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成長記録・生後1ヶ月健診

生後1ヶ月健診の内容や持ち物、実際にママが質問したことや感じたことを紹介します。体重と身長は問題なく増加していますが、授乳の悩みが続いています。

赤ちゃんとパパとママ

2021/01/07

ゆうたくん(仮名)の生後1ヶ月健診の内容や持ち物、実際にママが質問したことや感じたことを紹介します。体重と身長は問題なく増加していますが、授乳の悩みが続いています。

服装と持ち物

生後1ヶ月赤ちゃん

生後1ヶ月健診は里帰り出産した病院に行きました。今度は小児科です。

健診は赤ちゃんを裸にするので、着脱しやすい肌着とツーウェイオールを選びました。冬だったので靴下もはかせていましたが、病院の待合室で脱がせました。

ママは内診があるので、妊婦健診と同じ服装でいきました。妊娠中よりも、赤ちゃんの着替えやおむつで荷物が多くなったので、ベビーカーがないと大変。

持ち物は母子手帳と健康保険証、赤ちゃんの乳児医療証と乳児健診無料券、おむつと着替えのロンパースと肌着、ガーゼタオルを持参しました。時間がかかるかもしれないので、おむつは多めに持参。粉ミルクと哺乳瓶は迷いましたが、産院だから授乳スペースの心配はないだろうと母乳にしました。

持参してよかったもの

赤ちゃんを抱いたときに、急にミルクを少し出したのでガーゼタオルは持参してよかったです。裸にすると赤ちゃんも不安になるし、ママも肌着を着せるのに焦ったので健診は着せやすいベビー服が1番だと思いました。

体重と身長

生後1ヶ月の体重は4820g。出生時は3810gだったので、1ヶ月で1010g増加。生後18日で4050gだったので、約2週間で770g増加。最初の2週間よりも後半の2週間の体重増加が目立ちます。

生後1ヶ月の身長は55.6㎝。体の厚みもあってしっかりとした印象です。

生後1ヶ月健診では、上手に母乳を飲めているのか不安でした。「体重が増えているので問題ない」と説明されてホッとしました。この頃の体調管理には体重の増減が大切なチェックポイントだと感じました。

頭囲と胸囲

頭囲は38.4㎝、胸囲は37.0㎝でした。抱っこしていると胸板がしっかりしている印象です。

大泉門とへそ

大泉門

頭頂部の大泉門(だいせんもん)の状態をチェックしました。生後間もなくから頭頂部のやわらかさが心配でしたが、問題がないようで安心しました。大泉門が塞がるのは1歳頃とのことです。

へその状態は問題なし。へその緒がとれて1週間以上たっています。最初はじゅくじゅくでしたが、皮膚が乾燥したようです。お風呂上りは軽くタオルで、水分を吸い取る程度にしています。

ママは、おへそのケアをしないと汚れが溜まるけれど、どこまでが刺激を与えないケアなのか心配です。おへそのケアは皮膚が柔らかくなる入浴後がよいとのことです。

原始反射の確認

原始反射(げんしはんしゃ)を確認するときは、赤ちゃんをベッドに寝かせました。

大きな音や後ろに倒すと、しがみつくように手を出すモロー反射、赤ちゃんの手のひらを触ると握ろうとする把握反射(はあくはんしゃ)、これらを先生が確認しました。

赤ちゃんの口周りをさわると、母乳を飲むときのように口を開けようとしていました。これは吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)です。

他にも歩くように片足ずつ出す原始歩行(げんしほこう)などありますが、先生はママと育児の様子を話しながらスムースに進めてくれたので、赤ちゃんも泣かなかったそうです。

K2シロップ投与

生後1ヶ月健診では赤ちゃんにビタミンK2シロップを投与します。飲ませかたが上手で、ゆうたくんが嫌がる前に素早く口に含ませてもらいました。知らない味にびっくりして固まっていました。

マンツーマンの栄養指導

吐き戻しを質問

生後1ヶ月に栄養指導は、主に授乳の回数や所要時間の確認でした。ママの母乳も量が少ないので、げっぷをしないで吐き出すと粉ミルクを追加しています。粉ミルクは40㏄飲ませていますが、ゲップが出ないので吐き出すことが多いのも気になります。

もしも、すぐに吐き出してしまったときは、またミルクを追加するべきか相談しました。一度のお腹いっぱいに飲んでいるなら無理に飲ませる必要はないそうです。赤ちゃんが飲みたがるようなら、少しずつ追加してあげるのは問題ないと指導がありました。

授乳も頻繁で1時間おきがほとんどですが、赤ちゃんが上手に飲めるようになれば次第に間隔があいてくるそうです。その場で授乳を見てもらい、抱きかたや乳首の含ませかたのアドバイスを受けました。

生後1ヶ月健診の栄養指導は5分程度でしたが、産後ずっと悩んでいた授乳量と吐き戻しの対応方法がわかって安心できました。

栄養指導に緊張

授乳での縦抱っこや口の含ませかたも、実際に見てもらいました。これで合っているのか緊張しました。栄養指導はとても勉強になりました。「こんなこと質問しても大丈夫かな」と過敏に。

個人的な感想として、会話がテキパキと進むので気を遣ったそうです。もう少し柔らかい雰囲気で話したかったです。あとで考えると栄養指導とは別に、初めての健診では優しい言葉が欲しかったのかもしれません。

ママの内診

生後1ヶ月健診はママの内診もあります。1ヶ月ぶりの内診台、回復経過は順調でした。相変わらず内診には慣れず、会陰切開のあとが痛痒かったです。

この頃には悪露も減少して、おりものがありました。悪露が多かったときは臭いも気になっていました。シャワーをしっかり浴びて、こまめにナプキンを交換することを心がけていましたが、そろそろ通常のショーツに戻れそうです。

生後1ヶ月健診の感想

授乳のタイミングがずれると、授乳だけではなくおむつ交換や寝かしつけも必要になります。予約時間には余裕をもって早めに到着すると安心です。ママ自身の内診は、少し痛みがあるので交換用のナプキンは役立ちました。

生後1ヶ月健診は赤ちゃんも健康状態も知ることができましたが、なにより育児に対する不安が緩和されたことが良かったです。

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