絵本に興味がない赤ちゃん

赤ちゃんの好みはそれぞれ

元気なのに、絵本を見せても全くみようとしない赤ちゃんもいます。ママは、集中力や周囲への興味が足りないのかと心配になりますが、絵本に興味を持つ時期には大きな差があります。赤ちゃんが絵本に興味を示さない理由を、わかりやすく解説します。

パパやママは、沢山の絵本の中から初めての1冊を選ぶので、赤ちゃんがあまり興味を示さないと少し寂しく思ってしまいます。絵本に興味を示さない時の行動から、今どんなことに興味があるのか探ってみましょう。

今はおもちゃに興味津々

赤ちゃん絵本よりもおもちゃに興味津々の赤ちゃんは、絵本を渡しても「読む」ことをしません。今は、おもちゃのように手で握ったり叩いたりすることに興味があります。

こんな時は絵本を開いても、叩いたり手で投げてしまうかもしれません。でも、絵本を大切にしていないと叱るのは少し待って下さい。絵本に興味がない赤ちゃんが、絵本のことで怒られてしまうと、絵本に対して良い印象を持てなくなってしまいます。

赤ちゃんにとって、絵本は最初から絵を見たり言葉を読む道具ではありません。見たり読んだりすることは、絵本に興味をもってからです。

今、おもちゃで遊んでいることが楽しいのなら、絵本に興味を持った時も同じように楽しく遊ぶことができます。絵本を片付ける必要はありません。お気に入りのおもちゃの近くに置いておきましょう。

視力発達に合っていない

産まれたばかりの赤ちゃんは明るさの判別や、大まかな輪郭や影しか見えません。生後3ヶ月の赤ちゃんの視力も0.02程度だと思ってください。その月齢に合わせたイラストが、興味をひくポイントです。

まだ視力発達が進んでいない生後3ヶ月で淡いパステルカラーのイラストを見せても、赤ちゃんにはぼんやり映るだけかもしれません。それよりも白黒赤などはっきとした色や太い輪郭が見えやすいのです。

もしも淡いトーンの絵本を見せても反応しない時は、ハッキリした輪郭と鮮やかな色のイラストを見せてみましょう。

睡眠が足りない

睡眠が足りない赤ちゃんは、何か物足りない状態です。この状態で絵本を見せても、あまり集中することができません。赤ちゃんは眠気と遊びたい気持ちの間で戦っているのです。

お昼寝の時間の前に絵本を眺めたり、読み聞かせをすると赤ちゃんの気持ちが和らいで睡眠に入りやすくなります。でも、ある程度眠くなってからは先に睡眠をとらせましょう。

眠りたい赤ちゃんが絵本を嫌がる時は、絵本ではなくママと密着したいのかもしれないと考えてみましょう。絵本はまたの機会にして、先ずはスキンシップで赤ちゃんを安心させてください。

運動が好き

ずりばい寝返りやずりばいを覚えた途端、活発に動き回って遊ぶ子もいます。そんな時は、じっと座っていることを好みません。これは集中力がないのではなく、座ることよりも動くことに挑戦したい時期だからです。

運動能力は生後6ヶ月を過ぎるとどんどん発達します。赤ちゃんが座って遊びたがるか、動きたがるかは目の届く範囲内で自由に決めさせてあげましょう。

体を動かして遊ぶことばかりだった赤ちゃんが2歳以降、急に絵本をじっと見ることもあります。いま動いてばかりでも赤ちゃんが健康に育っているのならば、そのうち絵本に興味を持つ日がくるものです。

おしゃべりしたい

パパやママが絵本の読み聞かせをする時、パパやママも赤ちゃんも絵本のイラストを見ています。でも何か伝えたくなると、絵本を押しのけて顔を見てくることもあります。そんな時は読み聞かせと中でも、赤ちゃんの訴えに耳を傾けてあげます。

赤ちゃんは、目と目を合わせて何かを訴えたい時もあることを忘れないようにしましょう。もしかして絵本から刺激を受けて、伝えたくなったのかもしれません。

絵本との繋がりは十人十色

絵本は情操教育として、赤ちゃんに早くから与えたいものの1つです。でも、赤ちゃんが同じように早くから絵本を欲しがるかはわかりません。

絵本と赤ちゃんとの繋がりは十人十色、1番好きなものになったり、おもちゃの次に好きになったり様々です。周囲の赤ちゃんと比べずに、赤ちゃん自身と絵本との繋がりを大切にしてあげましょう。

乳幼児期に、絵本に興味がないと決めつけるのはまだ早いです。これからも、パパやママは絵本のある家庭を作り続けて、赤ちゃんと絵本が出会うきっかけを沢山作ってあげましょう。