産後の1ヶ月は分刻みの授乳とねんねで体力的にハードな期間です。やっておいた方が良いこと、考えておくと良いことを簡単に確認しましょう。
2021/01/07
生後0ヶ月の間に、パパとママが考えることをわかりやすく挙げます。産後の1ヶ月は分刻みの授乳とねんねで体力的にハードな期間です。やっておいた方が良いこと、考えておくと良いことを簡単に確認しましょう。
産院を退院してからは、赤ちゃんの体調が悪くなったら家庭の判断で病院に連れていく必要があります。
新生児の体調不良は、どこまでが様子見で、どこからが病院に行くべきかの判断が曖昧です。でも体力が少ないので、症状の悪化が大人より早いところが心配です。
総合病院で出産した場合はお産をした病院に相談しますが、自宅出産や小児科のない機関で出産した時は、産後お世話になる小児科を探す必要があります。
この2点は家族で確認しておきましょう。赤ちゃんを連れてどうやって移動するのかは、移動経路も含めて決めておきます。
特に里帰り出産から帰宅したママは、近所の小児科や夜間救急を早めに確認してください。近所の口コミは実際に診察を受けている人の話なので、参考にしてください。
新生児のうちは室内で過ごすことがほとんどです。お出掛け用のベビー服よりも、毎日着るベビー服が必要です。特に肌着は、授乳やおむつ交換で汚すこともあるので、1日に何枚か使用すると考えて, 多めに揃えてください。
生後間もなくは深夜の授乳も頻繁です。完全母乳で対応する場合は、ママの睡眠時間が心配です。パパや家族で家事を1つ手伝ったり、忙しい時はやらなくても良いことを明確にしておくと安心です。
粉ミルクを使用している場合は、夜中の授乳をパパと交替できる日も相談します。大変なのは、新生児期から深夜の授乳が1回程度に減る生後6ヶ月辺りまでです。短期間なので周囲にも協力してもらえると、だいぶ助かります。
産後は1ヶ月検診まで、悪露(おろ)の様子をチェックしてください。通常の月経のように、だんだん量が減っていき最後は茶色っぽくなって終わります。
体を休ませずに無理をすると、悪露の量が増えたり急に出血することもあります。その時はお産した病院に相談してください。
産後すぐは、お産パッドで対応しますが量が減ってきたら通常の生理用ナプキンで対応してください。会陰切開の傷も完治していないので、肌に触れる部分はやさしいタッチのタイプを選ぶと安心です。
生後14日以内に役所に届ける出生届を皮きりに、赤ちゃんの保険証や扶養届、子ども手当の申請など、こちらから手続きをふまないと終わらないことが沢山あります。
ママは昼夜を問わない授乳で睡眠不足に陥っています。このような手続きは、パパがまとめて行ってくれると助かります。
これから使う育児用品の中でも数ヶ月しか使用しないものはレンタルする方法も考えます。レンタル費用と、手ごろな値段の育児用品を購入する違いは、不要になった時に片付ける場所があるかどうかです。
これから、どんどん増える育児用品を最初はレンタルで試して気に行ったら購入する方法もあります。時期によってはすぐに配達してもらえない時もあるので、決めたら早めに申し込みましょう。
マンションなどの集合住宅や、近所付き合いがある地域では「ご迷惑をおかけしますが・・」と産後の挨拶をしておいたほうが安心です。地域によっては祝い膳のお赤飯を持参します。
赤ちゃんの泣き声は、声の小さい新生児でも夜中は響いてしまいます。深夜は、起きているママの生活音も響いてしまうものです。
生後1ヶ月になる頃に、赤ちゃんの健康を願うお宮参りに出掛けます。
最近のお宮参りは、パパママが氏子(うじこ)になっている神社や、安産祈願をした神社、赤ちゃんの暮らす地域の神社など選び方は家庭によって違うようです。
神社によっては、祈祷の予約が必要だったり、参拝時間が限られている場合もあります。少し早めに確認しておくと、当日のスケジュールも立てやすくなります。