ゴックン期のたまご

たまごとタンパク質ゴックン期は、生後5~6ヶ月の離乳初期をさします。ゴックン期の赤ちゃんは、まだスプーンを口に入れることに慣らしているところです。離乳食をかんで食べる力が弱く、舌が前後にしか動かさないので、舌に乗せてもらった離乳食を飲み込むことを繰り返します。

ゴックン期の離乳食で、形のあるものはほとんどありません。つぶしたり、ペースト状にのばして、楽に飲み込むように調理します。つまり、離乳初期のゴックン期には食材そのものの形が残らないメニューが多いのです。

卵は、調理によっては柔らかさや滑らかさを出すので病気の時も食べやすい食品です。たまごは栄養価も高いので重宝されている食品の1つですが、離乳初期の卵食品には注意が必要です。たまごはアレルギーの原因を誘発しやすく、消化機能の未発達な赤ちゃんには大量摂取も危険です。


ゴックン期にたまごは禁止

生後5~6ヶ月頃の離乳食のゴックン期には、たまごを使用しないことが必須です。離乳食は消化のよいものから始めた方が、赤ちゃんの胃にも負担をかけません。卵は栄養価はあるものの、赤ちゃんの消化気管には負担をかけるので、離乳初期は特に気をつけたい食品です。

卵かけごはんは赤ちゃんには不向き

大人にとって卵かけご飯は、ご飯が喉を通りやすくなる方法の1つですが、赤ちゃんにとっては違います。

ゴックン期も柔らかい方が良いからと、生卵を割った卵かけごはんにしてはいけません。生卵を使用する卵かけご飯はゴックン期からパクパク期まで全期間を通して禁止です。

温泉たまごは半熟と同じ

温泉たまごも、半熟と同じなので完全に火を通しているわけではないと判断します。特に市販の温泉卵は添加物が入っている可能性があります。

離乳食で温泉たまごを食べさせるなら、1歳以降のパクパク期です。それでも量はひとくち程度で控えた方が安心です。欲しがらなければ与えなくても問題ありません。

たまご豆腐は添加物や塩分が心配

豆腐はゴックン期の離乳初期から食べることが可能ですが、市販のたまご豆腐は1歳以降のパクパク期でも積極的におすすめはしません。

たまご豆腐は、豆腐といっても加工した食品です。市販のたまご豆腐はほんのり味と香りが付いているものが多く、塩分や食品添加物が心配だからです。豆腐と言えども注意が必要です。豆腐は、絹ごしや高野豆腐の方が離乳食には扱いやすく、赤ちゃんにも安心です。

プリンは全卵使用

プリンは全卵をしようします。プリンはのど越しが良く、口を動かすことなく簡単に飲み込める柔らかさなので、ゴックン期の離乳食に向いているように見えます。

でも、プリンには卵黄も卵白も使用されています。のどごしが良くても、卵白から考えられるアレルギーを考えると全卵使用のプリンは控えます。

たまごはモグモグ期から

生後5~6ヶ月のゴックン期は、初めて離乳食を口にする時です。生卵のように、つるんと滑らかな食品は飲み込むのも容易に見えますが、実はゴックン期にたまごは与えません。そして、離乳食では生たまごは与えず、必ず加熱することが鉄則です。

たまごとタンパク質

タンパク質は赤ちゃんにとって、大切なエネルギー源です。タンパク質は筋肉や臓器を形成する成分の1つで、免疫機能も持っているので人間には欠かせない栄養です。髪の毛や爪もタンパク質が多く含まれています。

赤ちゃんや幼児期は、体の機能が発達して短期間で成長する大切な時期です。タンパク質を摂取することで血液や筋肉、体の中を強化して成長できます。

生後5~6ヶ月は、だんだん初乳やママから引き継いだ免疫力も低下し始める時です。タンパク質の摂取が少ないと体力が低下したり、体の免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。

成分表示をよく見て

卵は色も形も違うのに、様々な料理やお菓子に使われています。離乳食を始めたら、赤ちゃんの口にするものの成分表示をよく見て確認しましょう。

赤ちゃん用ではないお菓子は特に、卵を使用して作られていても成分表示で小さく書かれているだけのこともあります。例えば、ハンバーグは見た目はひき肉ですが、調理過程のつなぎ役でたまごを使用しています。

離乳食を始めると、柔らかそうな料理やお菓子なら離乳初期に活用できないかと悩むものです。そんな時も成分表示で卵が使われているかチェックするだけで、離乳初期の赤ちゃんの心配事が減ります。

卵とアレルギー

卵のアレルギーが心配な家庭では、離乳食本や雑誌に頼らずに医師に相談してから、離乳食に取り入れることをおすすめします。赤ちゃんの検診でも離乳食指導があり、アレルギーに関する質問ができます。