春もインフルエンザに気をつけて

インフルエンザは春も感染します

春になるとインフルエンザ対策が手薄になりますが、実際は4月にインフルエンザが流行する地域や保育園があります。

インフルエンザといえば寒い季節の代名詞でもあるので、気温が高くなると「もう大丈夫だろう」と安心してしまうのです。

インフルエンザは冬だけではなく1年中存在するウイルスです。ただ、乾燥してウイルスが増殖しやすいのが冬なのです。

春もインフルエンザウイルスにとっては好都合の環境があります。風が強いので空気中にウイルスが漂う時間が長く、風邪が強ければ空気が乾燥することもあるのでウイルスが生存しやすくなります。

春インフルエンザの注意点

予防接種の効果が切れるころ

春は、秋から冬にかけて接種したインフルエンザ予防接種の効果が切れる頃です。つまり4月頃はワクチンの効果に頼れなくなってくる時期です。

ですから春にインフルエンザウイルスに感染したら、症状が強く出ることも考えられます。気温が高く風邪症状は悪化しない可能性が高いのですが、感染したら赤ちゃんにはつらい高熱です。

季節の変わり目で疲れやすい

季節の変わり目は、日中暖かいのに夜や明けがたは寒くて、とても体温調節に気をつかう時期です。

赤ちゃんの場合は自分で体温調節ができないので、家族が気を配ってください。

パパやママは、4月は物事の変わり目です。対人面や仕事で気疲れの多い季節なので、大人もインフルエンザ対策を続けるようにしましょう。

家族全体にいえることですが、赤ちゃんもパパママも疲れたら休憩してください。活動しやすい気候ですが、疲れがたまるとウイルスに対する抵抗力が低くなります。

保護者の気がゆるむ

赤ちゃんの咳暖かい季節になると「もう風邪やウイルスにも感染しにくい季節になった」とすっかり安心しきってしまう家庭もあるようです。

確かに冷たい風や低気温で、赤ちゃんの体温が奪われることは減りますが、だからといって感染症のウイルスが生存していないわけではありません。ウイルスは流行していないだけで春も存在しています。

保護者の気がゆるむことで、インフルエンザ予防が甘くなりがちです。保護者の気がゆるむということは、保護者自身がインフルエンザに感染しやすくなるということよりも、家族の中でも抵抗力も体力も少ない赤ちゃんが最も感染しやすい状態でいるということです。

食事を見直して

忙しいと食生活が適当になりがちです。ワクチンの効果が期待できない時こそ、栄養面で免疫力を維持しましょう。

インフルエンザは家族での予防が大切なので、野菜や果物などスナック菓子では摂取しにくい栄養素を摂取できるように心がけます。

離乳食は暖かくなってきたので、食材が痛まないうちに調理してください。食生活が乱れると、抵抗力がおちてウイルスに感染しやすくなります。

手洗いうがいを継続

インフルエンザウイルス手洗いうがいを忘れていませんか?暖かくなってもウイルスは飛散しています。

季節の変わり目の気温変化で、のどは乾燥しがちです。乾燥したのどにはウイルスが付着しやすいので、うがいで洗い流すことをおすすめします。

手洗いは爪の隙間に花粉やハウスダストも入りこんでいるので、泡をたてて指先も念入りに洗いましょう。赤ちゃんは爪を伸ばさないように注意してください。

風邪との違いをはっきりと

インフルエンザと気づかずに風邪だと思ってしまうこともあります。処方される薬が違うこともあるので、憶測で言わずに必ず医師の診断を受けてください。インフルエンザかどうかはキットですぐに判断できます。

まず発熱の違いでは、インフルエンザは急激に38度以上の発熱、風邪の場合は発熱も38度以下のことが多く、徐々に熱があがる傾向にあります。

筋肉の痛みもインフルエンザ特有の痛みです。高熱が一気に出るので、筋肉が痛くなって体全体を動かしにくく倦怠感があります。風邪のほうは、頭がボーッとするような倦怠感です。

家族感染を避けること

特にパパママは症状が軽いと我慢しがちです。筋肉痛や急な発熱などインフルエンザらしい症状が出たときは、我慢せずに受診しましょう。

早めの治療を心がけずに我慢していると、家族間で感染する危険があります。

赤ちゃんは体力が少なく、発熱で水分が奪われるとすぐに危険な状態になります。感染しないことが1番良いのです。