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お座りはいつから?

赤ちゃんのお座りの時期はそれぞれですが、大体の目安は生後6~7ヶ月です。背筋が伸びて1人でバランス良く座るのは9ヶ月頃になります。

お菓子を食べる赤ちゃん

2020/12/24

お座りの時期

赤ちゃんのお座りの時期はそれぞれですが、大体の目安は生後6~7ヶ月です。背筋が伸びて1人でバランス良く座るのは9ヶ月頃になります。

お座りは寝返りに次いで見られる成長の目安です。お座りができるということは腰やおしりの発達が進んだ証拠です。お座りは腰に負担がかかるので、腰の骨や筋肉が成長しないとバランス良く座れません。

生後3月ヶ月のお座り

生後6ヶ月前には、お座りの兆候が見られたり、お座り好きの赤ちゃんは座りたがることもあります。お座りに興味を持つのが早い赤ちゃんは、生後3ヶ月頃から抱っこでも座る姿勢をしたがります。

お座りに興味を持つ赤ちゃんは、縦抱っこも好きな傾向が多いようです。赤ちゃんにとってはお座りも縦抱っこも、ねんねとは違う視界が広がるので興味が出ます。

赤ちゃんは大人の座る姿も見て、真似したがります。生後3ヶ月頃になるとママの動作や周囲の動きも見始めます。皆が座って楽しそうにしていると、自分も一緒に座りたいと思う赤ちゃんもいます。この真似っこも成長の表れだと見てあげましょう。

赤ちゃんが生後3ヶ月でお座りをしようとしていたら、必ず大人の監視が必要です。周囲には倒れても頭を打たないようにクッションや布団を敷く必要があります。

生後3ヶ月頃からお座りをしようとすると、まだ腰の発達が進んでいないことも考えられます。上半身がフラフラするので両手を前に出して、前のめりに座ります。

赤ちゃんは前に倒れるのを防ぐために、本能的に両手を前に出します。まだ振り返って方向変換することができないいので、後ろに手をつくことはあまり考えません。後ろに両手をつくと、バランスを崩しやすいので危険です。

赤ちゃんがお座りをしても、首と背中を支える力も少ないので上半身はかなり不安定です。ママや周囲の注意が無いと、すぐにバランスを崩して思わぬ事故に繋がる恐れがあるので注意が必要です。

生後3ヶ月のお座りは、ママが無理に進めなくても大丈夫です。生後3ヶ月はまだお座りができなくて当然です。無理をさせると成長過程の骨や筋肉に影響します。

生後6~7ヶ月のお座り

生後6~7ヶ月のお座り

赤ちゃんの成長過程では、生後6~7ヶ月でのお座り成功は平均的ともいえます。ただし完全にお座りができているわけではない赤ちゃんも多く見られます。

お座りには腰とおしり周辺の骨と筋肉の発達が必要です。赤ちゃんはねんねの状態では、重さがどこかに集中することはありません。

お座りは、腰やおしりに体重がかかることになります。生後6~7ヶ月になると、骨と筋肉の発達が進むのでお座りに挑戦しやすくなるのです。

赤ちゃんはお座りをして遊ぶことができるので集中して遊び始めます。それまでねんねで遊んでいた赤ちゃんは、お座りで玩具を上から見下ろすことになるので同じおもちゃでも更に興味がでます。

ベビーカーやバウンサーに座らせても、首を起こして大人と同じように座りたがるので背もたれの角度は常に調節してあげます。

お座りには成功しても、まだまだバランスは取りにくいと考えましょう。赤ちゃんはちょっと顔の向きを変えただけでバランスを崩して頭からゴロンと倒れがちです。

お座りをした時に、赤ちゃんの両手が前にでても大丈夫なように危ないものは片付けます。突然後ろに倒れこむことも想定して、クッションや座布団を敷いておきます。

赤ちゃんがバランスを崩して倒れこむ方向はは360度です、赤ちゃんの傍に大人がついてあげて、常に目の届く範囲内でお座りさせるようにしましょう。

お座りと寝返りを組み合わせると、予想以上に移動できるので室内の安全も再確認する時期です。

まだ背骨までのラインは未完成なので、長時間のお座りは避けます。腰骨に負担がかかりすぎる心配もあるので、お座りできるようになってしばらくは床に座らせ続けるのは控えめにします。

生後9~10ヶ月のお座り

生後9~10ヶ月のお座り

生後9~10ヶ月になると、腰骨から背骨にかけての成長が進みます。これは立って歩くための成長です。背骨がしっかりしてくると、お座りでも前のめりになっていた姿勢がよくなります。

赤ちゃんの完全なお座りの完成はこの頃です。成長のスピードはそれぞれなので、まだ不安定な時もあって仕方ないことです。検診時に問題がなければ見守りましょう。

赤ちゃんはバランスよく座ることに成功するので、次はテーブルや棚など手をつきやすい場所を探します。手をついて体重を移動したら、つかまり立ちがはじまります。

生後9ヶ月を過ぎるとつかまり立ちや、歩行を始める赤ちゃんもいます。自分でテーブル等につかまりながら移動して、座ったり寝返りをしたり。室内を自由に移動する方法が増えるので、カーペットや椅子は滑り止めで補強します。

行動範囲が増えて、簡単にお座りもできるようになり始めてもまだまだ赤ちゃんは頭部に重心があります。ちょっとした方向変換でふらついたり、尻もちをつくので大人は傍で見てあげましょう。

生後9~10ヶ月で公園や自分の家以外に行く時も、赤ちゃんはお座りをして遊ぶことが定着します。不衛生なものが口に入らないように気を付けます。

また、おしり部分が汚れたらすぐに綺麗にしてあげます。座ったり、はいはいや立って移動することを繰り返すのでオムツの汚れを交換しないと汚れが広がります。

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