産後ママが心配な鉄分不足

肉と野菜

産後のママには鉄分が必要です。妊娠後期も鉄分不足の妊婦さんが多いので、産後も改善されないママが多くいます。鉄分の大切な役割と、産後の鉄分不足の症状チェックをわかりやすく紹介します。

ads

鉄分の主な働き

  1. 免疫力アップ。
  2. 記憶力をアップさせる。
  3. 体内に酸素を行き渡らせるお手伝い。
  4. たんぱく質合成を手伝い体温を上げる(冷え予防)。
  5. 月経を正常に継続させる。

鉄分は、たんぱく質の合成に関わったり、赤血球でヘモグロビンを構成して体内に新鮮な酸素を届けたり、見えない部分で女性の体をサポートしてくれています。

特にママにとって鉄分は、妊娠時は妊娠を継続し、産後は月経再開をサポートしてくれる栄養素なので産前産後に意識してほしい栄養素です。

年齢に関係なく覚えてほしい鉄分の役割は「免疫力アップ」です。私たちの体には免疫細胞(めんえきさいぼう)があります。免疫細胞は体内に侵入してきた、有害なウイルスを細菌を防いでくれます。

この免疫細胞を体内で維持して活動させるためには、鉄分が必要です。実は私たちの周りには毎日たくさんのウイルスや細菌が漂っています。毎日感染する可能性が高いのに、感染しないのは免疫細胞が働いてくれているからです。

産後の鉄分不足原因

産後ママ

  1. 買い物に行けずメニューが偏る。
  2. 調理時間が長くとれない。
  3. 手早く食べられる料理が決まってしまう。
  4. 栄養バランスを考える暇はない。
  5. 自分のことは二の次。

産後の鉄分不足の根本的な原因は、育児の忙しさではないでしょうか。献立を考えたり、栄養バランスを考えることよりも、赤ちゃんを抱っこしながら簡単に食べることができる料理を重宝しがちです。

買い物も時間が限られていたり、天候によっては出掛けられない日もあって予定通りに買いそろえることができないこともあります。

ただ、鉄分に限らず栄養素を毎日気にしていると、栄養バランスがうまく取れなかった日はガッカリしてしまいます。鉄分不足の原因がわかりながらも、改善できないのが産後の難しい悩みです。

鉄分不足の症状

鉄分不足鉄分が不足すると、妊娠・出産に関係なく鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)が心配です。急に目まいがしたり、クラクラしてしまいます。

普段から貧血気味で、妊娠後期も鉄分が足りないと指摘を受けたママは、産後も貧血になりやすいので気を付けてください。

産後は赤ちゃんの授乳や寝かしつけで、充分な睡眠が取れません。睡眠不足が続くと、貧血のきっかけになります。赤ちゃんを抱っこしたままフラフラしたら、ママも赤ちゃんも危険です。

産後に月経が再開した時、鉄分不足だと周期が乱れたり月経日数が少なくなる可能性があります。それだけ鉄分は、月経などの体調に影響するのです。もしも、産後の月経周期が乱れていたら、鉄分をはじめとする栄養を摂取できているか見直しましょう。

簡単な鉄分不足チェック

簡単に鉄分不足の可能性があるかどうかチェックしてみましょう。気になる項目があった時は、食生活を見直すきっかけにしてください。

  1. 顔色が青白く、頬に色味がない気がする。
  2. 休息をとってもだるさが残る。
  3. 舌が赤くただれて、違和感がある。
  4. 爪のカーブがへこんだスプーン状。
  5. 口角炎ができやすい。
  6. 貧血でフラフラする。
  7. 風邪やウイルスに感染しやすくなった。
  8. 息切れや体力の低下が目立つ。

口角炎(こうかくえん)は唇の端に炎症を起こします。口を開いた時に唇の脇が引っ張られるように痛くなります。悪化すると、大きく口を開いた時に皮膚に亀裂が入って血が出ることもあります。

口角炎の亀裂が、かさぶたになると見た目も気になってしまいます。ビタミン不足と考える場合もありますが、鉄分不足でも口角炎は起こります。

産後は赤ちゃんを優先して、自分自身のことは全く気にかけることができないママもいます。でも、これらの項目に当てはまる数が多い時は、鉄分だけにこだわらず「自分の体をいたわって休息させる」ことも考えましょう。ママの健康が、赤ちゃんにとっても大切だからです。

鉄分の多い食品リストについてはこちら→

鉄分の多い食品リスト
産後の女性の体に必要な鉄分を多く含んだ食品と、その特徴をわかりやすく解説します。産後はママの体調管理がとっても大切です。育児の合間でも栄養摂取が進むように、食べやすくするためのコツも紹介します。なぜか鉄分を多く含む食品は、好んで沢山食べ...