塗り薬の使いかたと注意点

赤ちゃんの肌トラブルで処方される塗り薬の使いかたのコツと保管方法、効率的な塗りかたやママが気をつけたい注意点を説明します。

塗り薬の特徴

範囲を特定できる

赤ちゃんの塗り薬塗り薬は、赤ちゃんそれぞれの肌症状にあわせて塗る場所が異なります。飲み薬と違うのは、塗り薬は患部に直接塗布できる点です。治したい症状部分に狙いを定めて塗ることができるので。処方薬に慣れていないママも効率よく使うことができます。

下準備がない

塗り薬の場合は、薄めたり水で溶いたりといった下準備が必要ないので、場所を気にせず塗ることができます。特に赤ちゃんの肌に痒み、痛み症状があるときは定期的に塗ることが必要です。

持ち運びがラク

赤ちゃんに処方される塗り薬は、容器自体がちゃんとしているのでそのまま持っても簡単に漏れることはありません。外出時も持ち運びやすいので塗り忘れがありません。

ただ、持ち運ぶ状態によってホコリや雑菌が侵入してしまうので気をつけてください。他の塗り薬とごちゃごちゃになって間違えないように別袋にいれることをおすすめします。

ママが塗る安心感

塗り薬はどんなタイプでも、ママや家族が塗ってあげることで安心感を与えます。肌症状がつらいなかでのスキンシップは、赤ちゃんの不安や心配を落ち着かせるメリットがあります。

使用期限を忘れやすい

赤ちゃんに処方される塗り薬にも、使用期限があります。でも塗り薬は長く放置してもフタをしておけば使えそうなイメージもあります。

塗り薬の成分が変わってしまったり、薬としての効果が低下している可能性もあります。赤ちゃんの肌に思わぬ影響を及ぼすこともあるので使用期限は忘れないようにしたいです。

塗り薬の準備

ママの手指を洗う

ママの手をつかって、赤ちゃんに塗り薬を塗ります。薬をのせるママの肌も清潔にしましょう。爪に入り込まないように、爪も短くしたほうが赤ちゃんの肌にも安心です。

もしもママも手に塗り薬をのせることができないときは、お菓子作りや料理でつかうクッキングシートが便利です。

患部を清潔にする

塗り薬をつかう赤ちゃんの肌も清潔にしてください。せっかく薬を塗っても、肌表面が汚れていると効果が期待できません。お風呂上がりは薬を塗るのに適しています。せっかく塗っても入浴で流れてしまうので、医師の指示がない限りお風呂の前は塗りません。

汗をかいたときは患部を清潔に洗い流すか拭いてから、塗り薬を使用します。肌がベタベタしていると服にはりついて、塗り薬が肌に作用しません。水分は除去してから塗るように心がけましょう。

目立たない場所でパッチテスト

赤ちゃんに処方された塗り薬が、初めての成分の場合は肌の目立たない場所でパッチテストを行うと安心です。

薬といえども、赤ちゃんの肌によっては副反応で湿疹や赤みができることがあります。一部分に塗って24時間様子を見てあげましょう。塗る場所は二の腕の内側など赤ちゃんの手が触れにくい場所がおすすめです。

塗り薬のコツ

赤ちゃんに塗り薬をつかうときに押さえてほしいポイントを紹介します。処方された塗り薬は適量を守って効果的に使いたいものです。

ママの手の甲を活用

赤ちゃんに塗り薬を使用する時、一度薬をママの手にのせて量を確認します。手のひらではなく、手の甲にのせることがポイントです。そのほうが指に取りやすく雑菌も少ないからです。

手のひらに広げてしまうと、塗り薬の成分がママの手のひらに浸透してしまいます。まずは赤ちゃんの肌に薬の成分を届けるためにも、手の甲を利用しましょう。

平たく均等に塗る

赤ちゃんの肌に塗り薬を塗るときは、手のひらを平たくして伸ばすように塗りましょう。まとめて沢山塗っても成分の効果は同じようなものです。それよりも処方通りに決められた時間ごとに塗り直すことを心がけましょう。

肌に塗る場合

赤ちゃんに処方された塗り薬を肌に塗る場合は、最初に清潔にしたママの手の甲にのせます。ママの手の甲にのせることで、赤ちゃんに塗る量を目で確認しましょう。塗りすぎると肌への負担が大きくなります。医師の指示通りの量を守ってください。

塗り薬の量を確認したら、塗りたい肌部分に何箇所かにわけて置きます。これで塗りむらを減らします。広範囲に塗りたい時は、量を均等に塗ることができます。

このとき、チューブから直接出すことは避けてください。チューブの口に雑菌が付着することが心配です。

最後にママの手のひらで、優しく円を描くように伸ばします。指で触ると痛がる時や、小さな場所は綿棒を使用します。

頭皮に塗る場合

赤ちゃんの頭皮に塗り薬を塗るときは、髪をかきわけて地肌をみせてください。おでこの上や頭頂部は、仰向けに寝かせるとスムーズです。後頭部は、授乳後の抱っこの要領でママと向き合うように抱いて片手で頭を支えながら塗ります。

髪をかきわけて地肌に塗ることがポイントです。髪の上から塗ると、せっかくの効果が半減することもあります。避けることのできない産毛は押し広げるように塗ります。

赤ちゃんは汗っかきなので頭皮も汗で濡れていることが多々あります。汗の上から薬を塗ると、一部分に固まりやすく均等にうすく伸ばすことができません。理想は汗を洗い流して乾燥してから塗ることです。

赤ちゃんが触ってしまったら

誤飲赤ちゃんが塗り薬を触ってしまったら、必ずベビー用の石鹸やボディソープを泡立てて流水でしっかり洗い流してください。ふき取るだけでは、爪の隙間に残りがちです。赤ちゃんが触りやすいようなら、舐めてしまわないようにミトンをはめてください。

フタの誤飲に注意

病院から処方される塗り薬は、様子をみて対処するので大きな容器にはなりません。チューブタイプはフタが小さく、赤ちゃんが指でつまんで飲みこめるサイズがほとんどです。手のひらでギュッと握ってしまえば、ママも気がつきにくいので危険です。

赤ちゃんの誤飲を予防するためにも、チューブの塗り薬のフタは1回ごとに閉めてください。おもちゃと認識しないように手の届かない場所に保管します。

誤飲について詳しくは→