真夏の育児で困ること

夏の育児で困ることを挙げます。夏の赤ちゃんは汗から肌トラブル、猛暑による脱水や食欲不振になることが心配です。

汗がすごくて脱水が心配

赤ちゃんと水分赤ちゃんは授乳やお昼寝だけで、髪までびっしょり汗をかいてしまいます。ママにとって「赤ちゃんは汗っかき」とわかっていても、水分が足りているのか心配です。

赤ちゃんは体の80%を水分が占めています。だから水分が足りなくなると、早急に補う必要があるのです。

月齢の低い赤ちゃんは白湯や授乳で水分摂取をします。離乳食が始まるまでは果汁は控えます。炎天下では唇を湿らすのも効果的です。

暑い季節は1日の授乳量以外にも、水分補給として母乳を飲ませることは大丈夫です。1日の授乳量を制限して、水分不足を継続させないようにしてください。

離乳食が始まっている赤ちゃんは、進み具合によってお茶や果汁も飲めます。でも、水分補給はこまめにしたいので、味のある飲料に慣れてしまうと白湯やお茶を飲まなくなってしまう赤ちゃんもいます。それも困ってしまうので、基本的には水分補給は甘くないものを選んでください。

あせもが痒くて不機嫌

あせも赤ちゃんは肌の面積が少ないのに、大人と同じ汗腺の数を持っています。つまり、肌の面積は少ないのに大人同様の発汗量があるので、すぐに肌がベタベタしたり皮脂汚れで汗腺が詰まって、あせもができます。

赤ちゃんのあせもは赤くて小さな湿疹です。水泡の中にはブドウ球菌が含まれるので、掻き壊すと周辺に症状を広げてしまいます。かといって、赤みのある水泡はとても痒いので、赤ちゃんはイライラして不機嫌になります。

赤ちゃんが、あせもを気にしている時はぬるめの湯で洗い流して、サッパリさせます。熱めの湯では痒みが強くなります。湯船で温まるよりは、シャワーでサッパリするほうが痒みが抑えられます。冷たいタオルをあてると、痒みが和らぎます。外出先で活用してください。

新生児のあせもは赤みがなく白いポツポツがあらわれるので、あせもと判断することが遅れがちです。赤みがなくても、赤ちゃんが掻き壊さないように気をつけましょう。

丸あせもの治療と対策

オムツでかぶれる

夏は暑さだけでなく湿気も多いので、オムツの中も湿度が高い状態です。オムツでかぶれると、赤ちゃんは動くだけで痛がったり、排尿時に違和感で不機嫌になってしまいます。

かといって、オムツをはかせないわけにもいきません。もしも、オムツでかぶれるようなら、時々オムツを外して皮膚の蒸れを解消してください。

この場合は、おしり拭きを使うと痛がります。シャワーが無理なら、スプレーボトルにぬるま湯を入れて、かぶれ周辺に吹きかけてあげます。最後にタオルで軽く押さえるように水分をとって、自然乾燥する頃にまたオムツをはかせてあげます。

夏に多いトラブルですが、排尿のたびに痛がるのはかわいそうなので、症状が改善されない場合はすぐに皮膚科で診てもらってください。

暑さで食欲がなくなっている

離乳食赤ちゃんも、大人と同じように暑さで食欲が減退することがあります。食欲低下はストレートに体力低下に繋がるので、なんとか食欲を戻してあげたいものです。

暑い時期の食欲低下では、こんなことを心がけてください。
・水分補給だけは忘れずに。
・母乳やミルクの回数をわけて、こまめに授乳。
・離乳食は喉ごしのよい、飲みこみやすい食材。
・スープなど噛まずに食べることのできる調理はおすすめ。
・離乳食では食器を変えて気分転換することも必要。

授乳間隔や、離乳食の回数を必ず守らないといけないと考えると、1度に沢山の授乳や離乳食を押しつけることになり、食欲のない赤ちゃんはさらに嫌がる可能性があります。1度にたくさん摂取することも嫌がる時は、1日のトータル摂取量を見るようにしてください。

食欲がない時は、離乳食を噛むことも嫌がることがあります。そうなると、バランスよく栄養をとることも大変です。

野菜を細かく刻んでスープにしたり、あんかけにして飲みこみやすくするなど、口に入れやすいように調理してあげましょう。

自分で食べなくなった時は、ママが補助してください。パペットがスプーンで料理を運んだり、食事量が少ないぶん果物やデザートをつけ足したり、楽しみを作ってみましょう。

それから、ママの食欲減退も心配です。育児はパワーのいることですし、母乳を与えているなら質の良い母乳を与えたいですね。

暑くてお散歩に行けない

絵本夏はお散歩したい昼間の気温が高すぎたり、快晴で直射日光が強くてなかなか散歩に連れ出すタイミングがありません。

ねんねの多い赤ちゃんはお散歩で昼夜の区別をつけている家庭も多く、家にこもりっきりだとダラダラしがちです。

一方、ハイハイや立つことを覚えた赤ちゃんにとっては公園や様々な場所で遊ぶことも楽しみです。暑さで遊べる時間が限られてしまうのも、赤ちゃんにとってはストレスです。

いつもの生活リズムを夏バージョンに変えてみましょう。昼過ぎにいっていたお散歩を午前中の早い時間帯や、夕方の涼しい時間帯に変えたり、昼間はお風呂で水遊びしたり普段とは違う過ごしかたも考えてください。

ちょっと気を付けたいのは、室内遊びでテレビやスマホ等のタブレットに頼ることです。「とりあえずテレビを見せる」「スマホのアプリであやす」などが室内遊びのメインになっていないか振り返ってください。

蒸し暑くて寝苦しい、寝つきが悪い

赤ちゃんにエアコンの風はよくないと聞きますが、冷房なしで乗り切るにはつらい季節です。特に真夏は睡眠モードになると体がポカポカして、さらに暑くて眠れなくなる赤ちゃんが急増します。泣き疲れて汗でベタベタ肌で眠る赤ちゃんもいます。

そんな時は、エアコンや扇風機を活用してください。気をつけるのは室温が下がり過ぎないことと、風を直接当てないことです。

もう1つは水分不足が考えられます。授乳間隔や量に関係なく、水分補給として入眠前の授乳を追加してください。離乳食が始まっている赤ちゃんは虫歯も心配なので、白湯や冷ましたノンカフェインのお茶を与えます。

もしも機嫌が直らなかったら、寝室で過ごすことに限定せず、家の中を抱いて歩いたり、外にでて風にあたるのも良いでしょう。

不思議なことに「暑くても時間だから早く寝なさい!」とママが思っているうちは、赤ちゃんはなかなか目を閉じないものです。ママも焦らず「いつかは眠るものだ」と構えてみてください。睡眠不足になったら、日中に赤ちゃんと一緒にお昼寝しちゃいましょう。