赤ちゃんの日焼け止め、使っていますか?

赤ちゃんの足

今年も紫外線が気になる季節になりました。デリケートな赤ちゃんの肌に優しく刺激の少ない日焼け止めの選びかた、勘違いしやすいSPF数値の意味をおさらいしましょう。

成分表示をチェック

赤ちゃんにやさしいイメージの「ノンケミカル」「オーガニック」「自然」という単語に安心して日焼け止めを選んでいませんか?

例えば紫外線吸収剤は発がん性やアレルギーの心配が注目されているので、赤ちゃんの肌にも使用したくありません。そこで紫外線吸収剤を使用していないノンケミカルの日焼け止めを選ぶとします。ところがノンケミカルでも香料や防腐剤が使用されている商品もあります。

香料や着色料、防腐剤が使用されているから肌に刺激が強くなるとも言い切れません。天然成分で肌にやさしい商品もあります。キャッチコピーがよくても成分表示の確認は必須です。

SPFに惑わされないで

SPFとは、紫外線防御指数(しがいせんぼうぎょしすう)です。SPFの高い商品には「絶対に焼かない」というようなSPFを強調した日焼け止めキャッチコピーもあるので、絶対に日焼けしたくないと思うとSPF数値の高い日焼け止めを選びがちです。

SPFの数字は、肌が紫外線を浴びたときにどれだけ日焼け症状がでるのを引き延ばせるのかという表示です。

例えば日焼け症状が20分で現れる肌にSPF20の日焼け止めを使用した場合、20×20で400分。「SPF20なんて低すぎる」と思うかもしれませんが400分、つまり6時間40分も日焼け止めの効果が期待できるのです。

赤ちゃんにとってSPFの高い日焼け止めは、それだけ肌にも負担がかかってしまうデメリットがあります。説明したようにSPF20でも長時間の効果が期待できるので、暑い季節の短時間のお散歩にも充分です。そんなことも考えながらSPF数値をチェックしてください。

目立たない部分でパッチテスト

パッチテストを知っていますか?パッチテストとは、商品に含まれる成分が肌に刺激を与えたり、アレルギー反応をひきおこさないか確認する作業です。家庭でもできるので赤ちゃんだけではなく、妊娠・出産で肌トラブルに悩むママの肌にもおすすめです。

簡単なパッチテストの方法は、二の腕など皮膚の柔らかい部分に日焼け止めをつけます。そのまま24時間様子をみてください。触りたがる赤ちゃんには、絆創膏に塗って肌に貼る方法もあります。お昼寝中や就寝時にそっと塗って様子を見てみましょう。

塗りやすく伸びがよい

日焼け止めを選ぶとき、緊急でないなら試供品やテスターをママの肌に乗せて、よく伸ばしてください。ここで肌に乗せたときの伸びやすさをチェックします。伸びが悪いと厚塗りになりがちです。厚塗りになるほど、肌への負担がかさむうえに落としにくくなります。

石鹸で洗い流せるタイプ

日焼け止めが、簡単に洗い流すことができるか試してみましょう。

ベビー用石鹸を泡立てて、簡単に日焼け止めを洗い流すことができるなら、赤ちゃんの普段使いにも便利です。しっかり洗い流せないと肌に日焼け止めの成分が停滞して刺激を与えてしまいます。赤ちゃんの肌は敏感です。肌に停滞した日焼け止め成分で赤みや腫れが発生しないか心配です。

去年の日焼け止めは要注意

去年使っていた日焼け止めが残っている家庭では、新しい商品を買う前に残りを使ってしまいたくなるものです。でも、時間経過や開封後に酸素に触れることによって、日焼け止め成分が変化していることを忘れないでください。

基本的に化粧品は開封したら1年もたたずに成分に変化がおこりがちです。食物ではありませんが、日焼け止めも肌へのやさしさと効果を期待するためには、去年の残りよりも未開封のほうが安心なのです。

ウオータープルーフによる肌負担

赤ちゃんは汗っかきなので、ウオータープルーフならより日焼け止めが肌に作用するようにも見えます。たしかにウオータープルーフは汗や水遊びに強いので、魅力的です。

でも、ウオータープルーフはなかなか落ちないほど成分も強いので肌への負担も大きいのです。ウオータープルーフに甘えて肌ケアを怠ると、毛穴が詰りやすくなったり、汗が肌に残ってあせもの発生も心配です。

ウオータープルーフは水遊び中など限定した利用にとどめて、普段はこまめに肌をチェックして塗りなおしていくほうが安心です。

困ったときは皮膚科に相談

そもそも日焼けは肌にダメージを与えます。それなのに日焼け止めで、さらに肌に負担をかけたりダメージを与えるのは避けたいものです。

日焼け止めによる赤ちゃんの肌トラブルは、皮膚科に相談しましょう。そのときは使用している日焼け止め商品を持参してください。