e-育児top保育園に入園するまで 保育園見学のチェックポイント

保育園見学のチェックポイント

保育園見学で、ここだけは確認しておきたいチェックポイントを、わかりやすく説明します。

パパと赤ちゃん

2020/12/23

保育園見学で、ここだけは確認しておきたいチェックポイントを、わかりやすく説明します。見学は、保育の邪魔にならないように短時間で終わることもあります。あらかじめ確認したいこと、建物内で見ておきたいものを決めておきましょう。

保育園の防犯設備

見学に訪れたら、先ず門や玄関をチェックしてください。いつも扉が半開きだったり、チャイムを押しても誰も応対してくれない(子どものお世話で多忙なときもあります)など、誰でも簡単に入れてしまうのは防犯上気になりますね。

逆に応対した相手が、こちらの話しを聞いてから開けてくれる場合は、誰でも簡単に入れるわけではないと安心できます。

繁華街に面している場合は特に、いろんな人が行き来したり車や自転車の往来もあるので、子どもが勝手に飛び出せるような柵だけだったり、簡単に外に出てしまえる作りだと事故や怪我につながらないか気になります。

保育園に見学に行ったのに「どんな理由で来たのか」「予約はしているか」など聞かれると、「ただ見学したいだけなのに・・」と思うかもしれませんが、大切な子どもたちを預かっている側としては来訪者のチェックもきちんとするものです。

もしも、子どもを預けた時はこうした防犯面への取り組みはとても安心で信頼できるポイントになります。

子どもの表情

ハグ

保育園内では、保育室で一緒に遊ぶことはできないでしょうが、子どもたちがどんな表情をしているのかは必ずチェックしたいポイントです。

各自が違う遊びに夢中になっていたり、伸び伸びと声を出して動いているのは保育士が自由に遊ばせている証拠です。

保育士に飛びついたり、保育士の周りに子どもが集まるのは、子どもたちが保育士を信頼して慕っているあらわれです。

逆に、保育士の一言で整列したり黙ってしまうのは、大人から見れば協調性があっていうことを聞く子どもたちですが、裏を返せばそこまで厳しく訓練されているということです。

おもちゃやテーブルの様子

赤ちゃん

おもちゃやテーブルは、子どもが触るところなので清潔に保たれているか見てください。例えば食事の汚れが残っていたら、それを子どもが舐めてしまうかもしれません。

おもちゃは破損をチェックします。壊れているおもちゃは割れた部分が尖って、子どもの肌を傷つける恐れがあります。多くの絵本のページが破れたままだったり、バラバラになっている場合は保育士が毎日チェックしていないのかもしれません。

また、子どもが過ごす室内の床はもちろんですが、棚に物が山積みだとちょっと気になってしまいます。地震対策など、子どもたちが長く過ごす部屋が子ども目線で安全確保されているのかチェックしたいです。

保育士の雰囲気

預けた子どもと長く過ごすのは保育士です。子どもに対して笑顔で接している姿を見ると、預けても安心感があります。

逆に、あまり笑わず子どもの傍にはいるものの、一緒に遊んでいるようではない場合はちょっと心配です。

子どもに対しての接しかたでは、叱りかたに注目したいです。子どもが泣くまでヒステリックに怒ったり、罰をあたえているようようなら小さな子どもは委縮してしまう可能性があります。

ただ、危険なことや相手を傷つけるようなことに対してすぐに注意しているのは信頼できます。見学だけではわからないので、お迎えに来た保護者に聞いてみるのもよいでしょう。

お散歩・外遊びの様子

園庭があるかどうかは外からでも確かめられますね。もしもある場合は、見学時だけでなく普段も通り過ぎた際に見てください。実際にどんな遊びをしているのか、広さと人数のバランスも気になります。

もしも園庭の様子がわからない時は、見学時に見てください。1歳以上の子どもは外遊びも大切なチェックポイントです。園庭が無い場合は、お散歩や外遊びのスケジュールを確認しましょう。

天候に合わせてお散歩している場合は、いつも立ち寄る公園やお散歩コースの範囲も知りたいですね。

保育園によっては立地条件から毎日お散歩に出れないこともあるので、どんなふうに子どもに過ごしてほしいかを家庭で考えてください。

保護者への対応

見学時に説明をしてくれる相手が、質問に対して快く答えてくれるかどうかも気になります。全てが曖昧だったり面倒くさそうに対応されると、預けた後も充分な説明や信頼をもてないのではと心配です。

保護者と保育園側の連絡がこまめに取られていると、子どもの体調変化やトラブルにもすぐ対応したり相談できます。毎回連絡ノートに記入してもらっているかも知りたいポイントです。

保護者会や行事での父母参加率でも、保育園と保護者のつながりが良好かどうかみることができます。気になったら行事やイベントの様子も見学してみましょう。

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