ママは疲れたら、ひとりで全てやろうと無理をしないことです。1番優先しなければいけないことだけを、先ずは対処しましょう。
2020/12/25
産後は、めまぐるしい生活環境の変化に、昼夜を問わず繰り返す収入とおむつ交換が続きます。母親は出産の疲れが取れないまま赤ちゃん中心の生活を送ることになるので疲労が蓄積されやすくなります。
この状態が続くと産後うつと診断されて、症状が悪化する心配が出てきます。母親にとっては自分の限界を察知して誰かに助けを求めたり、ゆっくり休み時間を作ることも大切な時期です。
多くは、それまで自由だった部分に制約がついて自分中心の生活ができなくなることから始まります。赤ちゃんに対する愛情はあるのに、お世話をせればするほど疲労を溜めていっていまう生活が、これからも続くかと思うと気分が滅入ってしまうことがあります。
特に最初は買い物にも行けないので、家事を完璧にこなしたいと思っても上手くいかないことが多く、ストレスが溜まります。この時期は室内で過ごすことが多いので、相談できる話し相手がいない為、孤立感を感じることがあります。
ずっと家にいて人と接する機会が少なく、不満や気持ちをぶつける場所がないというのもストレスが蓄積されてしまう原因です。
産後うつは出産後に現れ、長くて1年ほど悩まされる症状です。だいたいお宮参りが終わって一息つく頃に症状が出始めます。それまでは授乳やおむつ交換、お宮参りや内祝いの支度で慌ただしかった生活が落ち着くと、自分の周囲や家庭内のことが目につくようになります。
そして、多くの母親が産後うつにかかっている自分に気が付かない特徴があります。マタニティーブルーと混同しがちですが、産後うつの方が症状のでる期間が長く、一過性で終わらない場合がほとんどです。
里帰り出産や、最初は実家に帰っていた母子が自宅に帰って2人の生活をスタートする場合は、それまで助けてもらっていた母親の援助がなくなることも関係しているでしょう。
産後間もなくは疲労も溜まり、体力の消耗も激しい時期です。ママは疲れたら、ひとりで全てやろうと無理をしないことです。1番優先しなければいけないことだけを、先ずは対処しましょう。他のことはその後で考えるとして、ひとつひとつ対処していくように考えます。
その日に必ずやっておかなければいけないことだけを優先しましょう。そして赤ちゃんのお世話で睡眠不足や疲労を感じた時は、家事は1日お休みしてゆっくり休むくらいの心構えでゆったりと過ごします。
赤ちゃんにとってママが1番大切な存在です、泣き声は話しかけているようなものです。いつもいつも、泣いてばかりいると考えずに、沢山話しかけたいんだと捉えてみましょう。
赤ちゃんはママの表情や雰囲気で喜怒哀楽を感じることがあると言われています。些細なことでも話しかけてコミュニケーションがとれれば1人じゃないと思えるようになるでしょう。