出産を終えた興奮が落ち着く頃、小さな赤ちゃんを見てママは母親になったことを実感します。新生児ママに芽生える色んな気持ちを紹介します。
2021/01/07
出産を終えた興奮が落ち着く頃、小さな赤ちゃんを見てママは母親になったことを実感します。勢いで乗り越えられないことが生後0ヶ月には沢山あります。新生児ママに芽生える色んな気持ちを紹介します。
新生児は手も足も、ママの手のひらに乗せても小さいサイズです。こんな小さな赤ちゃんは片手で抱いても、軽く感じてしまいます。
角のない柔らかい肌や、うとうとする寝顔を見るとママは無条件で守ってあげたくなります。
妊娠前は子どもが苦手だと思っていたママも、赤ちゃんを産むとなぜか優しい気持ちでお世話をすることができたりします。これは赤ちゃんにしか出せない、ママの母性を引き出す魅力があるからです。
赤ちゃんが一生懸命ミルクや母乳を飲む姿をみると、小さな体全身で頑張っていることに感動します。授乳が終わっただけで「頑張ったね」と褒めたくなります。
実は、頑張って飲んでいる赤ちゃんをみて感動することは、ママの体にとって良いことなんです。
赤ちゃんが母乳をのむことで、脳はさらに美味しい母乳を作ろうと指令を出します。赤ちゃんの泣き声を聞くだけで母乳が出ることもあるほどです。
母乳だけではありません。粉ミルクを使用していても、哺乳瓶から一生懸命ミルクを吸いだそうとしている姿は、ママの母性をより強くしてくれます。
10ヶ月近くをともに過ごしたり、自分が手取り足とりお世話をしている存在ですから、ママにとって赤ちゃんはとっても大切な宝物です。
ママは、自分を犠牲にしてもかまわないと思うくらい、赤ちゃんに愛情を感じます。これから先も赤ちゃんが病気をしたり、怪我を負った時は代わってあげたいと思うほどです。
赤ちゃんにはこうした母親の深い愛情が少なからず伝わるから、ママのことをとっても信頼してくれます。新生児はまだ会話もできませんが、ママの気持ちは抱っこや授乳を通して伝わっています。
ただ、赤ちゃん優先、赤ちゃん中心の生活で時には「母親って犠牲が必要なんだ」と感じてしまうこともあります。
そんな時は犠牲になることにストレスを感じてしまいがちですが、何か他のことで発散したり、育児をしていく中で自分なりの代替案を考えてみましょう。
母親になって赤ちゃんを育てるということは、責任のある大切なことです。そのぶん赤ちゃんが風邪をひいたり虫歯になった時は、親の責任を感じてしまうかもしれません。
責任を感じるということは、それだけ真剣に向き合っている証拠です。でも、なにかあると必ず赤ちゃんの親を責める人もいるし、育児においては考え方も千差万別なので思いもよらぬことで親をバッシングする人もいます。
ここで気を付けたいのは、親がバッシングされないような育て方にしてしまうことです。責任を感じれば感じるほど、万人受けする育児をしがちです。たまには安全の範囲内で赤ちゃんの主張を通して、親が責任をもつことも必要です。
あんまり責任、責任と考えると、がんじがらめの育児になってしまいます。責任をもつ育児というよりも、色んな事に誠実な育児を考えてみましょう。
母親になったら、赤ちゃんがやがて成長した時にお手本になれるような人間になりたいと思うママもいます。
こんな時、自分の今までしてきたことや失敗を悔やんだり、もっと良い仕事で良い家に住んでいたらと思うかもしれませんが、仕事も家もいつかは赤ちゃんが自分で手に入れる時がきます。
いろんなお手本がありますが、赤ちゃんが成長した時に「ママのような親になりたい」と思ってもらえるような親になれたらいいですね。
母親になると「理想の母親像ってどんな母親だろう」とかんがえることがあります。ママの考える理想の母親像は、ママにとっての理想像。赤ちゃんにとっての理想の母親とは別物だったりします。
ママにとって理想の母親は、育児雑誌に出てくるようなおしゃれなママや、ホームパーティーを開けるようなママかもしれません。でも赤ちゃんにとっての理想の母親は、いつも傍で見守ってくれるママやたくさん話を聞いてくれるママかもしれません。
だから、あんまり理想に固執せずにママと赤ちゃんが気楽に過ごせることも考えてください。