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夏ベビー服の保管と処分方法

赤ちゃんの夏服の保管方法と、無駄なく処分するコツをわかりやすく紹介します。

離乳食初期

2020/12/19

赤ちゃんの夏服の保管方法と、無駄なく処分するコツをわかりやすく紹介します。ベビー服の保管で心配なことは、あとから出てくるミルク染みや変色です。ベビー服保管期間中にサイズアウト、おさがりの当てがなく保管しっぱなし、1年経ったらシミだらけになっている失敗も多いようです。

保管と処分を分別

ベビー服

保管しておきたいベビー服と、処分してしまうものを2つの箱にいれると、どうしても保管が多くなってしまうことがあります。

「柄が好きだから」「似合っていたから」「お宮参りに着ただけだから」など気に入る理由があるはずです。なかには値段が高かったり、予約して購入したものだから捨てるのは惜しいと思うベビー服もあります。

そんな理由を深く考えていると、愛着もわいて、ほとんどのベビー服を保管することになります。だから、先ずはその服を見て、ぱっと思いついた通りに分別していきましょう。

ベビー服を捨てるか迷う

迷った時は下を参考に決めてみましょう。

いつ着るかわからない→結局保管しても、次も出番があるのかわかりません。もしもお下がりを渡せるなら、保管せずに譲ることも考えましょう。

綺麗だけど着ずらかった→サイズアウトしなくても、おそらく次も着にくいと感じるでしょう。美品、ブランド服はリサイクルショップやネットオークション、フリーマーケットにも出せますがシーズンオフだとなかなか売れないこともあります。

ミルクでいっぱい汚した→白系の生地の場合はシミが出る可能性も高いです。洗濯したら綺麗だったのに1年後はシミだらけ・・というケースも多いです。煮沸か漂泊洗剤で完全に汚れを落として保管することが必要です。それでも変色する場合があります。

来年はサイズアウト→秋冬で重ね着できるもの、美品で下の子が着るものだけ残します。

思い出の服→思い出のあるベビー服(誕生日や気に入っていた服)はなかなか捨てにくいかもしれません。汚れ具合も軽いとなおさらです。

お気に入り服がサイズアウト

ベビー服

お気に入りのベビー服がサイズアウトしたら、「捨てるのはもったいない」「手元に残しておきたい」と思うものです。もちろん原型のまま保管したい時は、大切に保管しておきましょう。

赤ちゃんに着せることはできないので、形を変えて残す方法を紹介します。よく聞くのは、掃除につかう二次利用です。でも、お気に入りの服を掃除に使うのはなんとなく嫌だという時は形を変えて、赤ちゃんのために。

まず簡単なのは、ぬいぐるみに着せてしまうこと。これなら、赤ちゃんのそばに残しておくことができます。でも、よだれで汚れることは覚悟しましょう。もっと器用なら小さい人形の服に作りかえることも。

もう1つは二次利用することです。幾つかに折って長方形や正方形にしたら、周囲を縫えばフキンになります。特にガーゼ素材は活躍します。

生地がきれいなら、背中部分など切り抜いて角を丸く周囲を縫います。これを沢山作ってつなげて、ティッシュの空き箱に入れたらおもちゃ代わりにもなります。

ベビー服の保管方法

ベビー服を保管するときに、絶対気をつけてほしい基本を3つ説明します。ちょっと面倒なときもあるかもしれませんが、保管中に変色や劣化を防ぐためにひと手間気をつけてみましょう。

必ず洗濯する

ベビー服は保管前に必ず洗濯します。「洗濯してからしばらく着ていないから大丈夫!」と思っているベビー服も、もう一度洗うことをおすすめします。夏は着ていなくても、湿気や見えない汗染みが残るものです。

見た目は綺麗でも、たくさん着回したベビー服やミルク汚れや離乳食で汚してしまった襟元や袖口は、衣類用の漂白剤につけてから洗濯します。

汚れとは別に匂いが気になるベビー服は綿やガーゼ素材なら、最初に煮沸消毒します。匂いを取りやすく、汚れも除きやすくします。熱いので、充分時間をおいてから取り出しましょう。ただし、飾りがついていると熱で変形する危険があるので飾り付きのベビー服には不向きです。

ドレスなど特殊な生地やデザインのベビー服を保管するときはクリーニング店で汗染み抜きをお願いすると安心です。

しっかり乾燥させる

生乾きだったり、なんとなくカラッと乾いていないベビー服はしっかり乾燥させましょう。晴れた日に外干しでカラッと乾かすか、乾燥機や除湿器を使って乾かしましょう。

生乾きで臭いがでてしまったら、消臭剤でごまかして保管するのではなく、もう一度洗濯して乾燥させます。臭いが発生する服は、目には見えませんが雑菌が繁殖している可能性が高いからです。

もしも完全に乾燥していないまま箱や収納ケースにいれてしまうと、一緒に収納した他の服にも雑菌やカビが移ることがあります。シミもできやすいので、カラッとさせてから保管してください。

防虫・湿気対策

ベビー服を保管できる状態にしたら、防虫対策をします。段ボールでもタンスでも防虫シートを敷くと簡単です。固形の防虫剤の中には独特な匂いの商品もあります。着用前には洗濯すると考えて使用しましょう。

赤ちゃんの衣類に使用する防虫剤が心配な場合は、合成剤不使用で植物由来(ヒノキやハーブ)の防虫剤もあります。

そして忘れがちなのが、収納場所の換気です。片付けたら来シーズンまで放置しがちですが、たまには空気を入れ替えて湿気やホコリの溜まり場にならないように心掛けましょう。

もしもクローゼットでハンガーかけ収納しておきたい時は、専用の衣類カバーや清潔なガーゼタオル、手ぬぐいなどで肩部分が焼けないように予防します。

ベビー服の圧縮収納

ベビー服や布団はかさばるから、圧縮して収納すれば場所をとりません。ただし、しっかり密封しないと意味がありません。ここでもしっかり洗濯・しっかり乾燥が大切です。

また、圧縮すると「何がどこにあるのかわからなくなった」「ぱっと見てどの服かわからなくて着なくなった」なんてこともあります。袋にはわかるようにサイズや特徴を書いておきましょう。

圧縮したベビー服は、シワシワになりがちです。ポリエステルやサテン生地でシワが残りやすい服は注意してください。

ベビー服の保管場所

風通しの良い場所・・・日が当たるのに風通しが悪いと、収納容器のなかは蒸れてしまいます。

湿気のたまりにくい環境・・・・クローゼットや収納場所の換気を心がけましょう。湿気が心配なときは、すのこを下に敷きます。

取り出せる場所・・・面倒になって上に物を置きはじめると、下のほうになった収納容器を取り出す気にもなりません。シーズンごとに必要になるものを、まとめて置いておけばラクです。

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