室内の熱中症に気をつけて!

熱中症

各地で記録的な気温上昇が続いています。外だけでなく、室内で熱中症になって脱水症状やめまいが多発することが心配されています。暑さでお散歩できない赤ちゃんも、室内での過ごしかたを見直しましょう。

室内で熱中症になりやすい場所は?

熱中症になりやすい場所を挙げます。これ以外にも、条件がそろえば熱中症がおきます。家庭でも、赤ちゃんと一緒に過ごす場所が当てはまっていないか見直してください。

閉めきった空間

閉めきった空間は気温や湿度の調節が上手にできないと、高温多湿が続いたり、酸素不足から体調不良を起こしやすくなります。

例えば車は、赤ちゃんだけではなく大人にも危険な場所になります。エンジンをかけてエアコンをつけている時は涼しいけれど、エンジンをきった途端に車内の温度は上昇します。

車の場合、いたずら防止に窓も少ししか開けないでエンジンを切ることが多いので、車中に風の通り道がしっかり確保されずに高温になります。赤ちゃんの場合は、すぐに脱水症状をおこすので危険です。

ちょっとだけの顔ものや立ち話でも、赤ちゃんを車内に残すことは厳禁です。思ったよりも気温上昇は速いスピードで進むと考えてください。

高温、多湿の環境

赤ちゃんは大人が思いもしない場所で遊ぼうとしますね。例えば、クローゼットなど閉めきった空間は、隠れ場所にピッタリです。それから子ども用のテントも、中は暑くなることがあるので気を付けましょう。段ボールの中も閉めきった空間です。

家の中も全部の場所が涼しい訳ではなかったりします。特に寝返り以降は、赤ちゃん自身で移動が可能です。「家だから安全」と思わずに。こまめに居場所をチェックしてください。

ちなみに室温は32度を超えると、体調不良を訴える人が増加します。心配な時は湿温度計を活用してください。

直射日光が当たり続ける場所

外に出ると暑いので、室内で過ごす赤ちゃんが多い夏は、ずっと冷房をつけていると逆に体調を崩すこともあります。でも、体のためと冷房を控えている場合、窓際でずっと遊ばせたり昼寝させるのは危険です。

直射日光はもちろんですが、カーテンごしでも日射しが当たっている場所は集注的に高温になっています。そうした場所にずっといると、室内でも体が熱をもって熱中症にかかることがあります。

コンクリートやアスファルトの上

コンクリートやアスファルトは日射しを照り返します。だから、ベビーカーで大人よりも地面に近い場所にいることが多い赤ちゃんは、コンクリートやアスファルトの照り返しで高温になりやすいと覚えておきましょう。

これは室内ではあまりないことですが、外出先から帰宅した時は、赤ちゃんが照り返しによって大人よりも高温になっているかもしれないと考えて、肌の温度や顔色をチェックしてあげましょう。

風がなく換気のできない環境

風が吹かずに空気の流れがない環境では、温度調節も困難です。赤ちゃんがお昼寝したら室内の換気をするなど、タイミングを決めて室内に空気の流れを作るようにしましょう。

室内での熱中症の症状

室内で熱中症になったら、どんな症状が現れるのかを説明します。普段の元気な様子に、ちょっと変化があらわれたら室内でも熱中症の症状をチェックしましょう。

赤ちゃんの熱中症

高熱。
嘔吐。
大量の発汗。
肌が熱くなっている。
顔、唇の血色が悪い。
肌が乾いて汗が出なくなる。

ボーッとする、焦点が合わない。
呼びかけても返事がない。
座っている頭がグラグラ。
立っているとフラフラしている。

症状が進むと、めまいから失神してしまったり、筋肉痛で体が痙攣することもあります。この2つは、赤ちゃんが訴えることができないので急に症状があらわれて保護者をビックリさせます。どちらも、赤ちゃんはおもらしをする場合があります。

赤ちゃんの場合は、体調不良で泣けるならまだ意識がある段階です。もっと熱中症の症状が進むと涙も声も出なくなります。

熱中症と聞くと、炎天下の外でおこる症状だというイメージが強くありますが、実際のところは外でも室内でも条件がそろえば熱中症になります。気温の高い日は、外でも室内でも脱水や体温上昇には気をつけてください。