赤ちゃんの深夜早朝の急変、どうする?

赤ちゃんの体調が深夜や早朝に変化した時は、保護者の判断がとても重要です。様子を見て朝一でかかりつけ医に相談するか、または夜間・休日診療や救急に相談します。いつ受診するかの判断は保護者にとって悩むところです。

赤ちゃんは、大人と違って診療時間まで症状を我慢する体力がありません。体調悪化は大人よりも早く進む可能性が高いと考えてください。赤ちゃんが元気な時に、このページを読んで救急時に備えてください。

夜間・休日診療の利用

深夜早朝の急変、どうする?赤ちゃんの診療は、保護者の最終判断が決め手となります。休日診療や、夜間診療は通常のかかりつけ医や、周辺の病院が開いていない時に利用します。

例えば、深夜や祝日は休診のかかりつけ医もあります。その時は周辺の病院を受診しますが、どこも開いていない時間帯では各地域の夜間・休日診療に相談することになります。

各地域の夜間・休日診療所は、都道府県のホームページや保健所を参考に探します。前もって、かかりつけ医や役所で聞いておくと迷いません。

夜間・休日診療は地域で定められた場所にあるので、けっして近所にあるわけではありません。地域によっては、体調の悪い赤ちゃんを連れて徒歩で向かうには困難な距離も考えられます。

各家庭で診療場所まで行くことになるので、前もって自宅から1番近い夜間・休日診療所を調べておくと安心です。その際は夜間の移動方法も決めておきましょう。

夜間・休日診療は時間に関係なく診てもらえるから便利だと、勘違いしないようにしましょう。このような診療所は、完全な処置というよりは、的確な応急処置の役割を担っています。

処方される薬も完治までは出ません。翌日以降、小児科やかかりつけ医に行くまでの薬が処方されます。必ず、翌日は普段通っている小児科に連れて行きましょう。

家族の薬は使える?

赤ちゃんに家族の薬は使えません。解熱剤や鎮痛薬も、赤ちゃんは1回の摂取量が違います。市販の薬の中には、乳幼児に使用できない薬もあって、勝手な判断は危険です。

年齢の近い赤ちゃんや、兄弟姉妹の薬なら子ども用だから大丈夫かと思われがちですが、アレルギーの有無や体重でも処方は変わるので気をつけてください。

急いで受診すべきとき

・急に泣き声が小さくなる、泣かなくなった。
・意識がもうろうとして、ぼーっとしている。
・顔色が悪く、唇に赤みがない。
・体に力が入っていない。

・高熱が続いている。
・けいれんが続いている。
・嘔吐を繰り返している。
・嘔吐物に血が混ざっている。

・水分補給ができない。
・おしっこが出ない。
・汗をかかずに肌が冷たい。
・ぐったりしている。
・息苦しそう。

上記の症状が出ている時は、救急診療に相談して下さい。悪化すると症状がさらに深刻化します。ママだけでは連れて行けない状況や、事態が悪化している時は迷わず救急車を呼んでください。赤ちゃんは我慢するほどの体力や抵抗力がありません。

怪我のばあいも、嘔吐やコブ・出血の有無を確認して下さい。頭部の怪我は後から症状が出る場合もあり、個人では判断できないので診察が必要です。火傷や骨折も、初期治療が大切です。

救急で受診する場合は、先に病院に電話確認をすると安心です。その際は「月齢・症状」を落ち着いて伝えてください。慌てると伝えたいことが上手にまとまらないことがあります。そんな時は、箇条書きでメモに書いてください。

ママ1人で判断することが困難な時は、各地域の相談サービスに連絡します。例えば、東京都では「#7119」で救急相談・アドバイスを受けることができます。ここで救急車を呼ぶべきかを相談できます。

迷っている時は、時間が大切だと考えてください。赤ちゃんにとっては1分でも早く、症状を改善してほしいからです。必要で救急診療や救急車を呼ぶことは、赤ちゃんのお世話ができていないからではありません。

新生児の急変

生後3ヶ月未満の体調悪化は、時間に関係なく診察を受けてください。我慢させることは避けてください。ママからの免疫があるとはいえ、症状が出てしまったら体力が足りなくなってしまいます。

新生児は産院に連絡して相談してください。診断を受けるか、救急病院を紹介されるか指示に従います。静かだから大丈夫だと思っていても、ぐったりしていることもあります。よく観察してください。

最近、乳幼児が救急車でたらいまわしになってしまった事例もあるようです。そうならないためには、ママの事前準備も必要です。休日の場合・夜間の場合などママ自身で救急時の行き先や相談窓口を把握しましょう。