生後0ヶ月または新生児期の赤ちゃん。生まれたばかりの赤ちゃんは、体力も少なく肌も敏感なのでトラブル要因が沢山あります。
2021/01/07
生後0ヶ月または新生児期の赤ちゃんの育児で悩むこと、困ってしまうこと、ママが気を付けたいことを、わかりやすく紹介します。生まれたばかりの赤ちゃんは、体力も少なく肌も敏感なのでトラブル要因が沢山あります。
生後0ヶ月の赤ちゃんは泣き声も小さいので不安になってしまいます。出生体重でも体がしっかりしている赤ちゃんでも、小さくてかわいらしい泣き声だったりします。
赤ちゃんの泣き声にも個性があります。月齢を重ねるごとに甘えた泣き声や、何かを要求している泣き声を使うようになります。新生児期は小さくても、授乳時やおむつ交換で泣いているなら大丈夫です。
もしも空腹でも泣かない、顔色が悪くぐったりしている時は体力が低下して、泣きたいけれど泣けない状態なのかもしれません。脱水症状がおきると危険です。早急に医師に診断してもらいましょう。
赤ちゃんといえば天使のような笑顔をイメージするのに、産まれたばかりの赤ちゃんは泣いてばかりで戸惑ってしまうママもいるようです。
泣いてばかりの赤ちゃんを見ると「お世話の仕方が下手なのかもしれない」「赤ちゃんの気持ちがわからない」と育児に不安を感じてしまいます。
あまり泣いている時間は気にしないで大丈夫です。赤ちゃんはお話して伝えることができない代わりに、泣いて空腹など要望を伝えようとします。
だから、新生児がたくさん泣いているのはママへ伝えたいことを話している代わりです。その都度、お返事代わりに抱っこして様子を見てあげてください。
新生児は授乳間隔が短いので、慣れるまでは授乳→ゲップ→ねんねのサイクルがとても早く繰り返されます。そのため、ママは授乳が済んでもゆっくりできません。
授乳間隔があまり無いのは新生児期の特徴ですから、赤ちゃんには我慢させずに欲しがったら飲ませてあげましょう。
もともと新生児は体力が少ないので授乳の途中で疲れて眠ってしまうこともあり、思うように満腹になれないこともあるのです。
画像を見てもわかるとおり、新生児の口はとっても小さいんです。授乳も少しずつ頑張って飲みこんでいます。
育児の合間の家事が、更にママを睡眠不足にしてしまいますね。ママの体力も心配です。授乳育児を優先する時間帯を決めて、その時間帯は赤ちゃんが眠ったらママも眠ってください。
これは家事の放棄とか、怠けているわけではありません。ママと赤ちゃんにとっては選択肢の1つだと思ってください。授乳間隔が落ち着くか、慣れるまでは赤ちゃんのペースに合わせてしまいましょう。
新生児のおへそは、産後のへその緒がまだ残っています。やがてへその緒は乾燥して、ポロっと落ちます。
へその緒がついている状態では、おへそが出っ張っているように見えます。取れた後もしばらくは、出っ張っている赤ちゃんがいます。やがて形が整って、出っ張りが目立たなくなります。
おへその形は月齢が進むと収まる可能性があるので、ちょっと気になる程度なら様子を見てください。
でも、ぷっくり風船のように膨らんでいる時は「臍ヘルニア(さいへるにあ)」といって、いわゆる「でべそ」と言われている症状が疑われます。
臍ヘルニアは、治療や対処方法は赤ちゃんによって異なります。お腹の筋肉が発達すると治まる例も多いので、1歳までは様子をみる赤ちゃんもいます。それ以降も形が治らない時は医療処置が必要だと判断されやすいので、気になる時は乳児健診で診てもらいましょう。
結論から言うと、生後0ヶ月の湿疹から始まる黄色いかさぶたは乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)の可能性が高いです。
画像のように新生児の肌に赤い湿疹ができていると思ったら、やがて肌がべたついて黄色っぽいかさぶたが肌一面に貼りつきます。
外見的にも目立つので、パパやママは赤ちゃんの肌が心配になってしまいます。特に生後1ヶ月頃まで続くと、お宮参りなどの写真撮影も気になります。
乳児脂漏性湿疹かどうかは、小児科や皮膚科で診断してもらいます。赤ちゃんの肌は敏感なので、間違った薬や治療を施すと治るどころか荒れてしまうので、気をつけてください。
黄色いかさぶたは、赤ちゃん用の石鹸やボディソープで、指の腹をくるくる回して洗ってください。硬そうな時は、洗う前にベビーオイルを塗布しておきます。
洗い終わったら、柔らかいガーゼやタオルで軽く押さえるように水分をとります。かさぶたは無理にはがすと、下の柔らかい皮膚を傷つけます。出血したり、そこから雑菌が侵入するケースもあるので自然と落ちていくのを待ってください。