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生後2ヶ月育児の悩み

生後2ヶ月赤ちゃんの育児で悩むこと、困ってしまうこと、心配なことの例を挙げて対処方法を考えました。

シリアルを食べる赤ちゃん

2021/01/07

生後2ヶ月赤ちゃんの育児で悩むこと、困ってしまうこと、心配なことの例を挙げて対処方法を考えました。ママが気を付けたいことも、わかりやすく紹介します。

太り始めたかもしれない

生後2ヶ月赤ちゃん

生後2ヶ月にはいってから、「ぷにぷに」「ふわふわ」「ぽっちゃり」という印象を受ける赤ちゃんがたくさんいます。欲しがるだけ授乳をしているママにとっては「太らせてしまったかも!?」と不安になってしまいます。

生後2~3ヶ月頃の赤ちゃんは、生後1年間の中でも体重増加の多い時期なんです。だから、急に太ったように見えてしまいます。

つまり、ふっくらし始めたのは成長の証です。乳児健診で指導がなければ問題ありません。もしも心配な時は、母子手帳に記載されている成長グラフと照らし合わせてみましょう。

勝手に授乳量を減らしたり、粉ミルクを薄めることは厳禁です。栄養バランスが崩れたり、吸収率が悪くなって逆効果を招くことがあるからです。

急に夜中に泣きだす、病気?

生後2ヶ月頃に、夜中に急に泣きだす赤ちゃんがいます。授乳も済んで、おむつも汚れていないのにどうしてだろうと不思議になります。しかも、新生児期と比べると、泣き声もしっかりしてきているので夜中は近所の目も気になってしまいます。

生後2ヶ月の赤ちゃんは朝まで熟睡することはないと思ってください。必ず、夜中に目覚めて授乳なり抱っこなりするので、夜中に泣くこともあって当然です。

空腹など理由が見当たらずに、寝ながら泣いている時は抱っこしてあげましょう。よく聞くのは、「別の部屋に行ったら泣きやんだ」「電気の下に連れて行ったら驚いて泣きやんだ」「テレビをつけたら泣きやんだ」という話です。

もしも顔色が悪い、熱っぽい、便秘気味、泣き声があきらかに違う時は体調不良の可能性もあります。高熱、授乳(水分摂取)できないようなら夜間救急に相談してください。特に脱水症状は危険です。

パパが抱っこすると泣いてしまう

生後2ヶ月のなると視力も、物の動きを追いかけることができるまでに発達しています。だから普段から一緒にいるママの姿や声を覚えて、他と区別しています。

パパが抱っこすると泣いてしまうのは、パパが嫌いなのではなく、誰なのか判別できるようになってきている証拠です。だんだん慣れてくるので心配しないでください。

抱っこじゃないと寝てくれない

生後2ヶ月赤ちゃん

やっとベビーベッドで睡眠できる時間がとれるようになったのに、抱っこからベッドにおろすと泣きだす赤ちゃんがいます。

でも、また抱っこすると気持ち良さそうに寝てしまいます。そのため、赤ちゃんが昼寝中ずっと抱っこして腕がしびれるママもいます。

抱っこじゃないと寝てくれない場合は、お昼寝中に済ませておきたい家事が進まずイライラしがちです。でも、ママ自身を必要としている赤ちゃんを可愛いと思うのも子育て中の醍醐味です。

抱っこじゃないと眠らないのも、乳幼児期だけなのであまり焦らず、赤ちゃんの要望に答えてあげたいですね。

割りきって抱っこひもで寝かせたまま家事をする、一緒に添い寝してしまう、赤ちゃんを寝かせる場所を変えてみるなど試してください。

赤ちゃんを抱いて寝かせる時に、バスタオルやおくるみで体を包んでください。ベッドにおろしたときも、温もりが消えないので違和感を感じにくくなります。

寝かせる時は腕を抜く時と、おしりをつける時が重要です。ゆっくりゆっくり手を抜きます。腕と赤ちゃんの間にタオルを挟んでおくと汗で張りつきません。

授乳間隔が短いまま

生後2ヶ月赤ちゃんの、平均的な1回の授乳量は140~160mlです。もしも上手に飲めているようなのに、何度も母乳を欲しがっている時は、母乳が足りないことも考えてください。

母乳の出には個人差があるので、もしかしたら赤ちゃんの欲しがる量を1度に与えることができないケースもあるのです。その場合、母乳外来や産科に相談します。補うために粉ミルクを併用することもあります。

授乳間隔に悩むと母乳の出が悪くなったり、育児のストレスが溜まりがちです。授乳間隔や量、費やす時間の平均はありますが、個人差がでるものです。

ママの寝不足が限界

生後2ヶ月になると、ママは2ヶ月間育児をこなしてきたことになります。最初の1~2ヶ月は勢いで頑張ってしまいます。2ヶ月を過ぎる頃には、出産からの張り詰めていた緊張感や疲労がどっと出てきます。

生後2ヶ月頃は、ママが急に寝不足や疲労を強く感じる時期です。「でも頑張らなくちゃ」と張り切ることも大切ですが、頑張り過ぎて体調を崩したら赤ちゃんのお世話ができなくなってしまいます。

ほんの少しの休息でも、疲労やストレスが軽減されます。ときには、家事を適当にして赤ちゃんと一緒にお昼寝しながら過ごしたり、パパにお願いして1人でお買い物に行く時間を作ることも考えてください。

寝不足や疲労を我慢すると、逆に精神的な余裕を持てなくなったり、貧血、母乳の出が悪くなることが心配です。赤ちゃんのためにも、ママの休息はとっても大切です。

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