赤ちゃんが鼻水で眠れないときの対処法

赤ちゃんの鼻水が止まらなくて寝苦しい、鼻づまりで眠りが浅い、うとうとしても寝かせると鼻がつまって起きてしまうときの対処方法をやさしく説明します。

赤ちゃんの鼻づまり原因

赤ちゃん鼻がつまる原因は気温変化やアレルギー反応、鼻腔の形など人それぞれです。赤ちゃんの鼻づまりに関してもいくつかの原因が考えられます。

赤ちゃんにとって、鼻水は厄介なものですが、実際は体内に侵入しようとするウイルスへの最初の防衛手段でもあります。風邪などのウイルスが鼻から体内に侵入して、体がウイルスを撃退しようと一時的に鼻水を出して、鼻から侵入しようとするウイルスを外に流しだそうとします。

ところが赤ちゃんは鼻水を自分で吸ったり出したりすることが難しいので、呼吸しにくく不快になります。この状態が長く続くと、外に流れきっていない鼻水が乾燥して固まり、ますます鼻の入り口が狭くなります。

赤ちゃんは寝ている時間が多いので、大人のように鼻水が下に流れ出ず、鼻の中に停滞してしまうのも鼻づまりしやすい原因です。さらに自分で鼻水を拭き取ったり、鼻をかむことができないので不快に思いつつも、改善できないのでかわいそうです。

特に新生児や生後3ケ月までの赤ちゃんは、口呼吸ができずに鼻呼吸がメインなので鼻づまりは早めに解消してあげたいです。

部屋を加湿する

赤ちゃんの鼻水は乾燥した空気でかたまって、鼻づまりをひきおこします。大人にも当てはまる症状ですが、鼻水がかたまると鼻の中の空気の通り道が塞がれるので、眠っていると息苦しくなります。特に仰向けになると鼻水が奥にたまりやすいので苦しくなります。

鼻水をかたまらせない方法がいくつもありますが、長時間の環境管理には加湿がおすすめです。加湿器や濡れタオルで、部屋の空気が乾燥しないようにしましょう。加湿の目安は湿度50%~60%程度です。慣れるまでは室温計が便利です。

暖房をつけていると、「部屋が暖かいから大丈夫」と加湿の必要性がわからないこともあります。例えば洗濯物を室内干すことも有効ですが、すぐに洗濯物が乾くということは部屋が暖かく乾燥しやすい状態だから加湿も必要だというサインです。

縦抱っこ

縦抱っこは、赤ちゃんが鼻水によって不機嫌になったときの寝ぐずり対策としては有効です。鼻づまりが原因でうとうとしても目覚めてしまうときは、縦抱っこで鼻詰まりしにくい態勢にします。横抱っこよりも縦抱っこのほうが鼻水が流れやすいので、入眠しやすくなります。ただし鼻水を除去しているわけではないこと、鼻水がでやすい環境のままでは眠った後に鼻づまりで目覚めることもあります。

鼻水吸引器

赤ちゃんは鼻水が止まらなくても、上手に鼻をかむことができません。鼻水吸引器は鼻腔内に溜まってしまった鼻水を取り除くアイテムです。家庭でママが簡単にできるのでホームケアに便利です。商品によって「鼻水吸引器」「鼻水吸い取り器」などの名称があり、電動タイプもあります。

鼻水吸引器に関しては、チューブタイプを実際に使ってみたら赤ちゃんが嫌がって顔を動かすので、チューブを鼻につけることが大変だったり、ママが吸い取るタイミングに慣れるまで時間がかかりそうです。はじめて鼻水吸引器を試すママが選びやすい商品も多いです。

スポイト方式のポンプタイプは、わりと固定しやすく一度の吸引量もあるので鼻水が多いときには便利です。電動式は吸い取る力を考慮せずに済むので、鼻水の出やすい赤ちゃんや鼻水で夜中に起きてしまうときに便利です。

粘り気のある鼻水は綿棒

赤ちゃんの鼻水が鼻の入り口付近を塞いでいるとき、粘り気があるとなかなか外に流れ出ません。そんな時は鼻の入り口に綿棒をつけて、鼻水を絡めとるようにクルクル回してください。鼻の入り口だけに鼻水が溜まっているときに有効です。

赤ちゃんの鼻の中に綿棒をいれて鼻水を出したり、くしゃみをさせる方法もありますが、赤ちゃんが嫌がって顔を動かして鼻腔内を傷つけたり、思わぬ事故や怪我を誘引することもあるので危険です。綿棒を活用して鼻水をとるのは鼻の入り口だけにしましょう。

熱や咳がある場合の対処方法

赤ちゃんの鼻水で眠れないとき、体が熱っぽかったり咳きこむ症状も出ていたら早めに病院で診てもらってください。気温や湿度による反応で出る鼻水と違って、ウイルスの影響で出る鼻水は放置していると他症状を引き起こします。

病院に行く目安の1つに鼻水の色があります。気温変化や環境で出る生理的な鼻水は無色透明で水っぽいのが特徴です。対してウイルスに反応している鼻水は黄色く粘り気もでやすい傾向です。

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