食育(しょくいく)

食育とは、食事を通して栄養補給以外にも精神的な成長を促す事。
食育は赤ちゃんから大人までが食の文化や伝統、知識の継承を学びます。
食育を通して、自らが正しい判断で食を選ぶと同時にに人間的な成長を目指します。

食育基本法

食育に関する法律では、食育基本法が近年成立されました。

食育基本法は、平成16年の第159国会にて提出されました。
翌の平成17年6月10日に成立、7月15日施行されました。

食育基本法では食事を栄養摂取目的だけではなく、生涯の豊かな人間形成に繋がるものと考え、食育を通して健全な心身と精神を育む事を目的としています。

◇詳しくは、内閣府食育基本法

食をめぐる問題

最近は生活習慣の多様化により、食の重要性も忘れがちです。
以下の問題は、近年の食育に問題提起を投げかけていると考えられます。

・子供も含めた肥満の増加。
・若者の必要以上の痩身思考。
・外食やインスタントに頼った食生活。
・糖尿病などの生活習慣病の増加。
・食物の国内生産を省いた海外への依存。
・生活サイクルの多様化による家族団らんの時間不足。
・メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の浸透。

赤ちゃんから始める食育

赤ちゃんの頃から、食育は心がける事ができます。
赤ちゃんが生まれて最初に口にする母乳やミルクの与え方に気を付けます。

・まだ話さない赤ちゃんにも「いただきます」等の声掛けを。
・離乳食は手作りを心がけ、その子にあった味付けを考える。
・授乳期も離乳期も、出来る限り家族の食事の場にも参加させる。
・赤ちゃんだけ食事の時間がずれても、傍で付き合って孤食を避ける。
・ただ食べるだけではなく、形や色の工夫で食事への興味をもたせる。

・妊娠中は胎内へ、授乳期は母乳へ栄養が移行します。忙しさでおざなりになりがちな母親自身の食生活も見直しましょう。

・卒乳した後も、家族の食生活は親の影響を強く受けます。忙しくてもバランスよく食事する事の大切さを教えてあげましょう。

孤食とは

孤食とは、文字の通り孤独な食生活を指します。

最近は様々な生活スタイルの提案によって、食事時間もばらばらになりがちです。子供の場合は親の予定に合わせた食事が多く、朝ごはんや夕御飯を1人で食べている子供もいるそうです。

孤食は食への関心を低下させ、コミュニケーション不足に陥りがち。
赤ちゃんのうちから、家族で食卓を囲む機会を逃さないようにしたいものです。

赤ちゃんのおやつ

赤ちゃんは離乳期になると、少しずつ乳児用のおやつも食べるかもしれません。
次第に色々な味付けを覚えたり、友達の食べているものを見るようになります。
スナック菓子や飲料も興味を持って食べたがりますが、添加物には注意しましょう。

多くのスナック菓子には、カルシウムの摂取を妨げるリン酸が含まれています。
更に、あまり噛まずに大量の糖分を摂取するので情緒不安定になる事も。
糖分は大切なエネルギー源ですが、スナック菓子に含まれる糖はあまり働き者ではありません。

手作りや果物、ちょっと形を作ったおにぎり等もおやつに取り入れて、市販のスナック菓子をお休みする日を作る事も子供への食育に繋がります。