赤ちゃんの誤飲(ごいん)

赤ちゃんの誤飲とは、様々な物への興味から口に入れ誤って飲み込む事です。特に乳児期の誤飲は不慮の事故とされて、誤飲は死因の大半を占めています。

赤ちゃんの誤飲に注意する時期

赤ちゃんの誤飲を注意するのは、生まれて何かを掴めるようになったらすぐです。母親の指を握って無意識に口元へ持っていき舐める仕草は、どんな物にも行います。

最も気を付けたいのは、はいはいや、ずりばいで自分で動けるようになる時期。行動範囲と視野が広がるので、周囲への興味も沢山あります。まだ注意しても全てを理解できない頃なので、特に注意が必要です。

赤ちゃんの誤飲の原因

赤ちゃんは、物に対して見て触るだけでなく、5感をフル活用して研究します。その一貫として口に入れたり舌で舐めたりして、感触を確認するのです。飲み込める大きさならば、何でも注意が必要な好奇心旺盛な赤ちゃんも。

危険なものが赤ちゃんの手の届く場所にあるのも、誤飲事故の原因を作ります。手の届かない場所だと思っていても、何かのはずみで届いてしまう事も。

また、大人には「まさか、こんな物は飲みかまないだろう」とゆう認識があります。しかし赤ちゃんには認識が全く無く、全てに興味があり、危険だとは思っていません。

誤飲の原因の1つは、大人にある「これは口に入れない物」とゆう常識が赤ちゃんには通用しない事が挙げられます。その為、誤飲物を確認した親は「どうしてこんな物を!」と驚く事もしばしば見受けられるそうです。

赤ちゃんが誤飲しやすいものと処置

赤ちゃんが誤飲しやすい物は以下の通りです。

どんなに気を付けても思わぬ誤飲が起こる事もあるかもしれません。先ずは冷静に対処し、早急な受診を心がけましょう。大声を出すと、赤ちゃん本人が不安にかられます。

周囲が落ち着いた態度を取らないと、赤ちゃんは不安になります。飲み込んだか、まだ口内に残っているかを慌てずに確認する事が先決です。

応急処置は家でもできますが、必ず受診して医師の指示に従いましょう。受診の際は飲みこんだ(と思われる)ものも持参すると診断に役立ちます。

これらの対処法は一般的なものです。実際は誤飲物の成分や、赤ちゃんのアレルギー有無で対応も変わる事があります。必ず早急に医師や窓口に問い合わせて、最善の対処法を心がけましょう。

タバコ

タバコがどんな状態で、どの程度を口に入れたかを確認しましょう。2cm以上か、タバコの入った水をのんだ場合はニコチン中毒の恐れがあります。水も飲ませないように。絶飲絶食のまま、早急に受診します。

乾いたタバコよりも、タバコの入った水の方が危険です。吸殻は早めに処分し、灰皿に溜めないように注意しましょう。

ガソリンや灯油

これは大量に飲む機会は無いと思いますが、飲んだり舐めてしまったら絶飲絶食のまま早急に受診します。もしも肺や気管にガソリンや灯油が入ると、肺炎を起こす可能性が。

漂白剤

強い刺激物です、水を飲ませて体内の漂白剤を薄めて早急に受診します。飲み込んだ際に喉の粘膜が傷んで、ただれてしまう危険も。

衣類の防虫剤

可能な限り、吐き出させて受診しましょう。水は飲んで大丈夫ですが牛乳は飲ませてはいけません。牛乳は消化器官の吸収を手助けする為、防虫剤の成分を吸収する恐れがあります。

乾電池やボタン電池

喉の粘膜を傷付けないよう、体を無理に動かさないようにします。電池は重みがある為、飲みこむと体内を傷付ける恐れが。絶飲絶食のまま、早急に受診します。

硬貨

飲み込む手前なら、咳をさせて吐き出させます。み込んだ後は受診しますが、便と一緒に出てくる事が多いです。

洋服のボタンやスナップ

大きいものは飲み込む前に、飴のように口で転がしている場合も。飲み込んだ際は、どのようなボタンか、粘膜を傷付けるような飾りの有無も伝えましょう。

クレヨンや鉛筆の芯

水か牛乳を飲ませますが、大きさによっては気管に停滞します。

窒息の心配があるので早急に診断しましょう。

最近は蜂蜜でできたクレヨンもあります。これは舐めても以前より害が少ないだけで、食べる事ができる訳ではありません。

石鹸や液体洗剤

大量に飲んでも溶けやすい性質の為、窒息や中毒の心配は低いです。しかし防腐剤や様々な物質が含まれている場合も多く、体には良くありません。

家庭で吐かせる事ができるなら、吐かせてからて受診します。

お酒やカフェイン

飲み過ぎるとアルコール中毒、カフェイン中毒に。受診前に出来るなら吐かせて、水か牛乳を飲ませて尿意を促します。

大人の考える大量と、乳幼児にとっての大量は全く違うので故意に飲ませる事は避けましょう。

化粧水や化粧品

エタノールを含む場合、アルコール中毒が心配されます。受診前に出来るなら吐かせて、水か牛乳を飲ませます。 化粧品は商品によって成分が全く異なります。受診の際は現物を持参して、成分を見てもらいましょう。

飴や豆などの食品類

食品類は体内に入っても毒素はありませんが、窒息が心配です。飲み込んだ場合、喉に詰まらせていないか確認しましょう。顔色が変わったり生き苦しくしていたら注意。

自分で立てる月齢ならば脇の下を支えて少し上から床に着地させます。着地の衝撃で勢いがつき、喉を通過する可能性が。床には毛布や布団を敷いて着地の怪我を防ぎます。

特に豆類は口に入れずに鼻の穴に詰めて、取れなくなる事も。取ろうとして更に奥に入ってしまわないように、早急に受診しましょう。

赤ちゃんの誤飲予防

・煙草の吸殻は溜めておかない。
・香水や化粧品の蓋はきちんと閉める。
・リモコン等の電池の蓋はテープで留める。
・お菓子袋等に入っている保存剤は先に取り出す。
・洗剤や漂白剤は棚にしまっても、手前に置かない。
・アルコールを飲む際は、赤ちゃんから離れた場所に。ボトルの栓も忘れずに。

基本的に手の届く場所には危険なもの、小さなものは置かない事です。キッチンやテーブルは手が届かずとも、台や椅子がそばにあればよじ登る事もできます。

食品に関しては小さく噛める固さで与えましょう。

上の子がいる場合は、優しさからお菓子や飴玉を分け与える事もあるでしょう。赤ちゃんは同じ様に飴を舐められない事を教えてあげましょう。

誤飲の多い時間帯は、家事に忙しい時間と重なっています。調理中は火元に注意している分、赤ちゃんを見る目が少なくなりがちです。

また、赤ちゃん自身に何故舐めてはいけないかを話してみましょう。もちろん理解できませんが、表情で伝えたり何度も教える事は無駄ではありません。



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