きでる山林道や、緑道、埋め立てて作られた地域では地下に水分が多いので地震による液状化現象が起こりやすいと言われています。

地震がおきた後、外出先で地面に異常が発見された時は、液状化現象の可能性があります。時間がたてば戻るという現象ではありません。別の道を使用するようにしましょう。

ドロッとしているのは道路が溶けているのではなく、泥です。特にベビーカーや赤ちゃんを抱いての移動では足元が取られてしまいます。しかし自転車も泥にはまって動かなくなるので、このような地面では徒歩が最も安全です。