赤ちゃんとこたつ

赤ちゃんにとって寒い季節の体温保持は重要です。赤ちゃんは、こたつに入って暖めたり昼寝させて良いのか考えました。こたつの危険性や、赤ちゃんが陥りやすい症状をわかりやすく解説します。

こたつは、大人でも低温やけどの危険があります。赤ちゃんのいる家庭では、もう一度、こたつを使用する時の安全確認をしてください。

こたつの中の温度

赤ちゃんとこたつこたつの中は何度くらいになっているのか知っていますか?赤ちゃんや子どもが、こたつを使用するとしたら気になるのは電気代よりも、こたつ内部の温度です。

こたつは、こたつ布団や敷いているカーペットやマットで熱が逃げにくくなっています。設定している温度よりも、こたつの中は高温になっていることが多いものです。

わかりやすい参考に、無印良品のホームページの「商品ごとのF&Q」より「こたつ内部の温度を教えてください」という質問と回答を紹介します。

これは無印良品のこたつに対する質問と回答なので、実際は家庭でしようしているこたつと多少の温度さや大きさの違いがあります。でも、こたつ内部がここまで高温になっているのかと驚きます。

こたつ中央付近の空気温度が、もっとも低くて35度。高温になると67度近くまで上がるそうです。正しい使い方をしないと、大人でも熱く感じるほどだとわかります。大人は熱く感じる前に電源を切ったり、調節できますが、赤ちゃんはそれができないので心配です。

参考「無印良品・商品ごとのF&Q」「こたつ内部の温度を教えてください」

※リンク先の、こたつ内の空気温度は、無印良品の商品に限った回答です。他メーカーでは多少の差があるので、1つの参考にしてください。

こたつで体を暖めるのはNG?

赤ちゃんをこたつで暖めれば、一気に体がポカポカになります。エアコンやヒーターで室内を暖めることから始めるよりも、ずっと早く暖まるので便利と思われますが、これはちょっと危険です。

こたつ内の温度によっては、赤ちゃんは熱くて体力を消耗します。進行すると脱水症状が起こります。大人が「ちょっと暖まろう」と考える少しの時間でも、赤ちゃんにとっては過酷な熱さを感じる時間になり兼ねません。

こたつで体を暖める感覚は、大人と赤ちゃんではかなり違うと考えてください。大人が「温かい」と感じる状況が、赤ちゃんにとっては「体が熱い!」と感じる状況かもしれないのです。

赤ちゃんをこたつで昼寝させたい

赤ちゃんとこたつ赤ちゃんをこたつで昼寝させてあげれば絶対に寝冷えしない、と思うのは危険です。寝冷えはしませんが、こたつ内の温度が高いと、皮膚の薄い赤ちゃんの肌は暖まりすぎてしまいます。

体が暖まった赤ちゃんはぐっすり眠れますが、皮膚が低温やけどになったり、脱水症状が現れても気がつかないうちに進行してしまうことが心配です。

特に体の小さな赤ちゃんは、体がすっぽりこたつ内に入ってしまったり、寝返りで重たいこたつ布団やカバーが顔にかかって呼吸しにくくなることも予想できます。赤ちゃんにとって、こたつは大きすぎる布団、または重たすぎる布団になってしまいます。

このような心配を考えると、赤ちゃんをこたつで昼寝させることは危険です。低温やけど・脱水症状・窒息は、どれも軽症では済まないトラブルにつながります。

赤ちゃんのお昼寝は、こたつ布団よりも普通のベビー布団をお勧めします。

こたつを遊び場にしないで!

ねんねの赤ちゃんが、こたつで暖まったりお昼寝することは危険だとお話しましたが、はいはいや歩くようになってからも、こたつには注意してください。

寒い冬は、なるべく暖かい部屋で遊ばせる機会が増えます。大人もこたつに入ることが多いと、赤ちゃんも近くで過ごすことが増えます。

でも、まだまだ、こたつ内の温度は赤ちゃんにとっては「温かい」よりも「熱い」に近いので気を付けましょう。特に動くようになったら、こたつ内に自分から潜り込むことが危険です。

こたつ内に顔から潜り込む赤ちゃんは、こたつから脱出するために前進しがちです。前進すると、赤ちゃんの体がすっぽりこたつ内に入ってしまいます。こたつ布団やカバーは、熱を保持するために厚めの生地を使用しているので、赤ちゃんの小さな声は目立ちません。

ちょっと隠れ家のようなこたつ空間は、子どもや赤ちゃんにとってトンネルや秘密の場所のようなものです。親がいる時から、こたつを遊びの道具にしないように心掛けてください。